ここでは高校生対象に、返済不要の給付型の留学奨学金を紹介したいと思います。

返済不要の留学奨学金制度は、在籍している高校で行なっているもの、国・地方自治体・民間団体・留学エージェントが企画しているものがあり、奨学金の金額も様々です。

留学費用は期間や留学先にもよりますが、1年間の場合だと300~500万円かかるとも言われています。

留学費用の全額または一部でも、返済が不要でない給付型の奨学金を利用できれば、金銭的な負担は軽減できるので是非検討してみましょう。

久美子先生久美子先生

高校に在学中に短期・長期留学したい人、高校を卒業して海外の大学等に進学したい人は、自分も応募出来そうなものがないかチェックしてみて下さい。

目次

1. 海外の大学へ進学したい高校生におすすめ
~卒業まで受け取れる返済不要の奨学金~

高校卒業後、海外の大学へ進学を考えている高校生に参考にして欲しい奨学金です。

ここでは、海外の大学を卒業するまで受給できる奨学金を紹介しています。

1. 日本学生支援機構 海外留学支援制度(学部学位取得型)

独立法人日本学生支援機構による、海外の大学で学士号の取得を目指すプログラムです。

学位が取得可能な大学がある国・地域に留学できます。(芸術技術分野は除く)

募集開始時期は9月から11月頃で、必要書類をそろえて日本学生支援機構にオンラインで提出し、書類合格者のみ面接(東京)での審査を受けます。

奨学金の申請には留学先の大学の入学許可証が必要です。

もし英語力が入学条件に満たされず、条件付きの入学で認められた場合、奨学金の応募自体はできますが、支援開始時期までに条件付きでない入学許可証を用意できなければ、取り消しになるので注意しましょう。

また、他の奨学金と併用して受けることが可能です。

募集人数 平成29年度募集人数 45名(応募者55名中33名採用)
応募対象者 高校卒業予定の人または高校を卒業した21歳以下の人
支給期間 原則4年
支給額 月5万9000円~11万8千円(国・地域で異なる)
授業料、上限年間250万円
必要言語能力 TOEFL iBT72またはIELTS5.5
重複受給

2. 米国大学スカラーシップ協会 一般奨学金とスポーツ奨学金

アメリカの大学から奨学金を受け取る奨学金制度で、一般奨学金枠とスポーツ奨学金枠があります。

自分で留学先の大学を選んで、奨学金を申し込む制度ではないので気を付けましょう。

まず、この奨学金のプログラムに申し込みをして、奨学金支給の可能性があると判断された人に、大学の方がから奨学金のオファーをするという仕組みになっています。

プログラムに申し込む前に、必ず指定のカウンセラーによる無料の個別インタビューを受けて、プログラムに申し込みをした場合、奨学金のオファーがもらえる可能性があるかを確認してもらいましょう。

カウンセラーによるインタビューの結果、奨学金給付の可能性が有りと判断された人は、このプログラムに申請することができます。

このプログラムは、一定の英語力がなくても応募できることが特徴です。

奨学金のオファーがもらえるかどうかも、英語力で決まる訳ではなく、もし入学する時点で英語力が足りない場合は、大学付属の語学学校で入学が可能なレベルに達するまで勉強できます。

この奨学金制度は、語学学校(ESL)で学ぶ期間も奨学金の給付対象で、最長1年間の受給が可能です。

多くの返済不要(給付型)の奨学金は、語学研修は給付の対象外になるので、この点で他の奨学金制度に比べて大きく異なります。

とはいえ、各大学の規定の英語のスコアを満たしてないと、留学先の選択肢が狭くまってしまうので、英語の勉強もしかっりしておきましょう。

募集人数 年間200名(うちスポーツ奨学金プログラムは50名)
応募対象者 高校3年生の学生、高校卒業者、大学、大学卒業者
支給期間 英語学習の付属機関(ESL)は最長1年間
学部課程は最長4年間
支給額 授業料・寮費・食費の総額の50%以上の支給。
各大学により異なるが、年間12,000~25,000ドル(約130~280万円)
必要言語能力 特になし
重複受給 要確認

3. グルー・バンクロフト基金

アメリカの大学(リベラルアーツ・カレッジ)への進学におすすめの奨学金制度です。

リベラルアーツ・カレッジとは、学生数が2,000人程度と少なく、少人数生のクラスで、自然/人文・社会科学などのそれぞれの分野で幅広く学ぶことができます。

最近の奨学生の留学先は、以下の学校になります。

Bowdoin College、Carleton College、 Colby College、 Connecticut College、 DePauw University、Grinnell College、Hamilton College、Haverford College、Kenyon College、 Knox Collegeなど。

授業料の免除枠のある大学は、下記のウェブページで確認して下さい。
グルー・バンクロフト基金 留学先大学一覧

選考は、書類審査と筆記試験と面接があり、応募募集の締め切りは9月の上旬です。

募集人数 7名(2017年度 7名採用)
応募対象者 高校3年生の学生、過去1年に高校を卒業した人
支給期間 4年間
支給額 毎年約500万円(授業料全額免除の場合は、生活費として100万円援助)
または、留学先により授業料全額/一部免除
必要言語能力 留学先の大学に受け入れられる英語力
重複受給 要確認

4. (一財)柳井正財団海外奨学金プログラム 

アメリカのトップレベルの大学への進学を目指す日本人の学生を対象に、学部4年間の就学にかかる費用を支援する奨学金制度です。

奨学金の対象大学は、以下のウェブページで確認して下さい。
HLAB 海外大学進学を目指す方へ

選考は書類審査と面接があり、応募募集時期は1月から2月頃です。

募集人数 年間20名程度
応募対象者 高校3年生の学生、原則20歳以下
支給期間 4年間(延長申請不可)
支給額 年間上限7万ドル(約780万円)授業料、教材費、保険料、寮費など大学から請求される費用
必要言語能力 留学先の大学に受け入れられる英語力(目安としてTOEFL iBT90点程度)
重複受給 原則不可

5. Funai Overseas Scholarship(学部留学)

科学や技術分野の専攻で、学士の学位取得の為に海外の大学へ入学する人を支援する奨学金制度です。

応募の募集時期は6月から9月頃で、選考は書類選考後に面接が行われます。

募集人数 若干名(2016年度 16名)
応募対象者 日本の公立高校卒業者(予定者も含む)
支給期間 最長、学部留学の4年間
支給額 年間20,000ドルまたは30,000ドル(約220万または330万円)
必要言語能力 留学先の大学に受け入れられる英語力
重複受給

6. ブリティッシュ・カウンシルが紹介するイギリスの奨学金

ブリティッシュ・カウンシルは、イギリスの公的な国際文化交流機関で、イギリス留学に関する様々な情報を提供しています。

ブリティッシュ・カウンシルの情報を元に、イギリスの大学・短大・語学学校で在学期間中通して、または一部の期間、奨学金を受けられる学校を紹介しているので、イギリスの大学に進学を希望している高校生は、是非参考にしてみて下さい。

・語学学校
「Glawsgow School of English」

募集人数 ---
募集対象者 18歳以上で学生自身で応募できる人
支給期間 要確認
支給額 週15時間の英語コースを受講の場合
:週30ポンド支給、学費25%割引
週22.5時間の英語コースを受講の場合
:週66ポンド支給、学費35%割引
必要言語能力 不問
重複受給 要確認

・大学
「University of Kent」

募集人数 ---
募集対象者 大学、大学院に進学する人
支給期間 大学学部生は最長4年間
支給額 年間5,000ポンド(約74万円)
必要言語能力 留学先に受け入れられる語学力
重複受給 要確認

上記以外にも、奨学金が受けられる学校は以下の通りです。

Cardiff Sixth From College 問い合わせメール 
admissions@ccoex.com
University of Bristol 問い合わせメール
International-partnerships@bristol.ac.uk
The University of Sheffield 問い合わせメール
International.scholarships@sheffield.ac.uk
The University of Warwick 問い合わせメール
eastasia@warwick.ac.uk
Writtle Univeristy College 問い合わせメール
International.enquiries@writtle.ac.uk

2. 国による高校生対象の奨学金
~トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム~

「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」は、文部科学省と一般企業の官民共同により、2014年から始まった留学支援制度です。

高校コースには、短期から長期にわたる様々な留学プログラムがあります。

アカデミック(テイクオフ14~21日間/ショート14~106日間/ロング107~365日間)、プロフェッショナルスポーツ・芸術国際ボランティア(14日~106日間)の全部で7つのプログラムの中から応募が可能です。

プロフェッショナルのプログラムには、「未来テクノロジー人材枠」と言って、プログラミングやアプリ開発などのテクノロジーの分野に関する学習やインターンシップを受けることができるものもあります。

プログラムの応募に必要な書類の一つに「留学計画書」というものがあって、これは自分で作成しなければいけません。

この「留学計画書」は、プログラムに採用されるかどうかの大きなポイントになります。

高校生コースの特徴としては、留学先で学校へ行かない「留学計画書」を提出することも可能で、留学エージェントのプログラムなどを利用することもできます。

募集時期は10月から1月頃で(新高校1年生は10月から4月頃)、応募書類は在籍している高校を通して提出しますが、家庭の所得証明書はオンラインで提出しましょう。

基本的に、経済的理由により自費での留学が困難な人(日本学生支援機構の第二奨学金を受給に該当する家計の人)対象のプログラムですが、約1割はこの基準を超えている人でも採用される予定になっています。

また、他の留学のための奨学金を重複して受けることもできますが、その総額が「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」による奨学金の総額を超えてはならないので注意しましょう。

募集人数 500名
募集対象者 経済的理由により自費での留学が困難な高校生(日本学生支援機構の第二奨学金を受給に該当する家計の人)
支給期間 14~365日(プログラム、期間によって異なる)
支給額 24~100万円(第二奨学金の受給該当者の場合。アカデミックロングを除く。国や地域期間によって異なる)
アカデミックロング:
授業料30万円、現地活動費月10~14万円、渡航費
必要言語能力 アカデミックのテイクオフコースは、語学学校への通学が可能なので特に定められている英語力はない。
テイクオフコース以外のプログラムは、留学先に受け入れてもらうだけの英語力は必要になる。
重複受給 可(条件有り)

3. 地方自治体による高校生向け奨学金

続いて、各地方自治体が企画している返済不要の奨学金制度(給付型)を紹介します。

地方自治体の奨学金の特徴としては、企画している自治体に応募者が在住していることが条件の一つになっており、奨学金のタイプも短期留学から長期留学向け、支給額が少額のものからそうでないものまで多種多様です。

ここでは紹介してない地方自治体でも、留学向けに奨学金制度を行っているかもしれないので、是非自分が住んでいる市役所などにも確認して見てください。

1. 埼玉発世界行き奨学金(高校生留学コース)

埼玉県国際交流協会による奨学金制度です。

海外の高校へ3ヶ月以上の留学をする場合に奨学金が支給されます。

募集期間は4月から5月頃で、必要書類は「公益財団法人埼玉県国際交流協会 グローバル人材育成センター埼玉」に、郵送または持参での提出になります。

審査は書類選考のみです。

募集人数 30名(2017年度 応募者89名中30名採用)
募集対象者 1年以上埼玉県に在住する高校生。
または、埼玉県以外の高校に在籍しているが、親が1年以上埼玉県に在住している高校生
支給期間 一括
支給額 50万円
必要言語能力 留学先の高校などに入学が受け入れられる程度必要
重複受給 要確認

2. 埼玉県・クイーンズランド州スカラシップ(高校生短期留学プログラム)

埼玉県県民生活部国際課によるプログラムです。

夏休みの間に、埼玉県と姉妹提携にあるオーストラリアのクイーンズランド州の州立高校に通学、ホームステイする2週間の短期留学になります。

募集人数 3名
募集対象者 県内在住または在学の高校生(派遣時)
支給期間 一括
支給額 学費免除 留学支援金10万円
必要言語能力 留学先で活動、学習できる基本的な英語のリスニング、スピーキング力があること。
重複受給 要確認

3. 瑞穂町海外留学奨学資金等支給制度

東京都西多摩郡瑞穂町役場による企画の奨学金プログラムです。

留学先の高校・大学など(語学学校は不可)に、1年以上留学する場合に受けることができる制度になります。

募集期間は第一期は6月頃、第二期は1月頃です。

募集人数 若干名(2016年度 1名採用)
募集対象者 中学3年生、高校生、短期大学・専門学校・大学・大学院生に在籍または卒業している30歳未満の人。
瑞穂町に2年以上居住していること。
支給期間 一括
支給額 上限150万円
必要言語能力 留学先の母国語、又は使用言語で意志疎通できること。
重複受給 不可

4. 戸田市海外留学奨学資金

埼玉県戸田市教育総務課による企画の奨学金制度です。

留学先は、日本の大学・短期大学・大学院相当の海外の学校で、語学留学や聴講生、研究生としての留学は対象になりません。

募集時期は第一回が6月から7月頃、第二回は1月から2月頃で、書類と面接による選考があります。

支給期間は1年以上、2年間までです。

留学先が短大、大学以上になるので、高校を卒業して海外の大学へ進学したい人は検討してみると良いかもしれません。

募集人数 若干名(2016年度 4名採用)
募集対象者 高校生、専門学校・短期大学・大学・大学院生に在籍している人、もしくは卒業後7年を経過しない人。
戸田市民であること。
支給期間 1年以上2年まで(2学年を限度)
支給額 1年以上2年未満の場合は100万円。
2年以上の場合は150万円。
必要言語能力 英語圏への留学の場合は、TOEFL iBT55以上、TOEIC530以上、または、英検2級以上。
留学先の学校に受け入れられる語学力。
重複受給

5. 横浜市世界を目指す若者応援事業 個人向け留学

横浜市が行っている、海外の高校へ約1年間留学する人へ援助する奨学金制度です。

応募の締切は5月末頃で、選考は書類審査と面接が行われます。

横浜市に住んでいて高校在学中に長期で留学したい人には、おすすめの奨学金です。

募集人数 5~10名(2017年度応募者20名中12名採用)
募集対象者 横浜市内の高校に在籍している生徒、または市内に在住し市街の高校に在籍している生徒
支給期間 一括支給
支給額 上限40万円
必要言語能力 前年度の外国語の平均値が4.0以上
重複受給

6. (公財)長岡市米百俵財団 海外留学奨学金

新潟県の公益財団米百俵財団が行っている奨学金プログラムです。

「公益財団法人AFS日本協会」、または「公益財団法人YFU日本国際交流財団」の高校生対象の年間派遣プログラムを利用して、約1年間留学する高校生に奨学金を支給します。

募集時期は5月から7月頃で、選考は書類審査と面接になります。

応募までにAFSまたはYFUの1年間の留学プログラムに申し込みしておく必要があるので、注意しましょう。

募集人数 3名
募集対象者 新潟県の高校に在籍している1・2年生。
または、中学3年生で新潟県の高校に入学する予定の人で、保護者が長岡市内に住んでいること。
支給期間 一括
支給額 AFSまたはYFUのプログラムの参加費(120万~160万円)
必要言語能力 AFS(アメリカ希望の場合、英検2級以上)またはYFUのプログラムに合格できる語学力
重複受給 要確認

7. (公財)新潟市国際交流協会 新潟市高校生留学支援事業

現在、新潟市内の高校に通っていて、海外の高校に1年間留学する高校生を対象とした、公益財団法人新潟市国際交流協会の奨学金制度です。

この奨学金は、「公益財団法人AFS日本協会」が行っている高校生向けの年間留学プログラムを利用することを前提としており、その費用の一部が支給されます。

募集時期は6月から7月頃です。

募集人数 2名(2017年度 2名採用)
募集対象者 新潟市の高校に在籍している生徒で、保護者が新潟市内に住んでいること。
支給期間 要確認
支給額 AFSのプログラム参加費の一部(2017年度 788,000円)
必要言語能力 AFSのプログラムに合格できる語学力(アメリカ希望の場合、英検2級以上)
重複受給 要確認

8. おおさかグローバル奨学金

学位取得を目的とした、大学進学の留学が対象になる大阪府の奨学金プログラムです。

コミュニティカレッジ(大学編入コース)、大学進学準備コースも支給の範囲に入りますが、大学院・語学学校への留学には適用されません。

募集時期は8月から10月頃で、選考は書類審査と面接になります。

募集人数 20名(2016年度応募者25名中20名)
募集対象者 大阪府内の高校を卒業した人、又は卒業見込みの人。
府内在住で他府県の高校を卒業した人、又は卒業見込みの人。
23歳未満。
支給期間 一括支給(延長申請不可)
支給額 50万円以内
必要言語能力 TOEFL iBT45、英検2級など/留学先に受け入れられる語学力
重複受給

9. 三重県私費海外留学生奨学金

公益財団法人三重県国際交流財団が企画している奨学金制度です。

正規留学生向け(海外の大学・大学院へ学位取得目的で私費で留学する人)と、学校間協定留学生向け(在学する大学が協定している海外の大学へ私費で留学する人)の2つのプログラムがあります。

高校を卒業して海外の大学へ進学したい人は、正規留学生のプログラムを利用して、最大4年間奨学金を受け取ることができます。

応募時期は3月から4月頃で、選考は書類審査と面接です。

募集人数 正規留学、学校間留学あわせて5名以内
(2016年度 正規留学:応募者7名中3名 学校間協定:応募者7名中0名)
募集対象者 1年以上三重県に住んでいる人、またはその子供。
40歳未満。
支給期間 正規留学(1年以上4年以内)
学校間協定(6月以上12ヶ月以内)
支給額 正規留学(年間上限120万円)
学校間協定(年間上限84万円)
必要言語能力 留学先に受け入れられる語学力
重複受給 不可

10. 松本・土井あいりん海外留学助成金

兵庫県宝塚市の文化政策課が行っている奨学金制度です。

海外の高校、短期大学、大学、大学院、またはこれらに相当する教育機関へ1年以上留学する場合が支給対象になります。

高校在学中に海外へ留学したい人、高校卒業後に海外の大学へ進学したい人におすすめです。

語学学校、専門学校への留学、職業訓練を目的とする学校への留学は、給付の範囲ではないので注意しましょう。

応募は、年3回(6月、11月、2月)あり、選考は書類審査と面接になります。

募集人数 制限なし
募集対象者 中学生以上で継続して宝塚市内に3年以上住んでいる人。
26歳未満。
支給期間 2分割で交付
支給額 60万円
必要言語能力 不問(留学先に受け入れられる語学力)
重複受給

11. 淀江町青少年ゆめ基金海外留学助成金

鳥取県米子市淀江町が行っている奨学金制度です。

海外の大学・大学院への留学、または文化・芸術の分野での留学、海外で技術習得を目的とした留学で、1年以上留学する場合が支給の対象になります。(語学学校は不可)

これまで、ホテルマネジメント、コンピューターグラフィック、靴つくりの技術習得などの留学に対して奨学金を給付しているようです。

高校を卒業後、海外へ留学したい人は検討してみると良いでしょう。

応募は随時行われていて、書類審査での選考があります。

募集人数 募集人数は定めていない(2016年度 応募者1名中0名)
募集対象者 鳥取県米子市淀江町出身で、淀江小・中学を卒業した人。
30歳未満。
支給期間 一括(延長申請可)
支給額 上限200万円
必要言語能力 特にない(留学先に受け入れられる語学力)
重複受給

12. 福岡県アンビシャス外国留学奨学金

福岡県が企画している、海外の大学へ進学する高校生向けの奨学金制度です。

高校を卒業して学位取得の目的で海外の大学へ留学する人が給付の対象になり、最長で4年間給付されます。

語学学校への留学、すでに国内外の大学へ進学している人は、支給の対象外になるので気を付けましょう。

募集時期は8月から9月頃で、書類審査と面接による選考があります。

募集人数 若干名(2016年度10名)
募集対象者 1年以上、本人または保護者が福岡県に住んでいる高校生。
20歳未満。
支給期間 最長4年間
支給額 年額上限200万円(保護者の所得が一定額以上の場合は異なる)
必要言語能力 留学先に受け入れられる語学力
重複受給 不可

13. 熊本県高校生留学支援金

熊本県の私学振興課が企画している奨学金制度です。

熊本県の高校に通っていて、海外の高校に1年以上留学する学生が対象になります。

募集時期は4月から8月頃月頃ですが、冬期に追加募集されることもあるようなので、熊本県のホームページなどで確認して下さい。

選考は書類審査のみです。

募集人数 4~6名
募集対象者 熊本県の高校に在籍している生徒。
県内の自宅から県外の高校に通っている生徒は対象外。
支給期間 一括
支給額 上限40~70万円(延長申請不可)
※年度毎により異なる
必要言語能力 外国語の評定平均値が4.5以上。
留学先に受け入れる語学力
重複受給

14. 熊本県州立モンタナ奨学制度

熊本県の私学振興課が行っている、高校を卒業したら海外の大学へ進学したい高校生を対象にした4年間給付される奨学金制度です。

ただし、留学先の大学はアメリカの州立モンタナ大学とキャロル大学の2校に限定されています。

応募時期は7月から11月頃で、選考は書類審査と、英文エッセイ試験、面接などがあります。

募集人数 若干名
募集対象者 熊本県内に在住する高校生、または熊本県内の高校に在籍する生徒で卒業見込みの者。
21歳未満。
支給期間 4年間(延長申請不可)
支給額 州立モンタナ大学:年間3,000~7,500ドル(約330~840万円)
キャロル大学:年間4,000~10,000ドル(約440~1120万円)
※給付金額は高校3年間の成績によって異なる
必要言語能力 留学先に受け入れられる言語力
TOEFL iBT:州立モンタナ大学(70以上) キャロル大学(80以上)
重複受給

15. 熊本県州立モンタナ大学高校生派遣事業

熊本県の高校教育課が企画している、熊本県内の高校生を対象とした夏期の短期留学プログラムです。

留学期間は18日間で、アメリカのモンタナ州大学の付属の語学学校で、学生寮に滞在しながら英語を学びます。

選考は書類審査と面接で、応募時期は4月から5月頃のようです。

まず、在籍している学校、または熊本県の高校教育課に相談してみて下さい。

募集人数 20名(2016年度応募者35名中20名)
募集対象者 熊本県内の高校生
支給期間 一括
支給額 35~40万円
必要言語能力 要確認
重複受給 要確認

16. 佐賀県高校生海外留学等助成事業

佐賀県の教育振興課がおこなっている奨学金制度で、佐賀県の高校生が3ヶ月以上海外の高校へ留学する場合、奨学金の受給対象になります。

募集時期は、順次受付で定員に達したら締め切られます。

また、渡航する3週間前には書類を提出して下さい。
選考は、書類審査と面接によって行われます。

募集人数 24人
募集対象者 保護者が佐賀県内に在住していて、佐賀県内外の高校に在籍している生徒。
(中学三年生で高校の入学を予定している人も対象)
支給期間 一括
支給額 上限50万円
必要言語能力 不問、留学先に受け入れられる語学力
重複受給 「トビタテ!留学JAPAN」との併用は不可

17. 佐賀県海外研修助成事業

佐賀県の教育振興課がおこなっている奨学金制度で、佐賀県の中学生・高校生が2週間から3ヶ月未満、海外の高校や語学学校へ留学する場合、奨学金の受給対象になります。

募集時期は、順次受付で定員に達したら締め切られます。
選考は書類審査のみです。

募集人数 126名
募集対象者 保護者が佐賀県内に在住していて、佐賀県内外の中学・高校に在籍している生徒。
支給期間 一括支給
支給額 上限10万円
必要言語能力 不問。留学先に受け入れられる語学力
重複受給 「トビタテ!留学JAPAN」との併用は不可

18. 別府市民の海外留学奨励金

大分県の別府市の文化国際課が企画している奨学金制度です。

海外の高校・短期大学・大学に1年以上留学する場合が対象になります。

高校在学中に留学したい人、高校卒業後に海外の大学に進学したい人などは検討してみましょう。

募集人数 特になし
募集対象者 別府市内に3年以上在住している人
支給期間 一括
支給額 1人1回に限り5万円
必要言語能力 不問。留学先に受け入れられる語学力
重複受給 要確認

19. 府立高校生のための海外短期留学支援制度

京都府の教育委員会が支援している、高校生対象の短期留学の奨学金制度です。

数週間から1ヶ月ほどの短期留学の支援制度として、エディンバラ語学研修、オーストラリア語学研修、海外短期留学チャレンジの3つのプログラムがあります。

イギリスでのエディンバラ語学研修、オーストラリア語学研修は、夏期の2~3週間に行われるプログラムで、ホームステイをしながらそれぞれの学校で英語を学習します。

海外短期留学チャレンジは、留学にかかる経費を一部を補助する制度で、1ヶ月以上の留学が対象です。

それぞれのプログラムへの応募は、在籍している学校に行なって下さい。

選考は書類審査と面接になります。

募集人数 エディンバラ語学研修:30名
オーストラリア語学研修:60名
海外短期留学チャレンジ:15名程度
募集対象者 京都府立の高校に在学している人で16歳以上。
支給期間 一括
支給額 エディンバラ語学研修:約50万円
オーストラリア語学研修:約45万円
海外短期留学チャレンジ:上限20万円
必要言語能 エディンバラ語学研修の場合:英検準2級以上
重複受給 要確認

20. 府立高校海外サテライト校事業

京都府の教育委員会が支援している、高校生対象の2~4ヶ月の中期留学に対する奨学金制度です。

留学先は、オーストラリアのクイーンズランド州の高校、カナダのモントリオールの高校、アメリカのフロリダ州にあるジュピターハイスクールから選びます。

必要書類は、在籍している高校に提出すること。
応募時期についてはプログラムによって異なるので、以下で確認してください。
魅力ある府立高校づくり

募集人数 20名(平成28年度は11名)
募集対象者 府内の高校に在籍している人
支給期間 一括
支給額 上限60万円
必要言語能力 英検2級相当の英語力、外国語の平均評定が4.5以上であること
重複受給 要確認

4. 民間団体による高校生も利用できる奨学金

ここでは、民間団体が行っている返済不要の奨学金制度を紹介しています。

民間団体が行っている奨学金は、支給期間を定めているものもあれば、補助金という形で一括で支給されるものもあり様々です。

1. IELTS奨学金

IELTS(アイエルツ・International English Language Testing System)は、世界各国で受験されている英語運用能力評価試験のことで、イギリスの大学等に進学する場合は、このIELTSのスコアが入学条件になっています。

このIETSが企画している奨学金制度は、以下の通りです。

イギリスの大学に進学を考えている高校生は、検討してみると良いでしょう。

募集人数 4名
募集対象者 IELTSのスコアが入学条件としている大学または大学院へ留学する人
支給期間 一括
支給額 30万円
必要言語能力 IELTSオーバーオールスコア6.0以上
重複受給 要確認

2. ロータリー青少年交換学生 国際ロータリー第2590地区

海外の高校に1年間交換留学生として渡航する奨学金制度です。
(アメリカ、カナダ、タイ、台湾、ブラジル、エクアドル、ドイツ、スイス)

応募時期は9月頃で、選考は小論文の筆記試験と面接があります。

募集人数 8名
募集対象者 横浜市・川崎市に在住または在学している満15歳~18歳の高校生。
(中学3年生も可)
支給期間 1年間
支給額 授業料、教科書、食事、宿舎などの費用、毎月のお小遣い(若干)
必要言語能力 留学先に受け入れられる語学力
重複受給 要確認

3. ユナイテッド・ワールド・カレッジ(UWC)奨学金

ユナイテッド・ワールド・カレッジ(UWC)は、世界各国で選ばれて派遣された高校生を受け入れ、国際理解の教育やボランティア活動を通して、豊かな国際感覚を養ってもらう為にある民間の教育機関です。

日本の高校生を海外の高校に2年間派遣留学するプログラムに対して奨学金を給付する制度を行っており、独自プログラムとして、海洋、山岳での人名救助訓練などもあります。
(留学先はイギリス・アメリカ・インド・カナダ・ノルウェー・香港・などのUWC)

選考は英語・国語・数学・小論文の筆記試験、書類審査、面接、グループディスカッションがあり、応募時期は10月から11月頃です。

募集人数 24名(2016年度 応募者119名中27名)
募集対象者 高校2年生、派遣時に16歳以上の人
支給期間 2年間
支給額 授業料・寮の全額75・50・25%(留学先により異なる)
必要言語能力 英検2級程度
重複受給 要確認

※参照)UWC日本協会

5. 芸術、音楽などの専門分野の高校生向け奨学金

ある特定の分野の留学に対して給付している返済不要の奨学金制度(給付型)もいくつかあります。

芸術や音楽などの専門分野で留学を検討している高校生は、是非参考にしてみて下さい。

1. くまもと若手芸術家海外チャレンジ事業

熊本県の企画振興部が行っている、芸術家を目指す人を対象に支援する奨学金制度です。

高校在学中または卒業後に、芸術の分野への留学(美術・音楽・舞踊・演劇・映画などの研修やレッスンなど)をしたいと考えている人は、検討してみると良いでしょう。

募集時期は3月から5月頃です。

募集人数 7名程度
募集対象者 過去10年以上熊本県に在住している人。
15歳以上30歳未満。
支給期間 一括給付
支給額 上限30万円
必要言語能力 海外で研修を受けられる語学力
重複受給 要確認

2. (公財)江副記念財団奨学金事業

公益財団江副記念財団が、音楽・現代アート・スポーツ・学術の分野を中心に国内外で学びたい人に奨学金を支援する制度です。

高校生が応募できるのは、現代アート部門、学術部門、スポーツ部門の3つで、選考は、書類審査や面接、プレゼンテーションなど部門によって異なります。

応募時期は、現代アート部門は10月頃、学術部門は9月から、10月頃スポーツ部門は、1月から2月頃になっています。

学術部門については、主に理系分野の専攻で海外の大学・大学院に留学を希望する場合に応募可能です。(語学学校への留学、ワーキングホリデーなどは対象外)

募集人数 現代アート部門:2名程度
スポーツ部門:15名以内
学術部門:6名程度
募集対象者 国内外の高校、大学、大学院に在籍している学生または既卒者。
25歳まで。
支給期間 1年間
支給額 月25万円
必要言語能力 部門によって異なる(留学先に受け入れられる語学力)
重複受給 要確認

3. Kiyo Sakaguchi 奨学金

プルデンシャル生命保険株式会社が行っている、数学を専攻としてアメリカの大学・大学院に進学する場合に対象となる奨学金制度です。(語学研修は対象外)

応募時期は8月頃で、選考は書類審査と面接があります。

募集人数 1~2名
募集対象者 日本の高校・大学に在籍中している人
支給期間 最長4年(延長申請不可)
支給額 年間最大300万円(授業料のみ)
必要言語能力 留学先に受け入れられる語学力
重複受給 不可

4. ヤマハ音楽支援制度 音楽奨学支援

ヤマハ音楽が行っている奨学金制度です。

国内外の音楽に関わる教育機関に進学する場合、最長3年間にわたり支援されます。

高校在学中または卒業後に、音楽の分野で留学をしたいと考えている人は、参考にしてみて下さい。
(音楽のジャンルは問われません)

応募時期は11月から12月頃で、選考は書類審査の後に面接が行われます。

募集人数 10名程度
募集対象者 国内外の教育機関で音楽を学ぶ人。
13歳以上25歳以下。
支給期間 最長3年間
支給額 月10万円
必要言語能力 不問(留学先に受け入れられる語学力)
重複受給

5. (公財)ロームミュージックファンデーション奨学生

京都の公益財団ロームミュージックファンデーションが企画している奨学金制度です。

国内外の音楽に関する教育機関に進学する場合、1年間(最長2年間)支給されます。

高校在学中または卒業後に、音楽の分野で留学をしたいと考えている人は、検討してみましょう。

応募時期は10月頃で、選考は書類審査の後、実技審査と面接があります。

募集人数 2017年度応募者175名中29名
募集対象者 国内外の教育機関で音楽を学ぶ人。
年齢不問。
支給期間 原則1年(更新した場合、最長2年間まで)
支給額 月30万円
必要言語能力 不問(留学先に受け入れられる語学力)
重複受給

6. 留学エージェントによる奨学金

ここではほんの一部を紹介していますが、留学エージェントが行っている奨学金、割引制度も沢山あります。

留学エージェントが企画しているものは、応募条件が緩いものも多くあるので検討してみても良いかもしれません。

ただし、応募条件としてその留学エージェントの留学プログラムを利用することが条件になっています。

留学エージェントの奨学金制度を利用する場合は、以下の点を必ずエージェントに確認しましょう。

  • どの団体、企業、学校がおこなっている奨学金なのか?
  • 奨学金がもらえる期間はどのくらいか?
  • 奨学金の返済は必要なのか不要なのか?
  • 奨学金がもらえる可能性、確率はどのくらいか?
  • 奨学金がもらえない場合はどうなるのか?
  • 留学プログラムを解約した場合は、解約金を支払う必要はあるのか?
  • 留学プログラムを途中でキャンセルした場合はどうなるのか?

1. ICC高校留学奨学金

ICC国際交流委員会が企画している高校留学プログラムを使って留学する人が対象の奨学金制度です。

半年、1年以下の留学は対象にはならないので気を付けましょう。

応募時期は7月から8月頃で、選考は適性判断、書類審査、面接が行われるようです。

高校在学中に海外の高校(オーストラリア、カナダ、ニュージーランド)へ留学したい人は検討してみて下さい。

募集人数 10名程度
募集対象者 ICCの高校留学プログラムを利用してオーストラリア、カナダ、ニュージーランドに留学をする人
支給期間 1年間
支給額 学費とICCサポート費用の一部を免除(40万~130万円程度)
必要言語能力 留学先に受け入れられる語学力
重複受給 要確認

2. 留学ジャーナル

留学ジャーナルの留学プログラムを利用して語学学校、海外の大学・大学院へ留学する場合、割引または奨学金が適用される制度があります。

高校在学中または卒業後に、海外の語学学校へ留学したい人は、検討してみても良いでしょう。

例)Kings Educationアメリカ 10~25%割引
例)Sydoney College of English オーストラリア 授業料20%割引
例)Thiel College奨学金(アメリカ)4年間で合計40,000ドル(約450万円)

上記の他にも、様々な割引制度があるので参考にしてみて下さい。

※参照)留学ジャーナル

高校生にオススメの留学奨学金まとめ

久美子先生久美子先生

高校生が応募できる返済不要の奨学金制度(給付型)について紹介してきたけど、どうでしたか?

りゅうが君りゅうが君

高校生が対象の返済不要の奨学金が、意外に沢山あることが分かりました。

久美子先生久美子先生

政府や地方自治体など国が行っている奨学金、民間企業などが行っている奨学金、留学エージェントが企画している奨学金・・・色々な奨学金があったよね。

りゅうが君りゅうが君

はい。留学費用は安くはないから、返済しないで済む奨学金が利用できたらすごく助かるなと思います。

久美子先生久美子先生

そうだよね。
留学費用に不安がある人は、まず通っている高校に相談してみて、自分が利用できそうな奨学金制度を検討してみて下さい。