こんにちは!ボストン留学中のアリスです。
アメリカ留学、特に長期で留学する方で「アルバイトをしたい!」という方もいますよね?
今回はアメリカ留学中のアルバイトについて詳しく紹介します!
アメリカ留学中のアルバイトは、一切禁止だと思っていませんか?
日本人がアメリカ留学中にアルバイトをする場合、アルバイトができる人とできない人に分かれます。
また、アルバイトができたとしても条件がある場合が多いです。
ですが、アメリカでの留学生のアルバイト事情がわかっていれば、少しでもお金を稼くことが可能になります。
また「アルバイト」という名のものでなくても、お小遣い稼ぎやお金を得る方法もあります。
この記事ではアメリカ留学中のアルバイト事情から、履歴書の書き方まで一つずつ説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。
なぜアメリカ留学中にアルバイトがダメ・禁止と言われるのか
「アメリカ留学中のバイト禁止!」「違法バイトができる!」などと言っているサイトを見かけませんか?
実際にはそうではありません。
アメリカ合衆国市民権・移民局(以下、移民局)の情報にはこのようなことは決して書かれていないのです。
そこで、まずはじめにアメリカでのアルバイトが禁止と言われる3つの理由をピックアップしていきます。
1. F-1ビザ、M-1ビザ以外のビザだから
禁止であると言われる一つ目の理由は、留学のビザが F-1やM-1 ビザでない場合です。
アメリカでの留学が3ヶ月以内だと、ESTAと呼ばれる旅行用のビザ免除サービスで渡航できます。
しかしESTAで滞在している場合、飲食店などでのアルバイトはもちろん、F-1ビザのように学内でのアルバイトも許可されていません。
あくまでも旅行をするための渡米許可なので、利益を生むことになるアルバイトの許可はおりないのです。
2. 留学先が大学ではなく語学学校だから
ふたつ目の理由として、語学学校へ留学することを前提にアメリカのアルバイト情報をまとめているサイトが多いからです。
実際にはアメリカへ留学するときには、いくつかの留学形式があります。
- 語学学校への留学
- アメリカの大学へ短期・長期留学
- アメリカの大学進学
- 大学院留学
一週間といった短期留学もあれば、数年にわたって留学することも可能ですし、アカデミックな留学、そうでない留学も存在します。
語学学校へ留学するとESTAで渡米できてしまうものが多いため、ビザの関係上どんな就労も禁止となってしまうのです。
また、語学学校でF-1ビザを所持している生徒でも、語学学校によっては労働が禁止というルールが独自であるそうです。
参照)Kaplan
これらの理由でアメリカ留学中のアルバイトが禁止されていることもあるので、きっちりと確認をとっておきましょう。
3. 自由にアルバイトがしたいという留学生がいるから
学生ビザのF-1やM-1はアルバイトができるビザですが、できるアルバイトに制限があります。
アメリカ留学について調べている時に「違法バイト」というキーワードを見たことはありませんか?
これは「学内のアルバイトでは物足りない」「自由にバイトを選びたい」などの思いがあって、裏でアルバイトをしたい学生が調べているのだと思います。
しかし、F-1の学生ビザの趣旨は英語を学び、英語で学ぶこと。
M-1の学生ビザは技術や知識を学ぶこと。
どちらのビザも、日本の大学に在学しているときの感覚でアルバイトをすることはできません。
これは留学生でなくともアメリカ人の学生でも同じ条件が適応されていて、学内でのアルバイトをする場合は原則、週20時間以内の勤務になります。
本職は学生なので、働くことよりも勉学に励むことが大切だとされているのです。
また、単純にアメリカ国籍でない外国人に仕事を取られると危険という、雇用を取られないための目的もあって学外のバイトは禁止されているとも言われています。
考え方としては日本の学生ができるバイトをすべて外国人に持って行かれてしまうことを恐れている、というわけです。
そのため許可なく学外でバイトをしてしまうと強制送還もありえます、注意しましょう。
アメリカ留学中にアルバイト・お金を稼ぐことが可能な2種類のビザ
ここでいう留学の定義は3ヶ月以上のもの、つまりESTA(観光用のビザ免除プログラム)ではできない留学のことを示します。
3ヶ月以内のESTAを使った留学の間、アルバイトをすることは禁止です。
そこで学生が取得でき、留学中にアルバイトやお金を稼ぐのが可能な2種類のビザを紹介していきます。
F-1ビザ(学生ビザ)
一つ目はF-1ビザと言われるもの。
通称「学生ビザ」。
この学生ビザは留学者が言語習得・アカデミックなことを目的とし、留学する場合に取得するビザになります。
申し込む人は F-1 ビザの受け入れを行っている学校(SEVP 認可の学校)で授業を受ける事が前提になっています。
アメリカの大学へ留学する場合、フルタイムと言って12単位以上(18時間以上)受講する人を対象にしているビザです。※さらに詳しい情報については【保存版】アメリカ学生ビザ(F-1)の取得方法!をご覧ください。
この F-1 ビザを取得した学生は、学内でのアルバイトが許可されています。
また、大きい学校だと複数のキャンパスを持っていることがあり、他のキャンパスでもアルバイトが可能です。
しかし、条件は週に20時間以内の労働と限られています。
また、学校外でのアルバイトを希望する場合は専攻に関連していて、さらに学校に申請をして許可をもらわなければなりません。
学校外のアルバイトに関しては、許可がおりないことが多いそうです。
ですが留学から1年経てば、学外での有給インターンやトレーニング、CPT や OPT と言われるものを申請することが可能になります。
※CPT・OPTに関するさらに詳しい情報はこの後の<留学が一年を経過する人必見>申請すれば給料がもらえるCPT・OPTとは?をご覧ください
M-1ビザ(専門職ビザ)
こちらのビザは職業の専門知識や技術を学ぶことを趣旨としたもの。
学生ビザと違うのは、学問を学ぶための留学ではないところです。
このビザで渡米する留学生は専門学校でトレーニングをすることが目的とされており、F-1の学生のように学内のアルバイトでお給料をもらうことはできません。
しかし、学校での職業訓練を終えた後に専門と関連する有給のトレーニング(PT)の許可を申請することが可能で、実習を通して給料をもらうことができます。
アメリカの学内のアルバイト事情について
F-1ビザで留学する留学生は、学内のアルバイトができると紹介しました。
アメリカの学内のアルバイトは思っているよりもバラエティーに富んでいます。
外部からの人を雇うぐらいなら「州の最低賃金で雇える学生を使おう」ということもあり、学校内の多くの役職を生徒が担っているのです。
人気のアルバイト一覧
アメリカの大学でのアルバイトでは一般的にはこのようなものがあります。
- Cafe/Caffeteria staff (カフェ店員、食堂の配膳係)
- Cashier(売店のレジ)
- Front desk(ジムや寮の受付など)
- ゴミの回収
- Office Assistant (各部署のアシスタント)
- Tutor / TA(他の生徒に勉強を教える・先生の手伝い)
- Research Assistant (研究補助)
- ITヘルプデスク(ネット接続の解決など)
- Mail room attendant(郵便の手分け係)
学内でいろいろな役割を果たしていることがわかりますね。
また、このほかにも学校によっては個性的なアルバイトもあるんだとか。
わたしの大学では上記のアルバイト以外にも、イベント時のカメラマンのバイトや美術室の補助などといった仕事もありましたよ。
アメリカでのアルバイトの時給は、大学がある州の最低賃金
アメリカの学内アルバイトの時給は、だいたい州の最低賃金になります。
私が通っている学校のアルバイト情報を見ると、すべてマサチューセッツ州内の最低賃金$11か、スキルの必要な職種は$11.50となっていました。
ボストンは好立地で物価も高いため最低賃金は$11。
日本円に換算すると、1,200円と時給は高めになっています。
20時間めい一杯働けば週に220ドル(25,000円)稼ぐことが可能です。
しかし20時間きっちり働ける訳ではないし、$11なんて一食の外食をするとすぐになくなってしまいます…
(貯金をするのって難しい…)
州ごとに最低賃金は異なるため、確認しておくことをオススメします。
※各州の賃金が気になる方はNCSLのサイトを確認しましょう。
政府が出している最低賃金のデータとなっています。
アメリカ留学中のアルバイトに確実に受かる方法
学内のアルバイトしか許可されていない F-1ビザの学生たち。
ここで不利になることは、競争率があることです。
学内でお金を稼ぐのは比較的楽で、多くの学生がアルバイトを求めるので競争率は高くなってしまいます。
また、外でアルバイトができないので、必然的に学内のアルバイトを求める学生が増えてしまうのです…。
ですが準備さえできていたら、学内でのバイトに受かる可能性は十分あると思います。
こまめにアルバイト情報を確認する
学内のアルバイトはとても需要があります。
それは、事務やスタッフなどの役割の多くを学生が担っているから。
学内で働く学生はもちろん勉強もしているので、スケジュールなどにより時間を変更したり、シフトを減らすことも珍しくありません。
そのため不定期でバイトに空きが生じたりもするのです。
少ない時間であっても、空き情報をこまめにチェックしておくとアルバイトに応募できるチャンスが増えます。
アルバイト情報をチェックするには学内のサイトから確認すること
アメリカでは学生専用の学内ポータルが存在します。
ネットで成績や授業を確認することができるサイトがあって、アルバイト情報も載せている専用のポータルもある学校がほとんどです。
私の学校のはこのような感じ。
日本でアルバイトを探すときの求人情報サイトと似たものになります。
そして、この画面では左側の Job & Internships というタブからアルバイトを見つけることができます。
すごいですよね。各学校にこのようなシステムに設備投資している…
可能なら留学前にバイト応募すること!そしてたくさん応募すること!
わたしが自分の学校の求人サイトを見て、気づいたことがあります。
一つ目は、多くのアルバイトは学期の始まる前からすでに応募を受け付けていて、学校が始まると締め切られることが多かったこと。
これは生徒を早めに雇って、学校がはじまってすぐに研修のスケジュールを円滑に決めるためです。
また、新しい学期を迎えると学生のスケジュールが変わるため、雇いなおす部署がほとんどだからでもあります。
そのため、可能であれば新学期がはじまる前や、始まってすぐに応募や履歴書を提出することをオススメします。
「採用の時期を知りたい!」という人は、学校の Career Center(キャリア部)に自分が留学生であること事情を説明して、メールをしてみるといいかもしれません。
アルバイトの募集に使われている専門用語を理解する
「応募を早くした方がいいと言われても…」
「何が必要なんかわからん…」
「求人の条件とかで使われている言葉がわからへん…」
という悩みが出てくるのではないでしょうか。
そこで、求人サイトを理解するのに必要な単語を紹介していきたいと思います。
アメリカのアルバイト募集を理解するのに必要な単語集
Part-time | パートタイム。アルバイトのこと。 この言葉が表記された仕事に応募しよう! |
---|---|
Full-time | フルタイムの仕事のこと。 ※CPT・OPT・PTを申請した場合のみ |
On Campus | 学校内のアルバイトのこと ※M-1 留学生はできません |
Off Campus | 学校外のアルバイト・仕事のこと ※学校から許可があれば F-1, M-1 留学生はできます |
Job posting | 採用中のアルバイトのこと |
Job opening | |
Posting Date | 採用情報が公開された日にち |
Job description | 仕事の内容が細かく書かれている部分。 仕事で任される内容も書かれていたりする。 |
Responsibilities | |
Approximate Hours Per Week | 一週間の勤務時間 |
Duration | 雇われる期間(留学生だということを説明して担当者に相談してみること) |
Skill | 仕事を通して身につくスキル |
Qualifications | そのアルバイトに満たさないと応募できない条件(能力・技能など) |
Requirements | |
Documents | 必要なドキュメント(履歴書など) |
Compensation | 支払われるお金 (時給の表示の仕方:$〇〇 / hr ) |
Hourly rates |
アルバイトに関しての質問は3つの部署に行って聞いてみよう
単語が理解できたとしても、留学生もアルバイト対象なのか、必要書類が何なのか、わからなくなったりしますよね。
そんな時に、学校で訪れるべき部署が3つあります。
- Career Center(キャリア部)
- 学内のバイト情報を管理している部署。
それ以外にも面接の対策や履歴書の添削もしてくれる。
- Student Services(学生サービス・ヘルプデスク)
- 学内に情報を発信したり、学生が迷ったらとりあえず訪れる、サポートを目的とした部署。
アルバイトを紹介してくれることもある。
- Student Employment(学生雇用部署)
- 学生の雇用の情報を管理しているところ。
必要な書類などを提出する場で、留学生の必要なドキュメントも指示してくれる。
学校によっても違いはありますが、だいたいの学校にはこれらの部署が一つ以上は存在します。
どの部署も生徒の手助けになりたいと思っているので、気軽に質問しに行きましょう!
アルバイトに必要な履歴書の書き方を理解する
次にアルバイトに応募するのに必要な、履歴書についてです。
アメリカのアルバイトは日本と同様に履歴書を求めるところがほとんど。
でも、アメリカの履歴書は日本のものとまったく違います。
アメリカではとくに履歴書の形式はないものの、手書きは原則NGです。
パソコンで作成することが前提なので、自分が書いていて簡潔で見やすいものを作る事が最大のポイントとなってきます。
そこで履歴書サンプルを提示しながら書き方を紹介します。
<アルバイト用>アメリカの履歴書の見本・例
アメリカでのアルバイト用の履歴書の見本です。
この見本に沿って、書く内容について詳しく解説していきます。
1. トップに書く事は氏名と連絡先
氏名は大文字で記載し、履歴書の中では一番大きなフォントにします。
氏名の位置は、中央に配置します。
その次に書くのは住所です。
学内のアルバイトを応募するときは、学校の寮やホームステイ先の住所で大丈夫です。
住所に続いて、電話番号と学内メールのアドレスも記載すること。
申し込み後は雇用する側から面接日程のお知らせがあったり、補足の情報を聞かれることも多いので、こまめにメールをチェックしましょう。
2. 学歴
2行目の College name にはアメリカで留学する 、またはしている学校の名前を記載。
日本で通っている大学でも、特に問題はないと思います。
G.P.A の部分は 3.5 以上ある場合のみ表記しましょう。
※G.P.A を書くことは必須ではないのでなくてもOKです。
大学の専攻を3行目の Bachelor of _______にあてはめます。
その後に卒業年も書きます。
一般的な専攻(学士の場合)の英語名をリストアップしました。
日本語 | 英語 |
---|---|
人文科学 | Bachelor of Arts |
法学 | Bachelor of Laws |
芸術系 | Bachelor of Fine Arts |
理系 | Bachelor of Science |
社会科学 | Bachelor of Social Science |
ジャーナリズム | Bachelor of Journalism |
経済学 | Bachelor of Economics |
哲学 | Bachelor of Philosophy |
心理学 | Bachelor of Arts / Science in Psychology |
3. スキル
就職をするわけではないので、スキルはあまり意識しなくても大丈夫です。
パソコンのソフトウェアで使えるもの(Word, Excel, Powerpoint)や言語(Language)、それ以外の特徴的で実用的なスキルがあれば記入しておきましょう。
また、応募するアルバイトに必要なスキルをもっていれば、それを記入すると雇ってもらえる可能性も上がるかもしれません。
- キャノンとニコンのカメラが使用できます。
- Familiar with Canon, Nikon cameras
- リーダー気質で、みんなを引っ張っていくのが得意です。
- I am a leader, often told that I am friendly and charismatic
4. 職務経験とその詳しい内容を簡潔に書く
Work Experience というのは過去の職務経験のこと。
このセクションではどこで働いていたか、仕事場での活動内容、期間といったものを書きます。
Clothing brand の部分は働いていた会社の名前を記載するところです。
目立つように太文字にしましょう。
その隣の city , prefecture は自分の働いていたところの都道府県と市町村を記入します。
- 東京都の渋谷周辺
- Shibuya, Tokyo
- 大阪府の大阪市
- Osaka, Osaka
- マサチューセッツ州のボストン
- Boston, MA
市町村を書いた後、働いていた期間を示しましょう。
- 2017年1月から現在
- January 2017 – Present
- 2016年の5月から2018年3月まで
- May 2016 – March 2018
このように書いていきます。
働いていた場所が複数ある場合は、以下のように一番直近まで働いていた職場を先に記載。
働いていた期間の記入を終えたら、3行目の Retail Salesperson の部分を埋めます。
これは具体的にアルバイトや仕事でどのような役割を担っていたか、レジ担当や受付などの役目を書きます。
よくある役割の英語表記をリストアップしてみました。
- ショップの店員・販売
- Retail salesperson
- レジ
- Cashier
- 食べ物屋のホールスタッフ
- Server
- 家庭教師・塾講師
- Tutor
次に働いていた内容を、英語で表現する方法について詳しく説明します。
箇条書きで簡潔に書くことがポイントですが、「どう書いていいかわからない!」と感じるかもしれません。
そこで例文を幾つか用意しました。
アルバイト業務内容の英語の例文
【食べ物屋のホールスタッフ・レジ】
- レジやオーダーを取っていました。
- Greeted customers who came in, took their orders and handled the cash register
- レジ締め・採算を合わせていました。
- Calculated total payments received during a time period, and reconciled this with total sales
【家庭教師・塾講師】
- 放課後、基礎授業を教えてる仕事をしていました。
- Taught the introductory classes during the afterschool classes
- 子供の進行状況など、おやごさんと面談をしていました。
- Communicated with children’s parents/guardians about their child’s progress among the course
【宣伝系】
- 会社の宣伝係をしていました。/ 商品の宣伝をする役割でした。
- Made aware of the business’s unique job/product
- 社内で一番の売り上げをほこったことで表彰されました。
- Received award for store’s top salesperson of the year
【販売】
- 日頃から店員みんなで協力し、目標販売数を突破しました。
- Collaborate as a team to help meet daily sales goals
- お客様が快適に買い物をしてもらえるよう努力をしました。
- Greeted customers and ensured they have an enjoyable shopping experience
5. 過去・現在のボランティアや奉仕活動について
先ほどの Work Experience 欄でもあったように、2行目はボランティア団体(Winter Camp…)、その主な活動場所と奉仕していた期間を埋めていきます。
そのあとにも、職務の内容を箇条書きしたようにボランティアでの活動内容を記入しましょう。
ボランティア活動の例文は次のとおりです。
ボランティア活動内容の英語の例文
- 学校のイベントの計画するチームにいました。
- Planned/Organized events for a school event as a team
- イベントが円滑に進むように、他の部署とコミュニケーションをとって指揮をとっていました。
- Assisted the event by taking lead in communicating with one another and across other managerial staff
- 子供の面倒をみていて、喧嘩なども一緒に解決しました。
- Monitored and guided the kids; talked together when a fight had occurred, and guided them towards a solution
ここで注意しておきたいのは過去形です。
現在も奉仕活動を続けている人は過去形で箇条書きの文章を書かないようにしましょう。
ボランティア活動内容の英語の例文(現在進行形)
- 学校のイベントの計画するチームにいます。
- Plan/Organize events for school events as a team
- イベントが円滑に進むように、他の部署とコミュニケーションをとって指揮をとっています。
- Assist events by taking lead in communicating with one another and across other managerial staff
- 子供の面倒をみていて、喧嘩なども一緒に解決します。
- Monitor and guide the kids; when a fight occurs, I would guide them towards a solution
6. 学校での活動や受賞歴
ここでは学校での日頃の活動について書きましょう。
必須項目ではないので、職務歴が長くなったりしたらこのセクションは書かなくても大丈夫です。
サークルの活動でもいいですし、賞などもあればこのセクションでアピールすること。
サークルの名前や活動がわかりにくい名前であったり、初見の人が見たら理解できないものであれば補足の説明をするのは可能です。
ポイントは自分の中で一番印象に残った活動、自分の成長に貢献したものを書きましょう。
たくさん活動をしていたとしても全部並べると見にくくなり、勉強をおろそかにする印象を与えてしまうのでリストしすぎないよう注意が必要です。
アメリカ留学が一年を経過する人向け!給料がもらえるCPT・OPT・PTとは?
M-1ビザの人はアルバイトを F-1ビザの学生のようにはできません。
しかし、トレーニング終了を迎える前に PT と言われる実務経験を体験するものに申し込めば、お金をもらいながら実習をする事が可能になります。
F-1ビザの学生もこのほかの CPT・OPT を申し込んで実務経験を積む事ができます。
CPT(Curricular Practical Training)
CPT はアメリカ留学中の有給インターンシップや研修を許可するものです。
留学が最低一年経過した F-1ビザの生徒に限り申し込むことができ、このトレーニングに申し込むとパート(週20時間以下)もフルタイム(週20時間以上)での就労が可能となります。
またインターンだけではなくて、co-op と言われる大学と企業の提携している就業体験にも参加できるようになります。
大学を卒業するため、外部のトレーニングや専攻に関連するインターンが必要な場合に許可されることが多いそうです。
つまり、就職に有利となるアルバイト・インターンをしながら、お金をもらうことができるということです。
OPT(Optional Practical Training)
このトレーニングはCPTと少し違って、主にアメリカで学士号・博士号の取得を目指している学生が申請できます。
そんなOPT(Optional Practical Training)は2種類あり、カテゴリーを選べます。
- Pre-Completion OPT
- 大学に一年間在籍したのちに申し込みできるもの。
- 申請した後に移民局からOKがでたら、週20時間以内のアルバイトの許可が出る。
長期休みはフルタイムで働ける。
- Post-Completion OPT
- 学士号・博士号を受け取ったのち、移民局から許可が出た生徒が卒業後一年間アメリカで仕事ができるようになるもの。
- 仕事時間は制限されていない。
どちらも、取得すればアメリカ国内でお給料をもらいながらアルバイトができるようになります。
しかし、専攻や学部に関連性のある職場でなくてはなりません。
PT(Practical Training)
PT はM-1ビザの生徒に限られた、職務体験ができるものになります。
専門学校でのプログラム終了後、これまでに培ってきたことを学校外の会社などで実践することを許可するものです。
お仕事を通して発生するお給料も、もらえるようになります。
留学生でもできる!アメリカでのアルバイト以外のお小遣い稼ぎ
アメリカではアルバイト以外の稼ぎ方がいくつかあります。
それらには特徴があり、どれもメリットとデメリットはありますが、バイトがどうしても見つからない・できない人には参考にしていただければと思います。
ベビーシッター、庭の芝刈り、犬の散歩で小遣い稼ぎ
小学生のときとかに肩たたきとかでお小遣いもらってたこと、なかったですか?
アメリカのお小遣い稼ぎも似た感じで、知り合いのお手伝いをするとお金がもらえます。
とくにベビーシッター、庭の草刈り、犬の散歩の3つはアメリカの代表的なお小遣い稼ぎの方法です。
気軽に自分の空き時間でできる分、時間に縛られないため、多くの人が行っている方法です。
また、メリットとしては近所の人と仲良くなる手段にもなるということ。
ですが、これらはあくまで「お小遣い稼ぎ」。
アルバイトと比べて、あまり稼げないことがデメリットです。
また、都心で学生をしていると芝刈りや洗車は需要があまりないかもしれません。
それでもベビーシッターはどこでも需要はあるものなので、知人に聞いてみたりするとチャンスはあると思います。
学生だからできるお小遣い稼ぎ
上記以外にも学生だからできるお小遣い稼ぎの方法があります。
アルバイトみたいな報酬はないことがほとんどですが、ものによっては大きな収入となるものもあります。
手軽にできる学内ボランティア
まず一つ目は学内ボランティアです。
学内にボランティアのチラシなどが貼られている場合が多いですが、下の方に「手伝うとアマゾンのギフトカードを報酬プレゼント!」などと書かれています。
このような小さい報酬のある企画も、学校であったりします。
大きな額ではなくても、ちょっとした収入になるのではないでしょうか。
自分のものを売る
こちらも、みんなよくやっている手法です。
いらないものをcraigslistやebayというアメリカ版のフリマアプリで売る人が多いです。
また、未輸入の海外ブランドを日本で転売している人もいます。
日本のものをアメリカで売る、逆の手法も可能です。
どちらも意外と購入する人がいるので、やってみる価値はあると思います。
自分の所持しているもの以外にも、芸術センスがある人はアートフェアや手作り市で自分の作ったものを売ることができます。
インターネットでも、直接の販売でも、気軽にできるようになってきたので試してみるといいかもしれません。
オススメはできないけど報酬が多い治験
次に、病院やリサーチの治験についてお話しします。
治験といってもいろいろあって、大学院や研究室がやっている気軽なものから病院で長時間検査や治験をするものまであります。
わたしがよくネットで見かけるのは、研究室が主催している睡眠を測るもの。
他にもいろいろあって、報酬の額が大きくなるに連れ危険性の高いものが増えていくのが私の印象でした。
一度ネットで見つけたものは、脳に電波を発するというもので、報酬は$600(67,000円)のものでした。
治験のなかにはまったく危険性のないものがあれば、なんらかの被害がありそうなものまであると思います。
短期間の間にお金を稼ぎたい方にはオススメかもしれません。
しかし、必ず危険性を調べてから治験に臨みましょう。
留学中も稼ぎたいならオンラインのアルバイトをするべし
留学している最中でも稼ぎ続けたい人はインターネットのアルバイトがオススメです。
日本で応募しておいてアメリカ留学の間も続ければ、ドル通貨でなくてもお金は発生し続け、稼ぐことが可能です。
オンラインの家庭教師をやって自由なシフトで教えたり、ライターをやったり、いろんなアルバイトがあります。
アンケートに答えるような隙間時間でできるようなお小遣い稼ぎもあって、試す価値はあると思います。
アメリカ留学のアルバイト事情まとめ
いかがでしたでしょうか。
アメリカ留学中のアルバイトは、できる場合とできない場合があると紹介しました。
ESTAで留学している学生はアルバイトができませんが、F-1ビザやM-1ビザで留学している学生は条件つきでアルバイトや就労が可能です。
学内のアルバイトは競争率が高いため、アルバイトをゲットするのが難しいかもしれません。
でも、履歴書や応募要項の単語を前もって理解しておけばアルバイトに受かることは十分可能です。
留学ではどんなときでも準備が大切になってきますので、アルバイトをやりたい方は時間の余裕をもって応募してみましょう。