留学エージェントの選び方

留学エージェントは、国内・海外現地にあるものを含めると、大手エージェントから個人事業主のエージェントまでとても沢山あります。

中にはちょっと怪しかったり、悪質なエージェントが存在することも。

実際に、2008年には大手留学エージェントの「ゲートウェイ21」が資金繰り悪化のために倒産し、1800人以上が被害を受けたという事件もありました。

自分がこのような被害に合わないようにするためにも、安心で安全な留学エージェントを選ぶことは必須です。

ここでは、安心で安全な留学エージェントの選び方のポイントや注意点などを詳しく説明しています。

「海外へ留学したいと考えているけど、留学エージェントはどこがいいんだろう?」
「留学エージェントを選ぶときには、どこを比較したらいいんだろう?」
「そもそも留学エージェントはいるの?いらないの?」

このような疑問をもっている人は、読んで見てください。

また、留学エージェントを選び方のチェックリストの表も最後にあるので、ぜひ利用してみてくださいね!

まずは留学エージェントについて詳しく知ろう!

留学エージェントは、大手のものから個人まで実にさまざまな会社があります。

日本と海外にオフィスを持つエージェント、日本だけにオフィスを持つエージェント、海外だけにオフィスを持つエージェントといったように色々です。

ここではまず、どんなタイプの留学エージェントがあるのか見てみようと思います。

1. 6つのタイプの留学エージェント(大手から個人事業主まで)

留学エージェントの会社は、いろいろなタイプがあります。

大きく分けると以下の6つです。

  1. 色々な国のさまざまなジャンルの留学を提供するエージェント
  2. 海外現地にある留学エージェント
  3. ある特定の国やジャンルを専門とする留学エージェント
  4. 旅行会社の留学サービスを提供する部門・グループ会社
  5. 日本の英会話学校や教育関係等の会社の留学サービス部門・グループ会社
  6. 世界各国にある大手語学学校の日本支社

1. 色々な国のさまざまなジャンルの留学を提供するエージェント

会社規模が比較的大きく、日本国内だけでなく海外各国に複数のサポートオフィスを持っていることが多いです。

なので、渡航前にいろいろな相談やカウンセリングを受けやすいかもしれません。

海外でのサポートについては、エージェントのサポートオフィスが、自社で持っている直営のものか、提携・委託している海外エージェントかで、現地での対応がスムーズかどうか変わってくることも。

念のために確認しておくことをオススメします。

ウィッシュインターナショナル ウィッシュインターナショナル
1987年設立。
国内に4つ、海外の10カ国22都市にサポートオフィスがある。
(アメリカ・カナダ・オーストラリア・ニュージーランド・イギリス)
ISS国際交流センター ISS国際交流センター
1990年設立。
国内に6つ、海外に18都市に現地提携オフィスがある。
(イギリス・カナダ・オーストラリア・ニュージーランド)
Last Resort Last Resort
1997年設立。
国内に43拠点、海外には直営の12拠点にオフィスがある。
(オーストラリア・カナダ・ニュージランド・イギリス)
渡航前の英会話レッスンも提供。
留学ジャーナル 留学ジャーナル
2003年設立。
国内に5つ、海外には11都市に現地サポートオフィスがある。
(オーストラリア・ニュージーランド・カナダ・イギリス)
渡航前の英会話レッスンも提供。
留学タイムズ 留学タイムズ
1999年設立。
国内に1つオフィスがあり(東京・新宿デスク)、海外には7都市に現地サポートセンターがある。
(アメリカ・カナダ・ニュージーランド・マルタ)
※ニュージーランドのサポートセンターは中高生対象
久美子先生久美子先生

複数の国への留学を扱っているエージェントの場合でも、自分が留学したい国にサポートオフィスがあると限らないのでチェックしておきましょう!

2. 海外現地にある留学エージェント

アメリカやカナダ、オーストラリアなど現地にある日本人向けの留学エージェントも沢山あります。

会社規模は、個人事業主の小規模なエージェントが多いです。

中規模のエージェントだと、その国の中で複数の支店を持っていることも。

海外現地の留学エージェントを利用する一番のメリットとしては、日本の留学エージェントよりも手数料等の費用が安く抑えやすいです。

また、海外現地にあるエージェントだと、海外現地でトラブルに合ったときに、時差などのタイムラグもなく早く対応してもらえるので安心な面もあります。

ただし、前もって日本で直接会って問い合わせることができないので、そのエージェントが信頼できるかどうか日本で判断することが難しい面はあります。

U.S.COLLEGE CONNECTION U.S.COLLEGE CONNECTION
2010年に設立。
アメリカ・テキサス州にオフィスを持つ。
ARCアメリカ留学センター ARCアメリカ留学センター
1986年設立。
アメリカ・ロサンゼルスと東京にオフィスがある。
BRAND NEW WAY BRAND NEW WAY
2009年設立。
カナダの8都市、東京、ロンドンにオフィスがある。
オーストラリア留学センター オーストラリア留学センター
1996年設立。
オーストラリアの6都市、東京に支店を持つ。
ASAC ASAC
2003年に設立。
ニュージーランド・オークランドと東京にオフィスを持つ。
EG-UK イギリス留学センター EG-UK イギリス留学センター
2000年に設立。
イギリス・ブライトンにオフィスがある。
久美子先生久美子先生

現地にある留学エージェントを使う場合は、事前にエージェントについて必ず出来るだけ情報収集をしておきましょう。

3. ある特定の国やジャンルを専門とする留学エージェント

特定の国や専門分野についての情報が豊富な留学エージェントで、現地の生の情報や専門分野の学校について詳しいカウンセラーが多いです。

またメリットの一つとして、現地のサポートオフィスも、提携ではなく直営で運営されていることがほとんど。

なので、現地でのサポート内容や連絡などに行き違いがおこりにくいので安心です。

すでに留学したい国が決まっている人、ワーホリで留学したい人、中高生での留学がしたい人など、ある特定のジャンルで留学したい人は、検討してみるとよいかもしれませんね。

NCN 米国大学機構 NCN 米国大学機構
1990年設立。
高校生のアメリカ大学進学や大学生のアメリカの留学や編入をサポートしている。
受け入れ大学は、全米で上位校36校が中心。
アメリカ事務局と、日本では東京・大阪・名古屋・福岡に事務局がある。
セブ島留学マスター セブ島留学マスター
2008年設立。
フィリピンのセブ島への留学に特化したエージェント。
セブ支店の他、日本では大阪・東京にオフィスを持つ。
HEC ハワイ留学支援センター HEC ハワイ留学支援センター
1998年設立。
ハワイを専門とした留学エージェント。
ハワイ・ホノルルと東京にオフィスがある。
Australia Information Centre Australia Information Centre
2005年設立。
オーストラリアを専門とした留学エージェント。オーストラリア6都市、日本では東京・横浜・名古屋・大阪にオフィスを持つ。
ロンドン留学センター ロンドン留学センター
イギリスを専門とした留学エージェント。
イギリス・ロンドンの他、東京・大阪・名古屋にもオフィスを持つ。
渡航前に、スカイプやオフィスで無料英会話レッスンも受けられる。

4. 旅行会社の留学サービスを提供する部門・グループ会社

海外の情報が豊富な旅行会社などは、留学サービスを提供していることも多いです。

大手旅行会社の場合、海外のサービスオフィスも沢山あるのでサポートを受けやすく安心というメリットも。

ただし、もともとは留学を専門に扱っている会社ではないので、窓口の人がどこまで留学に対する知識を知っているか、実際にどんなサポートがあるかはチェックしておきましょう。

JTB 海外留学 JTB 海外留学
小中学生からシニアまで幅広い留学プログラムを提供している。
近畿日本ツーリスト 海外進学・留学 近畿日本ツーリスト 海外進学・留学
高校・大学・大学院への留学のサポートを中心にサービスを提供。
地球の歩き方 成功する留学 地球の歩き方 成功する留学
15カ国426都市にある約1300校の学校と提携し、さまざまなプログラムを提供している。
全国大学生活協同組合連合 連合会旅行センター 全国大学生活協同組合連合 連合会旅行センター
短期の語学留学を中心に留学プログラムを提供している。
留学タイムズ 留学タイムズ
大手旅行会社H.I.Sの公式パートナーとして、安心・低価格の共同パッケージプランを提供(1~4週間の短期留学プランが充実)。
留学タイムズの国内デスクはH.I.S新宿本店内にあり、留学プログラムの相談だけでなく航空券の手配などもすぐに対応できる。

5. 日本の英会話学校や教育関係等の会社の留学サービス部門・グループ会社

日本の英会話学校や教育関係などの会社がエージェントとして留学サービスを提供していることも。

会社規模が大きいという面では安心です。

しかし、もともとは国内でのサービスを提供してきた会社なので、留学に関する情報量やカウンセラーの知識量は適切なのかチェックしておいた方がよいかもしれません。

ECC海外留学センター ECC海外留学センター
親子留学からシニア・法人向けまでにさまざまなプログラムを提供。
国内7都市にオフィスを持つ。
ベネッセ海外留学センター ベネッセ海外留学センター
高校卒業後に海外へ進学する人のサポートを提供している。
(交換留学・語学留学は除く)
毎日留学ナビ 毎日留学ナビ
現・株式会社マイナビの海外事業部として1976 年に設立。
企業・学校など法人向けのから個人の留学までをサポート。

6. 受付窓口のみの会社・エージェントには気をつけて!

留学とは関係ない会社の部門や個人事業者が、留学エージェントと謳って、留学手続きの受付窓口をしていることも。

この場合は、実際の語学学校とのやりとりは別会社が行っているので次のようなデメリットがおこる可能性があります。

  • 受付窓口の人が留学についてよく分からない。
  • 語学学校との間に別の会社を挟むことになるので、手数料が高くなるケースも。
  • 仲介のエージェントがどんな会社か分かりにくい。

2. 日本国内と海外現地の留学エージェントの違い 安心なのは?

前項で、日本を拠点としている留学エージェントと、海外現地を拠点とした留学エージェントがあることがわかりましたよね。

ここでは、日本の留学エージェントと海外現地の留学エージェントについて、違いを比較しながらもう少し詳しく説明したいと思います。

1. 日本の留学エージェントと海外現地留学エージェントの関わり

まずは、日本の留学エージェントと海外現地の留学エージェントと海外の学校との関わりを見てみましょう。

留学エージェントと海外の学校との関わり

上記の図を見てわかるように、日本の留学エージェントによっては、海外現地の留学エージェントを下請けとして間に挟んで学校とやりとりを行うことになります。

なので、どうしても連絡事項などのコミュニケーションのスピードが遅くなったり、行き違ったりする可能性も。

またこの場合、海外現地での手続き・サポート等は他の海外現地の留学エージェントに委託しているので、どうしても手数料などの費用は高めになってしまうでしょう。

久美子先生久美子先生

日本国内の留学エージェントを利用するときは、海外現地でのサポートは同じ会社の直営で行われているか、提携している別の会社に委託されるのか確認してくださいね!

2. 日本国内と海外現地の留学エージェントのメリットとデメリット

次は、日本国内の留学エージェントと海外現地の留学エージェントを利用するメリットとデメリットを見てみたいと思います。

以下は、メリットとデメリットをまとめた表です。

日本国内の留学エージェント
メリット
  • 渡航前に日本で直接カウンセリングや相談ができる。
  • 渡航前のサポートサービスが受けやすい。
  • 規模の大きい会社のエージェントも多く、企業として安心。
  • エージェントによっては留学前後に英会話などの語学サポートが受けられることも。
デメリット
  • エージェントによっては学校の申込みに費用がかかり、現地でのサポート料や手数料がやや高めから高額になることも。
  • エージェントによっては、直営の海外現地オフィスがなく現地でのサポートが下請けの別会社・エージェントに引き継がれることもある。
  • 現地サポートを下請けに委託している場合、現地の生の情報が入りにくいことも。
  • カウンセラーが留学経験がなく頼りないこともある。
海外現地の留学エージェント
メリット
  • 学校の申込みや現地でのサポート料が無料なエージェントも多く、費用を抑えられやすい。
  • カウンセラーは海外現地に住んでいるので、現地の生の情報が入りやすい。
  • 海外現地でのサポートが渡航後も続けてスムーズに受けやすい。
デメリット
  • 渡航前のやりとりがメールや電話対応のみの場合が多い。
  • 個人事業主の小さな会社も多く、評判や信頼度を測るのが難しい。
りゅうが君りゅうが君

日本でのサポートを重視するなら日本国内のエージェントを、海外現地でのサポートを重視するなら海外のエージェントを検討してみるとよいかもしれないね!

3. 無料の留学エージェントとは?無料エージェントは怪しい??

留学エージェントについて調べていると、「無料エージェント」「手数料やサポート料が無料」という言葉を目にするかもしれません。

無料…と聞くととてもお得な感じもしますよね。

一方で、「無料って逆にちょっと怪しいかも、悪質なエージェントなのかな」と思う人もいるでしょう。

そこで、ここでは無料エージェントと有料エージェントとの違いと注意点を説明したいと思います。

1. 無料の留学エージェントはなぜ無料?有料エージェントとの違い

多くの有料のエージェントは、学校の授業料や滞在費、航空券などの必要な費用に、エージェントの利益となる手数料を上乗せしてきます。

つまり、基本的には手配してもらう内容が増えるほど、手数料も高くなっていることが多いです。

また、海外現地での留学サポートなどについても、期間や目的に合わせて、色々な内容のサポートがパックになって有料で提供されています。

一方で、無料エージェントとは、留学先の学校申込みをそのエージェントですれば、他の手配料を無料でやってくれるエージェントのことです。

「そもそも無料でサービスを提供している留学エージェントはどこから利益を得ているのか…?」

疑問に思う人もいますよね。

もちろんボランティアでサービスを提供している訳ではありません。

無料エージェントの利益は、申込みをした語学学校からマージン(仲介料/紹介料)として得ているのです。

2. 無料の留学エージェントはどこまで無料?

では、無料の留学エージェントは本当に無料なのでしょうか?

すべての留学に関わる手配やサービスが無料なのでしょうか??

無料エージェントと謳っている留学エージェントは、実はすべてが無料でないことがほとんどです。

多くの無料エージェントは、無料の手配・サービスを以下のように限定しています。

  1. 学校の手配料のみが無料で、その後にかかる手配・サービスについてはすべて有料。
  2. 学校・滞在先の手配、ビザの申請サポート、海外保険・航空券の申込みなど渡航までの手配が無料で、海外現地でのサポート料は有料。
  3. 渡航までの手配が無料、渡航してからのサポートサービスも一部を除き無料。

3のような無料エージェントは、利用するのにお得と言えるかもしれませんね。

久美子先生久美子先生

3のような無料エージェントは、海外現地を拠点としている留学エージェントによく見られます。

3. 無料の留学エージェントを利用するときの注意点

費用をなるべく抑えたい人は、無料のエージェントは魅力的だと思います。

しかし、無料とうたっている留学エージェントを利用する時には、以下の点に注意しておいてください。

エージェントがある特定の語学学校ばかり勧めてこないか。
その学校・プログラムは本当に自分に合っているか。
その語学学校の仲介料が高い、または生徒が少ない学校なので勧めている可能性も。
エージェントがすすめてくる学校の入学金や授業料が高すぎないか。
語学学校仲介料をもらってない場合、入学金や授業料に上乗せしている可能性もあるので、他社と比較すること。
どこまでが無料の手配・サービスなのか。
留学エージェントによって無料の範囲が異なるので必ず確認しておくこと。

4. 留学マスターオススメ!手数料が無料の留学エージェント

手数料が無料の留学エージェントをピックアップ!

留学の手続きをお願いしたいけど、エージェントの費用を払うのはもったいない…と思っている方はぜひ相談してみてください。

留学スクエア 留学スクエア
2009年に設立され、広島を拠点に全国からの相談・申込みを受け付けている。
アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリア・アイルランドなどの留学に対応。
相談、見積もり、留学手続、ビザ申請サポートの手数料が無料で、為替レートの上乗せもないから安心。学校に直払いも可能。
留学タイムズ 留学タイムズ
創立から20年以上となる老舗の留学エージェント。
H.I.S新宿本店内に相談デスクを構え、H.I.Sとの共同パッケージプランを提供するほか、一人ひとりに合った留学サポートが可能。
留学に関する相談や提携している語学学校への入学手続きは基本的に手数料無料。
学生割引やリピーター割引、さらに紹介割引など割引制度も充実。

4. 留学エージェントにかかる費用の相場は?

もし、留学エージェントのサポートが有料の場合、一体どのくらい費用がかかるのか気になりますよね。

留学エージェントによっては、ホームページやパンフレットに有料になるサービス、無料になるサービスを項目ごとに費用を明確にしているところもあります。

しかし、会社によっては、細かい費用まで掲載していないことも多いです。

掲載していない場合は、必ず初回のカウンセリングでどのくらいサポート料がかかるか留学エージェントに確認しましょう。

留学エージェントによっては、大体必要とされるサポートがパックになっていることもあります。

以下は、国内大手のある留学エージェントのサポート料金です。

留学のタイプ サポート費用
短期留学
(8週間以内)
30,000円
短期留学
(9週間以上)
80,000円
ワーキングホリデー 89,000円
専門留学 150,000円
大学留学 300,000円
大学院留学 300,000円
高校留学 850,000円

留学のタイプによって、費用も3万~85万円と大きく異なっていることがわかると思います。

なぜここまで費用の差があるかというと、それぞれのサポート内容が違うからです。

試しに、上記の短期留学(8週間以内)のサポート内容を見てみると、次のようになっていました。

  • 学校の申込み手続き
  • 滞在先の手配
  • 航空券・保険の手配
  • 出発前の英語レッスンの割引制度
  • 出発前オリエンテーション
  • 生活相談・進路相談
  • 緊急時の24時間無料電話相談
  • 海外のサポートオフィスの利用(都市限定)
  • OB会への自動登録

※ビザの申請代行、キャリアサポートなどは別途オプションで有料

ビザについては、相談は無料だけど実際の申請代行については有料になっている留学エージェントが多いです。

久美子先生久美子先生

留学エージェントのサポートが有料の場合は、必ずその金額を他社と比較して適正かどうか確認してくださいね!

5. そもそも留学エージェントはいる?いらない?

「そもそも留学エージェントを通さないと留学ってできないの?」
「自分で学校への入学申込みや手続きは難しいの?」
「留学エージェントを通すと学校費用などは高くなるの?安くなるの??」

このような疑問を持っている人もいるのではないでしょうか?

ここでは、これらの疑問に答えていきたいと思うので、参考にしてみてくださいね。

1. 留学エージェントを通さないで留学はできる?

結論から言うと、留学自体は学校選びから入学・渡航まで手続きを自分でできるなら、留学エージェントを通さなくてもできるでしょう。

しかし、学校の窓口に日本語ができる人がいない場合は、全て英語など外国語でのやりとりになります。

なので、ある程度の語学力は必須です。

やはり、語学力に自信がない人は、学校とスムーズにやりとりを進めるためにも、留学エージェントの利用をオススメします。

また自分で手続きをして留学した場合、万が一現地で何かトラブルに巻き込まれてしまったときも、自分ですべて対処しなければいけません。

もし、留学プログラムにエージェントの現地サポートが含まれている場合は、このような不測な事態にも対応してもらえる点で安心と言えます。

2. 語学学校への留学は、留学エージェントを通すことが必須なことも

先ほど、留学エージェントを通さなくても留学はできると言いました。

しかし、語学学校への留学の場合、学校によっては留学エージェントを必ず通して欲しいというところも少なくありません。

というのも、語学学校へ留学したいという人は、そもそも留学先の語学力が足りないことがほとんど。

なので、語学学校のスタッフが、さまざまな国の出身で母国語もそれぞれ違う留学生に対して、一人ひとり丁寧に対応するということがどうしても難しくなります。

そこで、語学学校は留学エージェントを利用する訳です。

留学エージェントは、留学する生徒を集めて、留学前の煩雑な手続きをしてくれます。

また、渡航してからの留学生の語学学校に対する悩みや相談にのるといった現地でのサポートもしてくれるというメリットも。

久美子先生久美子先生

つまり、語学学校は留学エージェントを使うことで業務の負担を減らしている訳ですね。

3. 留学エージェントを通した方が語学学校の費用は高くなる?安くなる?

留学エージェントを通すことが必須の語学学校があることはわかりましたね。

では、留学エージェントを通しても通さなくてもよい語学学校の場合、その費用の違いはあるのでしょうか?

「やっぱり留学エージェントを通す方が仲介料を取られて高くなるのでは?」と思った人も多いでしょう。

実は、これについては申込みをする語学学校によって変わってきます。

1)語学学校が留学エージェントにマージン(仲介料/紹介料)を払っている場合は、入学申込み者に対する仲介手数料などが無料になることも。
この場合、留学エージェントを通しても通さなくても費用は変わらない。
2)語学学校が実績のある留学エージェントに対して授業料割引などの特典を提供している。
この場合、語学学校に直接申込みをするよりも費用が安くなる。
3)語学学校からのマージン、割引や特典が留学エージェントにない場合は、入学申込者に対する仲介手数料など上乗せされる。
この場合、語学学校に直接申込みをするよりも費用が高くなる。

語学学校と留学エージェントの関係がどうかで、費用が異なっていることがわかりますよね。

もし、語学留学の費用をなるべく抑えたいと考えている人は、このことも踏まえて留学エージェントを探したり、問い合わせてみてもよいかもしれません。

安心・安全な留学エージェントの選び方・比較するポイントと注意点

「たくさんある留学エージェントの中からどこを選ぶか迷う」
「どんな留学エージェントが安心で安全なんだろう…?」

このような疑問をもっている人も多くいるでしょう。

ここでは、悪質で怪しい留学エージェントを間違っても選ばないように、安心で安全な留学エージェントの選び方、比較するポイントや注意点を紹介。

留学エージェントを選ぶ際に、参考にしてみてくださいね。

1. 自分のニーズに合っている留学エージェント?

留学エージェントの選び方の一つ目のポイントとして、「その留学エージェントが自分の留学の希望やニーズに合っているか」ということです。

まず、自分が留学したいと考えている国やその学校の情報を豊富にもっているかどうかチェックしましょう。

スポーツやダンスといったような専門分野での留学を希望している場合は、その分野を扱ったプログラムはあるか、実績はどのくらいあるかなども確認してください。

2. 留学エージェントの具体的なサポート内容は?

二つ目のポイントとしては、「その留学エージェントはどこまでの範囲のサポートをしてくれるか」です。

留学エージェントによってサポートの詳しい内容やその費用は変わります。

以下は、具体的なサポート内容と費用についてチェックしておきたいことです。

  • 留学カウンセリングは無料か?手数料は必要か?
  • 学校の仲介手数料は無料か?有料か?
  • 渡航までの手続きサポート内容は?無料か?有料か?
  • ビザの申請サポート・相談に手数料は追加でかかるか?
  • 留学先に現地サポートオフィスはあるか?
  • 現地で受けるサポート内容は?無料か有料か?
  • 日本国内・海外現地でのオフィス使用料は必要か?

無料サポート・有料サポートの範囲がどこまでかは、留学エージェントによって異なるので、必ず確認しておきましょう。

3. 留学エージェントの詳しい運営方法は?

留学エージェントの選び方の次のポイントは、「留学エージェントの詳しい運営方法はどうなっているか?」

なぜこれがポイントかというと、運営方法によって、留学エージェントによる、とくに渡航先での現地サポートが変わってくるからです。

以下は、留学エージェントの運営についてチェックしておきたい点になります。

現地でのサポートは留学エージェントの現地支社が行うのか?
それとも別の会社(下請け業者)が行うのか?
同じ留学エージェントの会社で日本と海外でサポートが受けられる方が、行き違いなどが起こりにく一貫したサポートが受けやすい。
ホームステイをする場合、ホームステイの斡旋はどこの業者・団体が行っているか?
留学エージェント自体でホームステイの斡旋をしている場合は、自分の希望が通りやすい。語学学校からホームステイ斡旋業者に委託している場合は、なかなか希望が通りにくいこともある。
空港の出迎えなどのサービスは、どこが行うのか?日本人スタッフは同行するのか?
留学エージェントの現地支社か、下請け業者か、下請け業者等が依頼した配送サービス会社かによって対応が異なることも。
海外現地のサポートを下請け業者に委託している場合、実際に留学エージェントのスタッフがそのサポートオフィスを訪れたことがあるか?
訪れたことがない、現地サポートオフィスの詳細がわからない場合、現地のサポートを下請け業者に丸投げしている可能性がある。
語学学校などからの授業料・入学金などの割引があるかどうか?
割引や特典などがある場合、その留学エージェントがある程度の実績や学校に対する影響力を持っており信頼度が高いと考えられる。
長期での語学留学の場合、トライアルレッスンが受けられるかどうか?
多くの語学学校は、トライアルレッスン(お試し無料レッスン)が受けられることになっている。
留学エージェントがトライアルレッスンの説明をしてくれるか、またレッスンが受けられるか聞いてみる。

語学学校などからの割引・特典の有無については、単に留学生が少なく増やしたいという理由で割引していることもあります。

生徒数を確認するなど注意してください。

また、トライアルレッスンについては、現地で語学学校を実際に見てレッスンを受けてから学校を決めたいと思っている人は、留学エージェントに聞いておいた方がよいでしょう。

ただし、留学期間が短い場合は、トライアルレッスンを受けていると時間がもったいないです。

また、語学力がなく現地で学校を決めて手続きをすることが難しい場合は、日本で学校を決めていった方がよいかもしれません。

4. 留学についての情報は新しく充実している?

留学エージェントの選び方の4つ目のポイントは、「留学についての情報は最新で充実しているか」です。

きちんとした留学エージェントの場合、留学に関する最新の情報をたくさん提供しています。

もし次のように、留学エージェントが提供している情報に不備があれば、エージェントとしてきちんと機能してない可能性もあるので、気をつけておいた方がいいかもしれません。

  • 扱っている海外の学校の数が少ない
  • 扱っている海外の学校の情報が少なく、最新のものでない
  • 留学エージェントが作成しているパンフレットなど資料の内容・デザインが古い
  • 留学エージェントが作成しているホームページの内容・デザインが古い

取り扱っている学校の数が少ないエージェントの場合、自分の選択肢も少なくなってしまいます。

またパンフレットやホームページに古い情報を掲載している場合、語学学校などと密に連絡を取り合ってない可能生もあるので、気をつけておきましょう。

5. 留学エージェントのカウンセラーの相性や質は?

留学エージェントの選び方として、「カウンセラーとの相性や質」はとても重要なポイントの一つ。

留学エージェントのカウンセラーは、言わば留学に関する相談相手です。

なので、留学エージェントのカウンセラーが信頼できるか、相談相手として頼りになるか、は必ず確認しておきたい点になります。

以下は、留学カウンセラーの信頼度を見るためにチェックしておきたいことです。

  • 自分の質問に対して丁寧に親身になって答えてくれるか?
  • カウンセラーの説明はわかりやすいか、内容は一貫してブレてないか?
  • メールでのやり取りはスムーズでタイムラグが少ないか?
  • カウンセラーは留学先の知識は十分か、現地の生の情報を持っているか?
  • 高圧的な態度はとられてないか、自分の意見は言いやすいか?
  • 他社の悪い点をアピールしてこないか?
  • 留学についてよいことばかりしか言ってこないか?
  • ある特定の学校やプランばかり勧めてこないか?
  • 申込みを急かしてこないか、執拗な押し売りをしてこないか?

申込みをせかしてきたり、執拗に押し売りしてくる場合は、会社の資金繰りがうまくいっていない可能性も。

ちなみに、一般的に語学学校への留学の場合、出発時期がすでに2~3ヶ月前なら申込みを急ぐ必要があります。

それ以上先の留学について、執拗に急かしてくるのであれば注意してください。

久美子先生久美子先生

カウンセリングを受けるときは、カウンセラーとの話の食い違いを防ぐためにも、カウンセラーの話をメモにとっておくことをオススメします!

6. 留学エージェントの評判や口コミは?各種団体の認証は??

留学エージェントの会社として信頼できるかどうか、きちんと確認しておくことも大事なポイントです。

会社としてのある程度の信頼度をみるには、「留学エージェントの評判や口コミはどうか」「各種団体の認証は受けているかどうか」も目安になります。

1. 留学エージェントの評判や口コミは鵜呑みにしないこと!

今は、インターネットでさまざまな口コミや評判を検索することができますよね。

留学エージェントに対する口コミや評判も探すことができると思います。

しかし、個人の口コミや評判は、その人の感情からの感想や意見もあるので、あくまで参考程度にしておきましょう。

口コミや評判の中には、悪質な留学エージェントによる自作自演ということもあるかもしれません。

留学エージェントを選ぶときは、必ず自分でエージェントの対応を見て判断するようにしてください。

2. 留学エージェントは各種団体から認証を受けている?

きちんとした留学エージェント、ある程度規模が大きい留学エージェントは、日本または海外の団体から審査を受け、認証を受けていることが多いです。

以下は日本国内で、留学エージェントがが適正な留学手続きを行っているか審査している団体です。

J-CROSS 一般社団法人留学サービス機構 J-CROSS 一般社団法人留学サービス機構
留学事業者が適切なルールを満たしているか認証している。
審査費用は初年度12万円、次年度9万円。

認証事業者一覧

CIEL 留学・語学研修等協議会 CIEL 留学・語学研修等協議会
各会員の運営状況が適切かチェック、留学情報の収集など行っている。
正会員は入会金2万円、年会費3万円。

会員一覧

JAOS 一般社団法人海外留学協議会 JAOS 一般社団法人海外留学協議会
留学事業者のガイドライン作成、不正取引のチェック、カウンセラーの教育推進等を行っている。
会員費は入会金20万円、正会員は年会費10万円。

会員一覧

どの団体も審査基準として、次のようなことを主な基準としているようです。

  • 重要事項の説明をきちんと行っているか
  • 契約書など必要な書類をわたしているか
  • 契約の変更や解約・キャンセルのルールは適切か

3. 留学エージェントのカウンセラーは団体の検定試験を受けてる?

また、きちんとした留学エージェントのカウンセラーは、国内または海外の団体・協会が行っている留学カウンセラーの検定試験を受けていることもあります。

これは、カウンセラーの資質をみる上で参考になるかもしれません。

以下は、日本国内の団体が行っている留学カウンセラーの検定試験です。

RCA海外留学アドバイザー資格認定試験 RCA海外留学アドバイザー資格認定試験
NPO留学協会が行っている民間試験。
JAOS認定留学カウンセラー JAOS認定留学カウンセラー
「JAOS」海外留学協議会が行っている民間試験。
オーストラリア大使館や、カナダ大使館、アメリカ大使館などの協力のもと行われています。

両方とも海外留学を希望する人に対して、適切な提案や指導ができるための知識・資質を持っているか判断している試験になります。

なので、留学カウンセラーから名刺をもらう時には、この認定カウンセラーかどうかも見ておくとよいかもしれませんね。

4. 留学エージェントも認証を受けているかもしれないその他の団体

以下は留学エージェントも含め、留学を専門としない会社でも認証を行っている団体です。

留学手続きに関する認証ではありませんが、これらの認証を受けている会社は企業として適切なルールを守ろうという意識があると言えるかもしれません。

「JATA」一般社団法人日本旅行業協会 「JATA」一般社団法人日本旅行業協会
日本の旅行業を取り扱う会社の団体として、一番規模の大きい団体。
正会員(旅行業者が対象。入会金80万円。普通会費年35万円。※万が一の弁済金制度がある)
協力会員(旅行業者および旅行サービス手配業者が対象。入会金なし。年会費7万円)

JATA会員リスト

「JIPDEC」 「JIPDEC」一般財団法人日本情報経済社会推進協会
プライバシーマークは、JIPDECが個人情報の取扱についての審査・認証を行っている。
留学手続きには多くの個人情報が関わってくるので、プライバシーマークの認証を受けていると安心と言える。
審査登録費は会社規模によって異なる。(約30~120万円)

プライバシーマーク付与業者検索

実際、プライバシーマークまで取得している留学エージェントは多くないと思います。

その場合は、ホームページやパンフレット等に個人情報保護についての方針(プライバシー・ポリシー)をきちんと記載しているか確認してみてましょう。

久美子先生久美子先生

団体から認証を受けていないような小規模の個人事業主のエージェントの場合は、エージェントの対応が適切かどうか、実績はどうなっているか、必ず確認するようにしてくださいね!

7. 留学エージェントと契約する時、適切な説明は受けたか?

安心で信頼できる留学エージェントの選び方の最後のポイントは、「留学エージェントと契約する時、適切な書類等の説明を受けたか、追加費用を請求されていないか」を確認しましょう。

  • 契約時の利用規約や重要事項についてきちんと説明は行われ、内容を理解できたか?
  • 無料カウンセリングだと謳っていたのに、契約時の明細書にカウンセリング費用が追加で請求されていないか?
  • 明細書に留学エージェントからのサポート内容と費用が明確に記載されているか?
  • 契約時の書類にあるキャンセル規定や返金規定が、一般のものより不利な内容になってないか?
  • 留学費用の支払いの際は、支払い済み証明書または領収書をだしてくれるか?いつだしてくれるか?
  • 特定の留学保険の加入ばかりを勧めてこないか?自分で留学保険は選べるか?

留学保険については、なるべく複数の留学保険と比較することをオススメします。

というのも、多くの留学エージェントは、複数の留学保険を扱っていません。

ほとんどの留学エージェントは、ある特定の保険会社と代理店契約していて、そこの留学保険なら留学希望者にすすめることができます。

つまり、代理店契約している保険以外は紹介してくれない訳です。

留学エージェントがすすめてくる留学保険は、もしかすると相場よりも高い可能性もあります。

なので、他の留学保険と自分で一度比べてから選ぶとよいでしょう。

ちなみに、留学保険の相場は保険の内容にもよりますが、1年で15~20万円と言われています。

留学保険を選ぶときの参考にしてみてください。

久美子先生久美子先生

留学エージェントと契約するときに、提示された費用や契約内容に少しでも不審な点があれば、その場では契約しないようにしましょう!

【まとめ】留学エージェントを選ぶときは2~3社比較しよう!

留学エージェントには、さまざまなタイプの会社があることがわかりましたよね。

また、留学エージェントによって、サポート内容や留学エージェントにかかる費用も大きく違いました。

どの留学エージェントが安全で安心か、信頼できるかを判断するためにも、留学エージェントを選ぶときは必ず2~3社の複数の会社と比較してください。

また、留学エージェントの話をすべて信じるのではなく、自分でも情報を集めて調べておくようにしましょう!

最後に、留学エージェントの選び方チェックリストを添付するので活用してください。

留学エージェントチェックリスト

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