オーストラリアのSIMカードを現地や日本で購入する方法とオススメのSIMを紹介

オーストラリアへ短期留学に行ったり10日間ほどの旅行に行くとき、現地でも日本で使っているスマートフォンが利用ができたら便利ですよね。

日本で使っているスマホをオーストラリア現地で使う場合、海外ローミングや無料Wi-Fiを活用すれば、別途手続きすることなくインターネットが利用できます。

ですが海外ローミングは、利用料が高額になってしまうため、あまりオススメできません。

またオーストラリアのカフェや飲食店、ホテルなどの宿泊施設では無料Wi-Fiを提供しているところも多くありますが、今すぐ地図を調べたりSNSを更新したいのにわざわざ無料Wi-Fiを探すのは大変ですし、時間がもったいないですよね。

オーストラリア滞在中に自由にインターネットをするなら、SIMカードの利用がオススメ。

事前の設定が必要にはなりますが、海外ローミングよりも安い料金でインターネットが使えるようになります。

オーストラリアで使えるSIMカードはメルボルンやパースといった現地空港、そして日本でも購入可能です。

今回はオーストラリアに短期滞在または長期滞在を予定している方向けに、SIMカードを購入する方法とオススメのSIMカードを紹介します。

各SIMカードの利用料金についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

久美子先生久美子先生

海外SIM、Wi-Fiルーター、海外ローミングの比較の記事や海外でネットに繋がらない4つの原因についてまとめた記事もあるので、合わせて参考にしていただけたらと思います。

目次

1. オーストラリアSIMカードの購入方法2つ

オーストラリアで使えるSIMカードの買い方は、オーストラリア現地で買う方法と、日本で事前に購入しておく方法があります。

オーストラリアに到着してから現地空港で買う方が、比較的安く済ませることができるでしょう。

ただ、英語でのやりとりが必要になるので、不安な方は少々高くても日本語対応が可能な業者で購入することをオススメします。

では、オーストラリアのSIMカードの買い方を詳しく紹介しましょう。

1. オーストラリアのSIMカードを現地空港で買う

オーストラリアは、旅行者など短期滞在者向けにもSIMカードが普及しているので、現地の空港に通信会社の店舗が入っていることが多いです。

オーストラリアの大手通信会社は、TelstraOptusVodafoneの3社。

通信会社の店舗が入っていない空港でも、プリペイドSIMカード専用の相談カウンターで対応してくれるところもあります。

店舗やカウンターでは、「Can you insert the SIM card?」(SIMカードを挿入してくれませんか?)と依頼することで、アクティベーションなどの初期設定までしてくれるので安心です。

またSIMカードは、オーストラリアの空港内の売店や「Tech2Go」という電気機器のお店、「RELAY」という本屋などでも売っているようです。

オーストラリアの電気店「Tech2Go」のロゴオーストラリアの本屋「RELAY」のロゴ

オーストラリアの主な空港で、SIMカードが購入できる場所をリストアップしたので、参考にしてください。

オーストラリアの空港 SIMカードが購入できるところ
Sydney Airport(シドニー国際空港) ・通信会社の店舗(OptusVodafone
RELAY
・Tech2GO
Melbourne Airport(メルボルン空港) ・通信会社の店舗(Optus
Tech2Go
Brisbane Airport(ブリスベン空港) ・通信会社の店舗(OptusVodafone
Mobile Central(Telstra)
Tech2Go
Gold Coast Airport(ゴールドコースト空港) ・通信会社の店舗(Optus)
・Tech2Go
※ 各shopの位置は空港マップから確認できます。
Perth Airport(パース空港) ・通信会社の店舗(OptusVodafone
RELAYで購入可
Cairns Airport(ケアンズ国際空港) ・通信会社の店舗(Optus
・Tech2Goで購入可
Adelaide Airport(アデレード空港) Tech2Go
RELAY
Karratha Airport(カラサ空港) ・Tech2Go
Canberra Airport(キャンベラ国際空港) RELAY
自動販売機

※ 青いリンクをクリックすれば各空港の店舗情報が見られます。

※ 上記以外でもコンビニなどの売店等で購入できることもあります。

上記の表からわかるように、通信会社では「Optus」の店舗が空港によく入っているようですね。

現地でSIMカードを買う時に使える英語のフレーズ

海外でSIMカードを購入する際は、どうしても英語で会話する必要があります。

そこで、SIMカード購入の際に使える簡単な英語のフレーズを紹介します。

滞在期間や必要なデータ容量の伝え方を知っていると便利ですよ。

状況 英語表現
SIMカードがほしいとき I want to buy a SIM card.
(SIMカードがほしいのですが。)
I need a SIM card with a phone number.
(通話付SIMカードをください。)
I need a data SIM card.
(データ通信用のSIMカードをください。)
滞在期間を聞かれたとき
How long will you stay?
(どれくらい滞在する予定ですか)
I will stay for 7days.
(7日間滞在する予定です。)
※7daysだけでも通じます。
必要なデータ容量を聞かれたとき
How much data do you need?
(データ容量はどれくらい必要ですか?)
I need 1 gig .
(1G必要です。)
※ギガの発音は「ギィグ」。複数形は 10 gigs。
SIMの設定をお願いしたいとき Can you insert the SIM card?
(SIMカードを挿入してくれませんか?)

2. オーストラリアのSIMカードを日本で買う

日本で購入できるオーストラリアのSIMカードは2種類あります。

1つ目は日本国内の通信会社、IIJmio (アイアイジェイミオ)などが売っている海外向けのSIMカード。

日本で事前に準備しておけるので、当日空港で慌てて売り場を探さずに済みます。

購入方法は、インターネットで申し込む事もできますし、ビックカメラなどの大型電気店でも買うことができます。

日本の通信会社とあって、日本語でのサポートサービスもあり、大変利用しやすいですが、国内の通信会社を通すことにより利用料金がどうしても高くなってしまうのが残念なポイントです。

2つ目は、MVNO(※1)を含めた海外の通信会社のSIMカードを、国内の販売代理店や個人輸入によりAmazonなどで販売しているものです。

※1 MVNOとは大手通信会社の通信回線を借りて、通信サービスを提供している通信会社のことです。

手厚いサポートサービスはありませんが、日本の通信会社の海外SIM購入するよりは安く済みます。

海外でSIMカードの利用をしたことがあり、設定も自分で出来るという方にオススメの購入方法です。

ただ、不特定多数の出店者から購入できるウェブサイトやアプリを利用してSIMカードを購入する際は、不良品が届く可能性もありますので、出店者や口コミの確認をするようにしましょう。

久美子先生久美子先生

日本でSIMカードを購入できるメリットとしては、渡航前に購入して準備しておけること、そして日本語でのサポートや対応があることです。
英語に自信がない人は、日本での購入を検討するといいかもしれませんね。

2. オーストラリアSIMカードの選び方

オーストラリアで使えるSIMカードは1種類ではありません。先ほども紹介したとおり、オーストラリア現地の通信会社のSIMカードや、日本の通信会社のSIMカードがあります。

またオーストラリアの通信会社も1つではなく、大手通信会社とたくさんのMVNOが通信サービスを提供しているため、SIMカードを選ぶのに迷ってしまうでしょう。

通信会社によって「通信方式」や「周波数帯(バンド)」が異なるため、SIMカードを適当に選んでしまうと、あなたが持っているスマートフォンと相性が悪く、「現地で全然使えなかった」なんてことになりかねません。

そこで、オーストラリアのSIMカードを購入する前に必ず確認するべき「通信方式」「周波数帯」について解説したいと思います。

久美子先生久美子先生

結論からいうと、iPhone5以降のシリーズ(日本モデル)は、複数の通信方式と周波数帯に対応しているので、オーストラリアでも不自由なく使えるでしょう。ですがAndroid、とくにauの端末については対応していないこともあるので注意が必要です。

1. スマホがオーストラリアの「通信方式」に対応しているか確認する

ほとんどの人は4G・LTE対応のスマートフォンを利用していると思います。

オーストラリアでも4G・LTEが主流となっているので、4G回線は問題なく利用できるでしょう。

問題は4G回線が混線していたり、4G対応エリア外であったりとうまく使えないときに、3G回線を使用することになった場合です。

3G回線の通信方式はW-CDMA方式cdma2000方式の2種類あり、オーストラリアの大手通信会社「Telstra」「Optus」「Vodafone」の3社はW-CDMA方式を採用しています。

オーストラリアの大手3社の3Gの通信方式

※ オーストラリアも含めて、海外ではW-CDAM方式のことをUMTAまたはHSPA、cdma2000方式のことをCDMAと呼んでいることが多いです。

一方日本の大手通信会社3社の場合、「docomo」「SoftBank」はオーストラリアの大手通信会社と同じくW-CDMA方式を採用していますが、「au」はcdma2000方式を採用しています。

日本の大手通信会社3社の3Gの通信方式

オーストラリアではcdma2000方式を採用している通信会社がないので、auのAndroidは、オーストラリアのSIMカードでは3G回線が使えない(※)ということになります。

※ あくまで3G回線の場合です。4G回線やWi-Fiの利用ならauの端末でも利用できます。

久美子先生久美子先生

ちなみに、オーストラリアの大手通信会社3社では2G(GSM)回線はすべて停止されていて、2G回線での通信サービスを行っている会社はありません。

2. スマホがオーストラリア「周波数帯(バンド)」に対応しているか確認する

3Gの通信方式の次に確認したいのが、「周波数帯(バンド)」です。

たとえ通信方式が合っていても、通信会社が提供している周波数とあなたのスマホが受けとれる周波数が合ってないと、その通信サービスを利用することはできません。

周波数帯は3Gと4Gの両方を調べるようにしましょう。

たとえば、オーストラリアの通信会社Optusの周波数と通信方式は以下のとおりです。

3G UMTS(W-CDMA) 2100MHz(バンド1)
900MHz(バンド8)
4G LTE 700MHz(バンド28)
1800MHz(バンド3)
2100MHz(バンド1)
2300MHz(バンド40)
2600MHz(バンド7)

参照)Prepaid SIM THE DETAILS Optus

iPhone11はこれらすべての周波数帯に対応しているため、問題なくOptusのSIMカードが使えます。

一方日本国内のアンドロイドXperia5は、LTEはすべて対応しているものの、3Gはバンド1しか対応していないため、場合によってはインターネットが使いにくいかもしれません。

もし3G回線の電波は拾えないけど、4G回線のみで周波数帯が合っている場合は、電話の回線がどの回線になっているかも、できれば確認しておきましょう。

というのも、もし利用するオーストラリアのSIMカードが、データ通信は4G回線で通話通信が3G回線での提供となると、データ通信はできても電話ができないということになってしまうからです。

ちなみにオーストラリアの大手通信会社3社のSIMカードだと、VoLTE(Voice over LTE)のサービスを提供しています。

VoLTEは4G回線での通話通信も提供しているので、4G回線の電波が拾えていればデータ通信と通話通信はともに問題なく利用できるでしょう。

しかしVoLTEを採用していない4G回線のSIMカードを使う場合は、データ通信が出来ても通話がまったく出来ないということが起こる可能性があるので気をつけてください。

またVoLTEを利用するには、あなたのスマホがVoLTEに対応している機種でないといけないので、この点にも注意が必要です。

久美子先生久美子先生

スマホが海外で使えない問題について、「海外でネットに繋がらない4つの原因」の記事でより詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

2. 現地で購入するのにオススメのオーストラリアSIMカード

オーストラリアに到着してからSIMカードを購入する場合は、現地の利用者が多い大手通信会社のSIMカードがオススメです。

ここでは、オーストラリアの大手通信会社3社にあたる「Telstra」「Optus」「Vodafone」のプリペイドプランを紹介します。

さらに、長期滞在予定の方向けに大手通信会社3社のMVNOのプランもご紹介。

対応している周波数帯(バンド)も掲載しているので、あなたのスマートフォンとの相性も確認できます。

その他にも、それぞれの通信エリアやオーストラリアで使える便利なiPhoneの機能についても触れているので、ぜひ参考にしてみてください。

1. Telstra(テルストラ)のSIMカード

オーストラリアのSIMカードTelstraのロゴ

Telstraは、オーストラリアで一番利用者が多い会社です。

もともとは国営の通信会社で、日本でいうとドコモのような会社にあたります。

またTelstraの通信エリアは、他の大手通信会社のOptusやVodafoneに比べて広いので、都市部から離れた農場などに行く人はオススメです。

Telstraの詳しい通信エリアは、Telstraの公式サイトの「Telstra Coverage Map」でチェックできます。

Telatraの通信方式と周波数帯(バンド)

通信規格 通信方式 バンド番号 周波数帯(MHz)
2G GSM 8 900※ 2016年廃止
3G UMTS/HSPA
(W-CDMA)
5
1
850
2100
4G LTE 28
8
3
1
7
700
900
1800
2100
2600
音声通信 UMTS/VoLTE/Wi-Fi Calling

TelstraのプリペイドSIMカードプラン

通話データプラン
2GB 10ドル(800円) 有効期限7日間。有効期限内に再チャージすると3Gのボーナスデータがつく。
10GB 30ドル(2,400円) 有効期限28日間。初回から3回目までの再チャージの際には10GBのボーナスデータがつく。
20GB 40ドル(3,200円) 有効期限28日間。初回から3回目までの再チャージの際に15GBのボーナスデータがつく。

※ オーストラリア国内通話・ショートメールは無制限で無料。

※ 豪ドル80円で換算。上記のプランは2019年11月時点ものです。

参照)telstra.com.au

Telstraは通信エリアが広く通信速度も速いのでとくにオススメ

オーストラリアTelstraが、マーケットシェア1位(2016年では全体の約42%※)を獲得した理由の1つに、通信エリアの広さがあります。

zdnet.com

以下は、大手3社Telstra・Optus・Vodafoneの通信エリアを示したものです。

Telstraの通信エリア
Telstraの通信エリア
Optusの通信エリア
Optusの通信エリア
Vodafone通信エリア
Vodafone通信エリア

参照)nperf.com

このように比べてみると、Telstraの通信エリアが広いことがわかりますよね。

カバーしている通信エリアが広いということもあり、通信速度もTelstraが一番速いようです。

オーストラリア通信速度州ごとの比較
オーストラリア州を表示した図

参照)speedtest.net

都市部は3社どのSIMカードでも問題ないと思いますが、内陸部などの田舎に行く場合は、通信エリアが広いTelstraがいいでしょう。

久美子先生久美子先生

もし、オーストラリアにワーキングホリデーなどでファーム(農場)にいく人は、TelstraのSIMカードが安心かもしれませんね。

2. Optus(オプタス)のSIMカード

オーストラリアのSIMカードOptus(オプタス)のロゴ

Optusは、オーストラリアで2番目にユーザーが多い通信会社です。

マーケットシェアではTelstraより少し劣りますが、いろいろな安い通信プラン提供しており、ユーザーも近年増え続けています。

また前項でも紹介したとおり、Optusはオーストラリア内の空港に店舗を構えていることが多いので、海外からの旅行者は利用しやすい通信会社だと言えるでしょう。

Optusのネットワークエリアは「Optus Coverage Map」で確認できます。

Optusの通信方式と周波数帯(バンド)

通信規格 通信方式 バンド番号 周波数帯(MHz)
2G GSM 900
1800
※ 2Gは2016年廃止
3G UMTS
(W-CDMA)
8
1
900
2100
4G LTE 28
3
1
40
7
700
1800
2100
2300
2600
音声通信 UMTS/VoLTE/※1Wi-Fi Calling

※1 ポストペイドプランのユーザーのみ利用可。プリペイドプランでは適用外。

参照)optus.comoptus.com

OptusプリペイドSIMカードプラン

通話データプラン
5GB 10ドル(800円) 有効期限5日間。
オーストラリア国内通話は100分まで無料。
国内ショートメールは無制限で無料。
10GB 30ドル(2,400円) 有効期限28日間。初回から3回目までの再チャージは35GB。オーストラリア国内通話・ショートメールは無制限で無料。
20GB 40ドル(3,200円) 有効期限28日間。初回から3回目までの再チャージは45GB。オーストラリア国内通話・ショートメールは無制限で無料。日本への国際電話、無制限で無料。

※1豪ドル80円で換算。上記のプランは2019年11月時点のものです。

参照)optus.com.au

3. Vodafone(ボーダフォン)のSIMカード

オーストラリアのSIMカードVodafone(ボーダフォン)のロゴ

Vodafone Australiaは、オーストラリア国内で3番目に利用者数が多い通信会社です。

TelstraやOptusと比較して料金プランが少し高めの印象でしたが、最近は安価のプランがでてきています。

また、シドニーではVodafoneの利用者数が一番多く使いやすいようです。

シドニーへ留学を考えている人などは、検討してみるといいかもしれませんね。

Vodafone Australia の通信方式と周波数帯(バンド)

通信規格 通信方式 バンド番号 周波数帯(MHz)
2G GSM 8 900→2018年で廃止
3G UMTS/HSPA
(W-CDMA)
8
1
900
2100
4G LTE 1
3
5
2100
1800
850
音声通信 UMTS/VoLTE/※1Wi-Fi Calling

Vodafone Australiaのプリペイドプラン

通話データプラン
10GB 20ドル(1,600円) 有効期限28日間。
自動チャージの設定にしておくと15GBのボーナスデータがある。オーストラリア国内通話・ショートメール無制限で無料。
30GB 30ドル(2,400円) 有効期限35日間。
自動チャージの設定にしておくと25GBのボーナスデータがある。オーストラリア国内通話・ショートメール無制限で無料。日本への国際電話1000分無料。
20GB 40ドル(3,200円) 有効期限35日間。
自動チャージの設定にしておくと25GBのボーナスデータがある。オーストラリア国内通話・ショートメール無制限で無料。日本への国際電話500分無料。

※ 1豪ドル80円で換算。上記のプランは2019年11月時点のものです。

参照)vodafone.com.au

4. 長期滞在者向け!オーストラリアのMVNOのSIMカード

MVNO(仮想移動通信事業者)とは、大手通信会社の通信回線を借りて、通信サービスを提供している通信会社のことで、日本でいう楽天モバイルやUQモバイルなどの通信会社を指します。

日本では大手通信会社3社の通信費よりも、MVNOの通信費の方が明らかに安いですよね。

オーストラリアでもMVNOがあるのですが、オーストラリアはそもそも大手通信会社の通信プランがとても安い設定になっているので、MVNOのSIMカードを利用したとしても、それほどお得感は感じないかもしれません。

ですがオーストラリアに長期滞在する予定で、スマホの通信費を少しでも安く節約したい人は、オーストラリアのMVNOのSIMカードも検討してみるといいでしょう。

以下は、オーストラリアの大手通信会社(Telstra・Optus・Vodafone)の通信回線を借りることによって、通信サービスを提供しているMVNOのリストです。

TelstraのMVNO OptusのMVNO VodafoneのMVNO
ALDI Mobile
Aussie Broadband Mobile
Belong Mobile
Better Life Mobile
Boost Mobile
Harbour ISP Mobile
Kiss Mobile
Lycamobile
Mate Communicate Mobile
More Telecom
Penneytel
Tangerine Telecom Mobile
Telechoice
Woolworths
Amaysim※2016年Vayaを買収
Bendigo Bank Telco
Catch Connect
Coles Mobile
Dodo Services
Exetel
gotrabelsim Mobile
Hive mobile
iiNet
Internode
iPrimus Mobile Plans
Jeenee Mobile
Moose Mobile
OVO Mobile
Southern Phone
Spintel
Teleron Mobile
Ugly BiLL
Virgin Mobile※ 2020年閉鎖予定
Vaya
Yomojo
GoTalk
Hello Mobile
Kogan Mobile
Lebara
Think Mobile
TPG※ 2016年にiiNetを買収

※ オーストラリアの一部のMVNOです。

参照)finder.com.ausmh.com.au

りゅうが君りゅうが君

こんなに沢山のMVNOがあるなんてどれにしたらいいか迷うなぁ….

久美子先生久美子先生

そうですよね。
ここでは、オーストラリアのMVNOでマーケットシェア上位の会社のSIMカードプランを比較しながら、紹介しようと思います。基準として、40~50ドルのプランが各社どんな内容になっているか見てみました。

1. TelstraのMVNO「Boost mobile」「ALDI mobile」

TelstraのMVNO「Boost mobile」のロゴTelstraのMVNO「ALDI mobile」のロゴ

Boost mobileALDI mobileは、Telstraの回線を利用するMVNOです。

オーストラリアのMVNOの中では、マーケットシェアの上位の会社になります。

以下は、Telstra、Boost mobile、ALDI mobileのプリペイドプランを比較した表です。

通信会社 1ヶ月の料金 通話・SMS 通信データ容量
Telstra 40ドル
(3,200円)
オーストラリア国内無制限
日本への国際電話・SMS(通話15セント/分、SMS20セント)
20GB
Boost mobile 40ドル
(3,200円)
※現在キャンペーン中につき20ドル
オーストラリア国内無制限
日本への国際電話・SMS(通話21セント/分、SMS10セント)
30GB
ALDI mobile 45ドル
(3,600円)
オーストラリア国内無制限
日本への国際電話・SMS無制限
48GB

※ 1豪ドル80円で換算。上記のプランは2019年11月時点のものです。

2. OptusのMVNO「Amaysim」「iiNET」

OptusのMVNO「Amaysim」のロゴOptusのMVNO「iiNET」のロゴ

AmaysimiiNETは、Optusの回線を利用するオーストラリアのMVNOです。

OptusのMVNOは、TelstraやVodafoneに比べて多いことがわかると思いますが、この2社はその中でもマーケットシェアが大きい会社です。

ちなみに、Amaysimは、2016年に同じOptusのMVNOであるVayaを買収。

一方でiiNETは、2016年にVodafoneのMVNOにあたるTPGという会社に買収されました。

ですがiiNET、Vayaのブランドは残したまま通信サービスを継続しています。

以下は、Optus、Amayasim、iiNETのプリペイドプランを比較した表です。

通信会社 1ヶ月の料金 通話・SMS 通信データ容量
Optus 40ドル
(3,200円)
オーストラリア国内無制限
日本へ国際電話・SMS無制限
20GB
Amaysim 30ドル
(2,400円)
オーストラリア国内無制限
日本への国際電話・SMS無制限
30GB
iiNET 37.99ドル
(約3,039円)
オーストラリア国内無制限
日本への国際電話・SMS(通話300ドル分無料・SMS35セント)
9GB

※ 1豪ドル80円で換算。上記のプランは2019年11月時点のものです。

2. Vodafone のMVNO「TPG」「Lebara」

Vodafone のMVNO「TPG」のロゴVodafone のMVNO「Lebara」のロゴ

TPGとLebaraは、Vodafone AustraliaのMVNOの会社。

TPG、Lebaraはともに、MVNOのマーケットシェアで上位を占めています。

以下は、Vodafone、TPG、Lebaraのプリペイドプランを比較したものです。

通信会社 1ヶ月の料金 通話・SMS 通信データ容量
Vodafone 40ドル
(3,200円)
オーストラリア国内無制限
日本への国際電話・SMS(通話500分無料・SMS50通無料)
20GB
TPG 39.99ドル
(約3,199円)
オーストラリア国内無制限
日本への国際電話・SMS(通話1100分無料・SMS50セント)
20GB
Lebara 39.90ドル
(約3,199円)
オーストラリア国内無制限
日本への国際電話・SMS無制限
38GB

※ 1豪ドル80円で換算。上記のプランは2019年11月時点のものです。

参照)ventureinsights.com.auaccc.gov.au

3. 日本で購入するのにオススメのオーストラリアSIMカード

「オーストラリアに行く前に日本でSIMカードを準備しておきたい」

「もし空港でSIMカードが買えなかったらと思うと不安」

このような方向けに、事前に日本で購入できるオーストラリアSIMカードを紹介したいと思います。

1. Optusの正規代理店「エーブルネット」

オーストラリアのSIMをレンタルしている「エーブルネット」のロゴ

エーブルネットは、オーストラリアのケアンズに本社をおく、オーストラリアの大手通信会社「Optus」の正規代理店にあたります。

Optusの通信回線を一部借りることで、格安SIMなどのサービスを提供しているMVNOです。

特徴としては、申込みからサポートまで日本語によって対応してもらえること。

そしてオーストラリアにも4店舗あり、日本人スタッフが対応してくれるので安心です。(シドニー・ゴールドコースト・ケアンズ・ブリスベン)

ちなみに、日本へのSIMカードの送料は無料です。

エーブルネット(Optus回線)の通信方式と周波数帯は、以下の表で確認できます。

通信規格・方式 周波数帯MHz(バンド)
2G(GSM) なし
3G(W-CDMA) バンド1・2100
バンド8・900
4G(LTE) バンド28・700
バンド3・1800
バンド1・2100
バンド40・2300
バンド7・2600

エーブルネットの格安SIMプラン

エーブルネットの格安SIMプランは、1ヶ月以上の中期滞在向けのプランと、4ヶ月以上長期滞在向けのプランの2種類です。

ちなみに「無料通話124分プラン」または「かけ放題プラン」の場合だと、日本への国際電話(固定電話)が月30分無料になります。

エーブルネット 通話データプラン(契約1ヶ月以上)
2GB+無料通話62分
2GB+無料通話124分
2GB+かけ放題
28ドル(2,240円)
33ドル(2,640円)
38ドル(3,040円)
5GB+無料通話62分
5GB+無料通話124分
5GB+かけ放題
38ドル(3,040円)
43ドル(3,440円)
48ドル(3,840円)
9GB+無料通話62分
9GB+無料通話124分
9GB+かけ放題
48ドル(3,840円)
53ドル(4,240円)
58ドル(4,640円)
エーブルネット 通話データプラン(契約4ヶ月以上)
3GB+無料通話62分
3GB+無料通話124分
3GB+かけ放題
28ドル(2,240円)
33ドル(2,640円)
38ドル(3,040円)
7GB+無料通話62分
7GB+無料通話124分
7GB+かけ放題
38ドル(3,040円)
43ドル(3,440円)
48ドル(3,840円)
10GB+無料通話62分
10GB+無料通話124分
10GB+かけ放題
45ドル(3,600円)
50ドル(4,000円)
55ドル(4,400円)
15GB+無料通話62分
15GB+無料通話124分
15GB+かけ放題
55ドル(4,400円)
60ドル(4,800円)
65ドル(5,200円)
20GB+無料通話62分
20GB+無料通話124分
20GB+かけ放題
65ドル(5,200円)
70ドル(5,600円)
75ドル(6,000円)

※ 上記のプランは2019年11月時点のものです。1豪ドル80円で換算。費用は月単位(契約の際は初期費用が別途必要)。「通話無料」はオーストラリア国内の通話です。

参照)able.net.au格安SIM中期SIM

2. OptusのMVNO「nittle communications 」(ニッテル)

オーストラリアのSIMをレンタルしている「ニッテル」のロゴ

nittle communications(ニッテル)は、LTOA グループというグループ会社の一つで、オーストラリアのシドニーに拠点をおいています。

オーストラリアでは、大手通信会社「Optus」の通信回線を一部借りるMVNOとしてサービスを提供。

エーブルネット同様、申し込みからサポートまで日本語で対応してもらえて、シドニー・メルボルン・ブリスベンの店舗では、日本人スタッフが対応してくれるので安心です。

また、SIMカードの日本への送料も無料になっています。

nittle communications(ニッテル)の通信方式と周波数帯(バンド)は以下のとおりです。

今持っているスマートフォンが対応しているか確認しましょう。

通信規格・方式 周波数帯MHz(バンド)
2G(GSM) なし
3G(W-CDMA) バンド1・2100
バンド8・900
4G(LTE) バンド28・700
バンド3・1800
バンド1・2100
バンド40・2300
バンド7・2600

※ 上記のプランは2019年11月時点のものです。

参照)nittel.net

nittle communications(ニッテル)の格安SIMプラン

ニッテルの格安SIMプランは、オーストラリア短期・中期・長期滞在向けといろいろなプランがあるのが特徴です。

また日本への国際電話が(直通電話の携帯・固定電話)、かけ始めの5分間いつでも通話無料になります。

下記の短期滞在向けのSIMプランでは、日本でのSIMカード受取での契約の場合だと、基本データプランにプラス3GBついてくるキャンペーンも行っているようです。

ニッテル 短期SIMプラン(データ通信のみ)
20日間 3GB+3GB※1 45ドル(3,600円)
40日間 5GB+3GB 65ドル(5,200円)
60日間 7GB+3GB 80ドル(6,400円)
通話オプション 60分 +30ドル(2,400円)
120分 +60ドル(4,800円)
200分 +90ドル(7,200円)

※ 上記のプランは2019年11月時点のものです。1豪ドル80円で換算。

※1 日本受け取りの、SIMのみの契約で基本データ+3G。

ニッテル 格安SIMプラン(契約2ヶ月以上~)
1.5GB 30ドル 国内通話100分無料
ショートメール200通無料
4GB+6GB※1 42ドル 国内通話100分無料
ショートメール200通無料
6GB+6GB 59ドル 国内通話1,000分無料
ショートメール1000通無料
10GB+6GB 89ドル 国内通話・ショートメール無制限
11ヶ月契約の場合は、毎月の料金から10ドル割引
6ヶ月契約の場合は、毎月の料金から5ドル割引
※1「フェイスブックいいねキャンペーン」が適用の場合、契約中ずっと基本データにプラス6GBになります。

※ 上記のプランは2019年11月時点のものです。1豪ドル80円で換算。費用は月単位。「通話無料」はオーストラリア国内の通話です。国内国際通話の利用の際はニッテル接続料金が別途かかります。

参照)nittel.net短期プラン表簡易プラン表

3. Amazonでも購入可能なオーストラリアのSIMカード「AIS SIM2Fly」

通販サイトのAmazonには、オーストラリアで使えるSIMカードがたくさん売られています。

でも、その中でどのSIMカードを買うべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。

Amazonなどの通販サイトでオーストラリアのSIMを購入する場合は、価格だけを見るのではなく、必ず販売元やレビューを確認し、信頼できるところで購入しましょう。

ここではAmazonで売られている「AIS SIM2Fly」のSIMカードを紹介します。

SIM2Flyは、タイの大手通信会社であるAISが販売している旅行者向けのプリペイドSIMカードです。

Amazonで「SIM2Fly」または「AIS」と検索すると、たくさんのSIM2FLYのSIMカードが表示されると思います。

AISのロゴ

Amazonのサイトを見ると、アジア・オーストラリア向けのものやグローバル対応(世界70カ国対応)のものだったりと、さまざまなタイプのSIMカードがあることがわかりますね。

Amazonで買えるオーストラリアSIMのSIM2Fly

参照)Amazon

以下は、Amazon’s Choiceとしても選ばれたAIS SIM2Fly「アジア14カ国利用可能プリペイドSIMカード」 の通信方式や周波数帯などについてです。

ちなみにオーストラリアでは、「Optus」回線での利用になります。

周波数帯(バンド)が少なめなので、自分の端末と対応しているかきちんと確認しておくこといいでしょう。

通信規格・方式 周波数帯MHz(バンド)
2G(GSM) なし
3G(W-CDMA) バンド1・2100
バンド8・900
4G(LTE) バンド1・2100
バンド3・1800
サービスエリア17カ国
日本、韓国、台湾、香港、マカオ、シンガポール、オーストラリア、ネパール、マレーシア、インド、ラオス、カンボジア、ミャンマー、ネパール、インドネシア、カタール、スリランカ
※最新のSIM2FLyは中国を含む18カ国対応

AIS SIM2Flyの料金プラン

次は、AIS SIM2Fly「アジア14カ国利用可能プリペイドSIMカード」 の料金について紹介します。

基本的に、このSIMカードは使用開始(アクティベーション後)から8日間有効の使い切りのプリペイド型です。(ただし、タイ発行のクレジットカードを持っている人は再チャージが可能)

また、このSIMカードはデータ通信専用で、電話回線での通話はできないので気をつけてください。

LINEの無料電話などは、データ通信が繋がっていれば利用できます。

AIS SIM2Fly「アジア14カ国利用可能プリペイドSIMカード」
Amazon価格 1,280円
販売元 株式会社ワイズ・ソリューションズ
データ通信容量 3GB※

※電話回線による通話は不可。3GBを超えると通信速度が遅くなりますが利用は可。

久美子先生久美子先生

AmazonではたくさんのSIMカードを売っています。購入を検討するときは、必ず販売元がどんな会社なのか、会社に対するレビューはどうなっているか、チェックしてください。またSIM2Flyのように数カ国対応のSIMカードの場合は、ユーザーのレビューからあなたの渡航先でも実際に電波がひろえているか確認しておくと安心です。

4. 日本の通信会社が販売している「IIJmio (アイアイジェイミオ)海外トラベルSIM」

日本の通信会社、主に日本のMVNOが販売している海外向けSIMカードもあります。

日本の通信会社(MVNO)が提供している海外向けSIMは、海外の通信会社と提携しその電波回線の一部を借りる形で提供されているものがほとんど。

なので、周波数帯(バンド)数が少なめだったり、4G LTEの回線での利用ができなかったり…ということがあります。

つまり、通信速度が遅い2Gや3Gの回線しか使えないことが多いので、その点には気を付けておいてください。

また料金についても、国内の会社が間に入るので、渡航先の通信会社で直接購入し契約する場合よりも、高めに設定されています。

このことから、長期での海外旅行や海外留学には向いているとは言えません。

オーストラリアでの渡航期間が短期滞在で、スマホを頻繁に使わない人は、検討してみてもいいかもしれませんね。

ここでは「IIJmio(アイアイジェイミオ)」のSIMカードについて紹介します。

IIJmio(アイアイジェイミオ)のパッケージ見本

IIJmio(アイアイジェイミオ)は、日本国内で格安SIMを提供しているMVNOです。

2GがGSM方式、3GがW-CDMA(UMTS)方式に対応の端末であれば、IIJmioの海外トラベルSIMが使えます。

ちなみに、IIJmioの海外トラベルSIMは、オーストラリアでは4G回線のサービスを提供してません。

そのため4G(LTE)専用の端末は、利用できないので気をつけてください。

またIIJmioの海外トラベルSIMが提供しているオーストラリアでの周波数帯(バンド)については、ホームページでは公開していませんでした。

周波数帯と確認する場合は、メールや電話などで直接問い合わせてみてください。

IIJmio(アイアイジェイミオ)海外トラベルSIMの料金プラン

IIJmioの海外トラベルSIMのプランには、データ専用のものとデータ+音声つきのものがあります。

データ専用スタートパック
料金 3,850円
データ通信 500MB
データ+音声付きスタートパック
料金 4,600円
データ通信 500MB
音声通信 通話30分・SMS25通

※有効期限は購入時点から14日間。別途IIJmioのSIMカード・初期費用3,000円がかかります。

ちなみに、データ通信の再チャージは、100MBで800円(有効期限1日)・500MBで3,850 円(有効期限14日)かかります。

4. iPhoneをオーストラリアで利用するなら「eSIM」がオススメ

iPhoneXR・iPhone XS Max・iPhone XR以降の機種には、今までの差し替えるSIMカードだけでなく、「eSIM」という最新規格のSIMが搭載されています。

eSIMとは、端末に組み込まれた内蔵型のSIMチップのことです。

ちなみに、このeSIMに対して、従来の標準SIM・micro SIM・nano SIMは「物理SIM(Physhical SIM)」と呼ばれることもあります。

iPhoneに内蔵されたこのeSIMを利用することで、海外でも便利に通信サービスを利用することができるようになりました。

eSIMと物理SIMの見本

まずは、オーストラリアでiPhoneのeSIMを利用するメリットを見てみましょう。

  • SIMカードを差し替える必要がない

    海外の通信会社の店舗でSIMカードを購入したり、日本のSIMカードと差し替える手間を省くことができます。

  • iPhoneの端末上で簡単に契約や設定が可能

    利用する通信事業者によっては、iPhoneの端末上で簡単に海外の通信業事業者(キャリア)の通信プランに、契約・設定することができます。
    契約や設定をするために、わざわざ海外現地の店舗に行く必要はありません。

  • 「デュアルSIM」なので従来のnanoSIMと回線の併用ができる

    従来のnano SIMカードなどの物理SIMとeSIMを一緒に利用できる「デュアルSIM」の仕様なので、2つの通信回線を使うことができます。
    つまり、日本で契約している電話・通信サービスを利用したまま、海外の通信サービスを使えるということです。

オーストラリアでiPhoneのeSIMが使える通信会社と設定方法

オーストラリアでiPhoneXR・iPhone XS Max・iPhone XR以降の機種に内蔵されたeSIMによる通信サービスが利用できる通信会社は、TruphoneGigSky3Hongkongです。

またオーストラリア大手通信会社3社(Optus、Telstra、Vodafone)もeSIMに対応しているので、esimを利用したい場合は一度店舗で問い合わせてみるとよいかもしれません。

ただ通信プランの費用については、オーストラリア現地のSIMカードのプランよりも、割高になっているので、長期滞在の人には不向きと言えるでしょう。

eSIMの設定方法は、とても簡単です。

iPhoneのeSIMを「GigSky」で利用した場合の利用手順を見てみましょう。

  1. App StoreでGigSkyのアプリをダウンロード。
  2. メールアドレスや住所など必要な情報を入力。
  3. 通信プランを選択。
  4. クレジットカードで支払いをする。
  5. eSIMに必要な情報がダウンロードされる。
  6. デュアルSIM通信の設定をする。

参照)support.apple.com

久美子先生久美子先生

eSIMを利用したときの通信料金など、もっと詳しくeSIMについて知りたい人は、「海外でのeSIMの使い方や設定方法」の記事も参考にしてみてくださいね。

 

5. iPadをオーストラリアで利用するなら「Apple SIM」がオススメ

「Apple SIM」というSIMカードの名前をはじめて聞いた人もいるでしょう。

AppleSIMとは、iPad専用のSIMカードのことです。(※iPhoneは不可)

携帯電話機能がついているWi-Fi+Celluarモデルで、AppleSIM対応のiPad機種だと、Apple SIMのサービスが利用できます。

Apple SIM対応のiPad機種一覧

参照)apple.com

上記の画像から、iPadには「AppleSIMが内蔵しているモデル」と「Apple SIMが内蔵していないモデル」があることがわかると思います。

AppleSIMが内蔵していないiPadの場合は、Apple Storeにて600円前後で購入可能です。

では、オーストラリアでiPadのApple SIMを利用するメリットを見てみましょう。

  • 世界180以上の国や地域で使える

    1枚のSIMカードで世界180以上の国や地域にわたって利用することができます。
    また海外へ行くたびに海外用のSIMカードに差し替える手間が省けルノもメリット。
    海外に短期滞在する人、周遊で複数の国へ旅行する人、あちこちに海外出張するビジネスパーソンには便利です。

  • iPadの端末上で簡単に契約や設定が可能

    iPadの端末上で通信会社やMVNOのプリペイドプランに契約することができます。
    Apple SIMが提携している海外の通信業者の料金プランは、プリペイドプランなので使いすぎを防ぐことができて便利です。

オーストラリアでiPadのApple SIMが使える通信会社と設定方法

オーストラリアでAppleSIMによる通信サービスが利用できる通信会社は、GigSkyAlways Online WirelessTruphoneの3社です。

Apple SIMを利用する場合の設定方法は、次の通りです。

  1. 海外現地に到着後、iPadの「設定」→「モバイルデータ通信」→「新規プランを追加」をタップ。
  2. 「モバイルデータ通信アカウント」から通信事業者(キャリア)を選択する。
  3. キャリアを選択後、通信プランを選ぶ。
  4. アカウントを作成するために、名前・住所・メールアドレス・クレジットカード番号などを入力する。
  5. 海外現地での通信が利用可能になる。

ちなみに、Apple SIMだけでなくeSIMに対応しているiPad機種もあります。

  • iPad Pro 12.9インチ(第3世代)
  • iPad Pro 11インチ
  • iPad Air(第3世代)
  • iPad mini(第5世代)
  • iPad(第7世代)

参照)※2019年11月現在調べ

これらのiPad機種の場合は、Apple SIMを内蔵していませんが、Apple SIMのSIMカードを購入しなくても、Apple SIMに対応した通信事業者によるサービスが利用できるようです。

またeSIMに対応した通信事業者(GigSky・Truphone・3 HongKong)による通信サービスも、利用することができます。

iPadでのeSIMの利用方法は、iPhoneの場合と同じですが、iPadでは2つの回線を一緒に利用できるデュアルSIMはできないので注意してください。

通信プランの費用については、オーストラリア現地のSIMカードのプランより、割高になっているので、長期滞在の人には不向きかもしれません。

一時的な利用や短期で利用の場合は、検討してみましょう。

久美子先生久美子先生

Apple SIMについて詳しく知りたい人は、「海外旅行や出張・留学でのApple SIM活用法」の記事も参考にしてくださいね。

参照)apple.com

6. オーストラリアでSIMカードを使うときのポイント4つ

ここまで、オーストラリアで使えるSIMカードの買い方、オススメのSIMカードについて紹介しました。

最後に、オーストラリアでSIMカードを使うにあたって知っておいてほしいポイントを4つ紹介したいと思います。

このポイントを知って入れば、SIMカードでの失敗を防ぐことができるでしょう。

1. オーストラリアのSIMカードを使うにはSIMフリーのスマホが必要

オーストラリアのSIMカードを使うなら、SIMフリーの端末を用意するか、SIMロックの解除手続きをしておきましょう。

日本の大手通信会社3社の「ドコモ」「ソフトバンク」「au」が販売している端末の初期設定は、通常SIMロックがかかった状態です。

なので、今契約している通信会社の店舗またはウェブページでSIMロック解除の手続きをしてください。

機種によっては、SIMロック解除されているかどうか、端末の設定のところで調べることもできます。

スマホ端末でSIMロックの確認をする

ちなみに、楽天やYahooモバイルなどの格安スマホは、基本的にSIMロックがかかっていないSIMフリーの端末です。

久美子先生久美子先生

あなたのスマホがSIMロック解除ができるかどうかは、契約している通信会社によって条件があるので確認しておきましょう。

2. オーストラリアの通信会社のプリペイドSIMカードは2種類ある

オーストラリアのプリペイドSIMカードのタイプは、大きくわけると、アクティベーション用のSIMカードと、すでにデータ通信などがチャージされているSIMカードの2つです。

前者のアクティベーション用SIMカードの場合は、SIMカードを購入後、まずSIMカードの認証設定をスマホで行います。

その後に、ウェブ上の自分のアカウントから必要なプランを選び、料金を支払う流れです。

後者のSIMカードは、アクティベーション設定と利用通信量がすでにチャージされているものになります。

このアクティベーション設定と利用通信料がチャージされているSIMカードが、一般的に「プリペイドSIMカード」と呼ばれています。

ウェブ上でチャージの設定する手間が省けて、短期滞在や旅行者には便利です。

ただアクティベーション用のSIMカードも認証設定したあと、Web上で希望するプリペイドプランを選んでから利用するので、実質2種類ともプリペイドタイプのSIMカードとなります。

そしてどちらのタイプのSIMカードも、チャージしてあった通信容量がなくなれば、またウェブ上の自分のアカウントから再チャージすることが可能です。

しかしAmazonなどで売っているプリペイドSIMカードは、一回だけの使い切りのものもあります。

この使いきりのプリペイドSIMカードは、一旦通信容量がなくなってしまうと、使えなくなってしまったり、通信速度が遅くなったりしてしまうので注意してください。

3. 短期旅行や留学の人は「Automatic Recharge」の設定に注意

「Automatic Recharge」と表示された画面

オーストラリアへ短期旅行や留学へ行く人には、気をつけてほしいことがあります。

それはデータ通信などのリチャージの設定を「Auto Recharge」(自動追加)にしておかないことです。

たとえば月ごとの通信プランで「Auto Recharge」に設定してると、1ヶ月経つと自動的に通信データが追加されて、その費用が引き落とされてしまいます。

数ヶ月、年単位で長くオーストラリアに滞在する人は、「Auto Rechage」に設定しておくと、いちいち自分で追加する必要がないので便利です。

しかし短期滞在の人にはメリットがないので、「Auto Recharge」を申し込まない、もしくは自分のアカウントの設定でOFFになっているか確認しましょう。

「Auto Recharge」の設定がONのままだと、帰国してからも自動的に引き落とされてしまうので注意してください。

参照)optus.com.autelstra.com.au

4. 通信会社の電波を拾いにくいときは「Wi-Fi Calling」でかけてみよう!

iPhoneの画面「このiPhoneでWi-Fi通話」

オーストラリアの通信会社が提供している音声通話のサービスの一つに「Wi-Fi Calling」があります。

日本では聞いたことがない人がほとんどではないでしょうか?

この「Wi-Fi Calling」(Wi-Fi通話)とは、Wi-Fiの電波を利用して通話ができる通信サービスのことです。

オーストラリアは、国土面積が世界6位ととても広い国。

その広さがゆえに、通信会社の電波が届かない場所や地域がどうしてもでてきてしまいます。

この「Wi-Fi Calling」のサービスは、通信会社の電波の圏外エリアを無線Wi-Fiの通信網で補うために始まったという訳です。

ちなみに「Wi-Fi Calling」は通信会社が提供しているサービスになるので、公衆の無料Wi-Fiの電波では利用できません。

また、すべてのスマホが「Wi-Fi Calling」を利用できる訳ではないので注意してください。

とくにAndroidについては、サムソンやソニーなどの最新の機種を除いてほとんどが「Wi-Fi Calling」の機能がないので利用できないサービスです。

iPhoneについては、iPhone5s以降のシリーズが「Wi-Fi Calling」の機能がついている端末になります。

「Wi-Fi Calling」のメリットの1つは、特定のアプリを入れなくても、スマホに登録している電話帳から直接電話の発着信やSMSの送受信ができることです。

この点において、LINEやSkypeでの電話と大きく違ってきます。

ちなみに、「Wi-Fi Calling」の費用は、基本的に申し込みプランが適用されて追加費用はありませんが、通信会社のプランによってはこのサービスを利用できないことも。

なので、SIMカードを購入するときに「Wi-Fi Calling」が利用できるか、料金はどうなっているかも一応確認しておくといいかもしれませんね。

「Wi-Fi Calling」の通話サービスを提供している海外の通信会社は、「Apple iPhone の通信事業者のサポートと各機能」で確認できます。

りゅうが君りゅうが君

「Wi-Fi Calling」ってはじめて聞いたよ。

久美子先生久美子先生

日本国内はすでに携帯電話の通信網が整っていて、ほとんどの場所で携帯電話の電波がつながるようになっています。つまり、Wi-Fiを利用した通話の必要性がないので、この「Wi-Fi Calling」のサービスがない訳です。

りゅうが君りゅうが君

へえ。だから、国内のAndroidには「Wi-Fi Calling」の機能がついてないことが多いんだね。

参照)support.apple.com

【まとめ】あなたの目的とスマホに合ったオーストラリアのSIMカードを選ぼう!

オーストラリアのSIMカードやiPhoneののeSIM、iPadのApple SIMなど、色々と紹介してきたが、いかがでしょうか?

たくさんの通信会社SIMカードや通信プランがあって、選ぶのに困る方もいるかもしれません。

まず自分のスマホで問題なく通信できるか、仕様(通信方式・周波数帯)をチェックしましょう。

そしてオーストラリアへの渡航期間や、利用目的に合ったSIMカードまたは通信プランを選ぶと、失敗を防ぐことができますよ。

短期の滞在でオーストラリアの現地で購入するなら、空港に店舗があるOptusやVodafoneが便利。

利便性重視なら国内シェアNO.1で、通信エリアも広いTelstraのSIMカードがオススメです。

長期で滞在する予定で、料金をできるだけ節約したいなら、大手通信会社のMVNOのSIMカードも検討してみてください。

国内で準備しておくなら、現地での日本語サポートもあるエーブルネットやニッテルの格安SIMがよいでしょう。