ボストン留学生の生活費

アリス

こんにちは!2018年の夏からボストン生活2年目を迎えるアリスです。

ボストンでの留学生活をするにあたって絶対に気になる生活費。

今回は1年間ボストンで過ごしてみて、どれほどの金額がかかったかを紹介していきたいと思います!

約450万円。

この額はわたしがボストンで一年間留学した場合の滞在費や観光費、これらをすべて含めた生活費になります。

学費や食費、その他の生活費を考慮したとしても、ボストンへ留学するには膨大な費用がかかります。

「アメリカ留学だからしょうがない…」
「ボストンは物価が高いから仕方がない。」
「留学なんてどうせ高くつくし…」

このように、留学の費用を軽減することは難しい話だと思われるかもしれません。

ですが妥協せず、生活費をひとつひとつ噛み砕いて見ると、授業料や家賃だけではなく留学における全てのコストを格安に抑えることができます。

また、ボストンでの費用を格安にするには、留学する本人が留学を通して大切にしたいことを厳選し、優先したいことを決められれば節約の方法はたくさんあるのです。

そこで今回は、ボストンの留学費用について、わたしの経験をもとに紹介していきたいと思います!

実費留学にかかる生活費を見てみよう

はじめに自己紹介をしたいと思います。

現在(2018年7月)、ボストンの小さい大学(カレッジ)に留学中で、9月から大学2年生になります。

語学留学ではなく、学士課程の4年間、ボストンに通う形の留学をしています。

そこで留学を1年目を終えてみて、ボストン生活で実際にかかった1ヶ月の平均費用を計算してみました。

学費22万円
寮費・食費17万円
おでかけ費
(観光・外食・交通費)
2万円
生活用品5千円
スマホ5千円
合計42万円

合計42万円かかりました。
日本の学生の月の生活費の平均が15.6万円なので、比べると2.5倍以上かかる事がわかります。

そしてわたしの生活費から気づく事は学費と寮費、さらに食費が大半を占めていますね。

ボストン留学で一番お金のかかる費用は学費

実際にボストンの四年制の大学へ進学したわたしの留学費用を金額の大きかったものを順にすると以下のようになりました。

  1. 学費
  2. 住居費
  3. 食費
  4. 観光費
  5. その他の費用

わたしの場合、正規留学なので、学費が最も高くなりました。

住居に関しては、寮に住んでいるので家賃は比較的安い方だと思いますが、それでも2番目に多く費用がかかります。

以下食費、観光費、その他の順で費用がかかったわけですが、おそらくどんな留学スタイルでも、これらの費用の順番はあまり前後しないでしょう。

それでは順番に、各費用の詳細について見てみましょう。

節約方法も一緒に紹介していますので、参考にしていただければと思います!

一番費用のかかる学費・授業料について考えよう

わたしだけでなく知り合いの場合も、相対的に見たら1年間の留学費用の内、授業料が最も高額になりました。

そこで実際に学費をみてみると、生活費の総金額のうち、約200万円が学費である事がわかりました。

どれぐらいの割合を占めているか計算すると、留学にかかる費用の約40%も学費が占めることとなります。

ボストン留学学費

では、この高額な一年間の授業料はどのようにすれば安くできるのでしょうか。

「アメリカの授業料なんて安くできないでしょ」「留学なんだらしょうがない」と思われている方が多いかもしれません。

しかし、決してそうではないのでご安心ください。

学校によって学費は大きく変わる!ボストン留学の目的は?

まずは、学校選びで学費が大きく変わります。

自分の目的が達成出来ない学校を選んでしまうと、留学にかけた費用のほとんどが無駄になると言っても過言ではありません。

アメリカではボストンに限らず、様々な学校の形態が存在します。

日本でいわゆる短期大学のコミュニティカレッジや、英語に集中して勉強可能な語学学校など、個人の目的により学ぶ場が変わってくるのです。

さらに場所だけでなく、学ぶ期間や学ぶことのできる内容も変わってきます。

すると留学期間や学習内容が変わってきますから、必然的に費用も大幅に変動する、ということになります。

  • ボストンでなにを焦点にして学ぶか
  • 留学期間がどれくらいか
  • 各学校の相場と特徴を比べる

つまり、この3点を頭において留学先を決めると、留学で最も費用のかかる学費を無駄なく安く済ませることができるのです!

アメリカの大学の特徴・相場を比較

先ほど留学にあたり考えてもらいたい3つの点について話しましたが、やはり情報を集めるのって難しいですよね。

そこでアメリカで代表的な大学の特徴や学費の相場をまとめてみました。

ここで比較するのは、語学学校、コミュニティカレッジ、大学の3種類の学校です。

語学学校コミュニティカレッジ大学進学
英語名English Language SchoolCommunity CollegeUniversity, College
相場ひと月10万円年間130万円年間~350万円
期間平均4週間~短期~長期(2年)1学期~4年
特徴
  • 英語を学ぶことが主旨
  • 本場で英語を学びたい人が集う
  • 短期から長期まで様々なプログラムがある
  • 費用が安い
  • 日本の短期大学に当たる
  • 四年も留学を考えていない方にオススメ
  • 英語を学ぶだけでなく、ほかの知識も学べる(経済学、心理学など)
  • 四年制の大学へ編入するための架け橋となるコースもある
  • 学校の多くは郊外にキャンパスが置かれている
  • 言語を学ぶためではなく英語で学部の勉強をする
  • 海外大学へ進学する場合、4年間アメリカで過ごす
  • ひと学期だけの交換留学も存在する
  • 単位を学部にあてることができる
  • 街、郊外と選ぶ事ができる

さらに詳しい情報が知りたいという方は、米国大使館のサイトをご覧ください。

このように、大学進学(正規留学)はコミュニティカレッジと語学学校に比べ高い費用となっています。

200万円を超えるわたしの学費を考えると四年制の大学へ進学した、ということがわかりますね。

わたしはボストンで勉強をしたいと思っていたので、街にある大学へ進学しましたが、語学を学ぶ事を目的としている方も多くいます。

語学を学ぶなら、次のように学校を決めてみてはいかがでしょうか?

  • 留学期間は四年もいらん!英語だけ学びたい!という方。

    一ヶ月などと短期なら、語学留学。
    長期ならコミュニティカレッジがあなたにとって良い選択かもしれません。

  • 一学期、英語で学部の勉強したい!大学生の経験をしたい!という方。

    金銭的に大丈夫であれば、University や College で、四年制大学でのインテンシブなものを求めていないのならコミュニティカレッジで留学することが一番経験になるのかもしれません。

このように、授業料を無駄にしないためには、自分の目的にあった大学を選ぶ事が大切です。

奨学金を活用すれば学費の節約になる

すでにご存知の通り、留学にはたくさんのお金が必要になります。

その負担を少しでも軽くするには、奨学金を取得することが大切です。

わたし自身も奨学金をいただいて学校に通っている一人。

奨学金のおかげで、とても助かっています。

日本でも返済不要の奨学金が増えているので、返済を恐れなくても大丈夫になってきました。

そのため、奨学金に申し込むことは留学する方にとって特に重要だといえます。

奨学金を得るためのポイント

留学関連の奨学金はたくさんあります。

「奨学金がいろいろありすぎて自分に合うものを選ぶのは難しい」こんなことも想定されます。

そこで奨学金を受ける際に気をつけるべきことをまとめました。

  • 応募要項が様々
  • 手続きに時間がかかる
  • 返済不要なら幾つも受ける

まず一つ目についてですが「大学生・大学院生向け海外留学の奨学金リスト(返済不要)」を見てみると、奨学金の応募要項や応募期間が様々であったり、面接が必須であったりします。

そのため、すぐ終わると思っていた手順にも時間を要することが多々あるので、留学を考えている方は余裕をもって奨学金について調べておきましょう。

また、学校を通す事も多い奨学金は、提出する書類がたくさんあるので、時間がかかります。

しっかり計画を立てて申請しましょう。

最後ですが、奨学金には給付型貸与型の2種類の奨学金があります。

貸与型はいずれお金を返す必要があるため、あまりオススメしません。

返済不要の奨学金もたくさんあるので、できるだけたくさん申し込みましょう。

わたしの友達でも4つ、5つ申し込んでいる人もいました。

いずれにしても、時間をかけて自分に条件の奨学金を選ぶことが大切です。

留学の学費について覚えておくべき2つのこと

留学費用でもっともお金がかかる学費について、節約するために覚えておきたいことをまとめました。

自分がどのタイプの学校や留学を求めているかを決める
  • ボストンでなにを焦点にして学ぶか
  • 留学期間がどれくらいか
  • 各学校の相場と特徴を比べる
奨学金に申し込む
  • 現在在籍中の留学用の奨学金に申し込む
  • 外部の返済不要のものをできるだけ多く申し込む

選べるボストン留学での滞在方法とその費用

「学生の街」とも言われているボストンですが、留学中の滞在方法や家賃の相場がどのぐらいであるかイメージがつきにくいかもしれません。

滞在方法としては、他のアメリカの地域や他国へ留学するときと同様、一般的に以下の方法があります。

  1. ホームステイ
  2. 学生寮
  3. アパート/アパートシェア

なお、大学になると学生寮や学生アパートを持っている場合が多いので、各学校のサイトの Residence HallsCampus Life などと表記されているリンクを見られることをまずオススメします。

そちらにも不動産の情報がある場合があるのでチェックしてみてください。

滞在方法による費用の違いを比較! 一ヶ月の家賃は900ドルから

ホームステイ(注1)学生寮(注2)アパート
費用・家賃900ドル(10万円)1600ドル(17万円)~900ドル(~10万円)
含まれるもの二食付き
電気・光熱費など
週15食付き
電気・光熱費など
家賃のみ

(注1)語学学校が提供しているホームステイの費用相場です。個人や大学を通すと金額に変動あり。
(注2)筆者の2017年度の寮費を元に計算しているため、他校と金額が異なる場合がございます。

それぞれの家賃を比べてみると、費用も違えば、支払う家賃で賄われるものが大きく変わってきます。

そして、すべての滞在方法には利点・欠点があります。

そのため、ボストンでの滞在方法を選択する時には、学校を選んだ時のように留学者本人がどの生活形態が合っているか、留学でなにを目的にするかを把握しておくことが大事です。

次のセクションでは各滞在方法について詳しく説明をしていきます。

ぜひ参考にしてみてください。

ホームステイ

  • 一ヶ月の費用の相場

    800ドル~(9万円)

  • 費用で補われるもの

    宿泊・食費(1日2食)・電気・光熱費・WiFi・洗濯

ホームステイの特徴は、ホームステイの申請をし、現地到着したのちホストファミリー(留学生に家を解放している家族)と留学中一緒に生活を送ることです。

ホームステイは、違う国での生活を実際に体験することを目的にしているもの。

部屋も用意されているので、スーツケースひとつで生活が簡単に始められます。

お風呂やトイレは共有で使うことがほとんどです。

多くの場合は朝と晩の食事がついてきますので、食事の心配もありません。

上記の表では電気代・光熱費が含まれていると記載しましたが、受け入れを行っている家庭は補助金をもらっていることがあり、代金を支払えば新たに追加で支払う必要はないので、費用面でも寮やアパートより格安になります。

そして、ホームステイだと一週間単位からの受け入れがたくさんあるので、語学学校に通われる予定の方や、短期留学をお考えの方は特にオススメです。

また、エージェントなどを通さずに、個人でホームステイ先を探せばさらに費用を抑えることができるかもしれません。

Homestay.com
自分でHomestay先を探すことができるサイトです。

Homestay.com1 Homestay.com2

ホームステイを選ぶときの注意点

このように、たしかにホームステイは他の滞在方法より格安です。

しかし、ホームステイが本当に一番良い選択肢なのかを考えてもらうため、2点のデメリットを紹介します。

  1. ホストが郊外にいることが多い
  2. 費用が安いのはメリットだけどトラブルもある
1. ホストが郊外にいることが多い

ひとつ目についてですが、ボストンは都心であるため、大きい土地を所持している方が少ないです。

つまり、ボストン市内でホストファミリーをやっている方が少なく、お家が郊外となる可能性があります。

そのため、学校がホストの家に近ければ問題はないですが、都心のほうに学校がある場合は通うのが大変になるので注意してください。

「学校帰りに街を散策したい!」

「美術館巡りがしたい。」

「週野球見に行きたい。」

「ボストンの中心部に住みたい!」

このように、留学を通して市内で経験したいことが沢山ある方にはホームステイをオススメしません。

なぜなら、交通費がかかり、不便だからです。

日本ほどたくさんの路線がないため、日本では10分電車に乗っていれば着く距離でも、ボストンの隣町からボストンへは30〜40分、それ以上とかかるので、ホームステイ先がどこにあるのかを調べておくことが大切になります。

2. 費用が安いのはメリットだけどトラブルもある

2点目に関してですが、ホームステイ先から学校まで不便という点以外にも、費用面では安くてもホームステイ先の家族と留学生の合う・合わないが生じる場合もあります。

うまくコミュニケーションが取れないことで悩んだり、食生活が合わなかったり、生活習慣が180度違ってたりと、トラブルが起きることも少なくありません。

広い心をもって、異文化を受け入れる、理解する努力が大切です。

お互い初対面の人なので、家でのルールを確認することから会話は成り立ちますし、双方のことを知る機会にもなります。

ホストファミリーも留学生のために「何かをしたい」「助けてあげたい」一心で家を解放していることがほとんどですので、文化や考え方を学びたい方にぜひ体験していただきたいです。

費用もやはり学生寮やアパートよりも格安ですので、経験する価値はあると思います。

学生寮

  • 一ヶ月の費用の相場

    1600 ドル(17万円)

  • 費用で補われるもの

    宿泊・食費(週15食)・電気・光熱費・WiFi・ケーブルテレビ

  • 購入が必要なもの

    寝具類・ハンガー・追加の収納入れ・デスクライト等

続いて学生寮についてです。

学生寮はホームステイとは全く別なもので、学校の所有する寮や学生アパートにルームメイトと共に住む形になります。

主に二人部屋、もしくはそれ以上が一般的で一人部屋は滅多にありません。

<わたしが住んでいた2人部屋の間取り>

ルームシェアの間取り

人の多い学生寮は、集団生活となるので友達と長く一緒にいたい、住みたい、もっと友達を作りたいという人にはオススメです。

一人の時間が大切な人にとっては大きな環境の変化とはなりますが、友達といればお互いの様子を確認しあえる安心さがあり、夜間には警備員もいるのでセキュリティーは充実しているといえます。

また、学生寮に滞在するために支払われる費用には生活費用のほとんどが含まれているため、留学生にも親御さんにも嬉しいポイントと言えますね。

ただし、部屋に棚や椅子はついてくるものの、掛け布団やシーツなどの寝具類・デスクライトやハンガーなどの生活家具は多少購入する必要があります。

下の写真は、わたし追加で購入した収納ボックスです。

みどりの収納ボックス白の収納ボックス

追加で買わなければならないものはホームステイに比べて多いと思います。

ですが、アパートを借りて自分で全ての家具を揃える必要がないため、食費も含まれることを考えるとアパートよりも充実していると言えるでしょう。

また、光熱費も含まれているので、お風呂はないものの、シャワーは使い放題です。

しかし学生寮にも欠点があります。

それは、アパートなら契約している間はいつでも住めるのに対して、多くの寮では学期が終わると寮に滞在できなくなること。

例えば Thanksgiving のような長期休みや冬休みの間は寮で働かれる職員の唯一の休みとなるので、寮が機能しなくなります。

そのため、寮が閉まっている間に泊めてもらう友達の家などを探す必要が出てきます。

場合によっては荷物を一回持って帰らなければならない学校もあるので要注意です。

荷物を運ぶ2人の女子 荷物を車に積む

アパート

  • 一ヶ月の家賃

    900ドル~(10万円以上)

  • 費用で補われるもの

    家賃のみ

  • 購入が必要なもの

    家具全般

ボストンの留学中、アパートに住むことをお考えの方。

「なんでこんなにも家賃が高額なの?!」と思われている方がたくさんいると思います。

ボストンには歴史的な建物がたくさんあり、それらを保存するために壊して建て直すことができません。

そのため狭いお部屋であっても、家賃の値が張ってしまうのです。

更にボストンは都心でもあるため、値段が一段と高く設定されてしまいます。

考え方としては日本でいう東京の銀座、京都でいう四条近辺で物件を探していることと同じなのです。

ですから、ボストンでアパートを格安で借りようとする場合には、たくさん情報集めをして、物件を比べなくてはいけません。

アパートを借りる前に知っておきたいこと

  • 家賃は家賃。電気代などは含まれません。
  • 自分だけで借りずに、アパートシェアをしましょう!

まず第一に、知っておくべきことは、家賃と別に電気代、光熱費、WiFi費、まで詳細に分けられているという点です。

ワンルームの部屋で、家賃毎月10万円が相場なので、滞在方法の中でも一番費用がかかります。

しかし、だからといって諦める必要はありません。

アパートでもシェアをすればお得です!

一人だけで借りると高くなる家賃も、人数を増やしてアパートを借りれば一人当たりの家賃がぐんと下がる可能性があります。

振れ幅はもちろんあるけれど、毎月600ドル(7.5万円)でアパート生活可能になると考えて良いでしょう。

ですが、アパートを借りるわけですから、家具を揃えるために出費をすることになります。

それに加え毎日の食事も自分で作らなければならないため、寮やホームステイほど楽な生活ではないかもしれません。

本当に格安の物件がないか自分で確かめてみたい!

アパートに住みたい方の中には、自分で物件を探してみたいという方もいるでしょう。

そんな方のために、物件探しの方法をいくつかご紹介します。

サイト・エージェント名特徴
ネット・知り合いcraigslist
craigslist
・安い物件あり
・ルームメイト探しの情報がある
・あっせん業者あり
プロエージェントZillow
Zillow
・900ドル〜
・英語のみ
・ネットから物件を閲覧可能
・頼めば物件の案内をしてくれる
日本のエージェントあぱまん情報あぱまん情報
ABLE USAエイブル
・1200ドル〜
・日本語対応あり
・物件の案内をしてくれる

いまや物件探しはネットで行われることがほとんど。

craigslistというサイトは、日本でいうメルカリやEbayに相当するものです。

メルカリとの違いは、craigslistは物の売買に限らず、部屋情報や仕事情報なども探すことができるという点。

ルームメイトを一人募集している方々が物件を載せることが多いので、人と知り合うきっかけにもなります。

ですが、中にはあっせん業者もいるので気をつけましょう。

Craigslist以外にも、日本の不動産のあぱまん情報エイブル(ABLE USA)もあるので、家賃が高くついても日本語の案内や補助を求めている方にお勧め。

そして上記の表と合わせて、物件を探す時のポイントがあります。

それは、ボストン市外の物件を探すこと。

ボストンは高い所が多くても、近隣のエリアのオールストン (Allston) 、ロングウッド(Longwood) などでは700ドルの物件も存在します。

家賃だけで決めず、自分に合った滞在方法を選ぼう

ボストンへ留学に来たときの滞在方法を3つご紹介しましたが、やはり費用は住み方によって大きく変わってきます。

高額な家賃順に並べると以下のようになります。

  1. アパート

    自炊をしたい・友達と住みたい方・毎月家賃を支払うことができる人

  2. 学生寮

    勉強に集中したい・友達の近くにいたい・費用を払えば身の回りに支障が出ない人

  3. ホームステイ

    安価に・郊外で・アメリカの生活を体験したい・郊外のコミュニティカレッジに通う人

このように学費について考えた時と同様、ボストンでどのようにを住むかを選択する時は、留学者にとって一番合っている生活形態を見極め、それを元に選ぶことが大切となります。

ボストン留学の食費はどれくらいかかる?生活形態によって食費も変わる

ボストン留学中の食事についてですが、食事が含まれている生活方法はホームステイか学生寮が一般的です。

ちなみに、わたしの寮食は外部の人も食べることができます。

1食$10のビュッフェスタイルなので、一週間に15食、寮の生活費に含まれる食事を一ヶ月に当てはめると単純計算で食事にかかる費用は月600ドル(7万円)です。

また学生寮だと、自炊などはしなくて済みますが、正直学食があまりおいしくないので、まわりを見ていると外食にお金を費やしているようです…。

一方ホームステイの場合は、家庭によって料理をする家、あまりしない家があるかと思います。

また、人種も多様な国なので必ずしもアメリカのファストフードばかり出る家になるとは言い切れません。

最近では野菜中心のヴィーガン(vegan)やベジタリアン(vegeterian)といった食生活をされる家庭もあるので、「ファストフードばかりの家庭が嫌」という方は、ホームステイの家族に「野菜中心の食事がいい」と主張しても嫌な顔はされないはずです。

ボストンでの外食費用は日本と変わらない

ズバリ、ボストン市内の物価は日本の都心部とほぼ同じ値段となっています。

食事10~15ドル(1,000円~2,000円)
カフェ2.5~5ドル(300円~)
ティップ15~20%

わたしも外食をしますが、できるだけ月3回に収まるように気をつけています。

なぜなら、寮の費用に食費が含まれているため、寮で食べなくてもお金を払っていることになり、その分が無駄になってしまうからです。

また、ファストフードはそうでなくとも、レストランにいくとティップを食事の代金の15%支払わなければならず、余計に食費がかかってしまいます。

わたし自身、学費が高額なこともあり、抑えるところは抑えたいので値段が上がりやすくい外食には気をつけているというわけです。

ボストンで自炊をする方必見!食費を節約するならマートへ行こう

ボストン留学時にアパートを借りる場合、自炊をすることになります。


「学費も家賃もマストだから節約できない…」
「外食の物価高そうだし…」
「そうなると食費をどうにか抑えたい…」

こんな思いのある方は、ボストンの地元の人が通うスーパー(マート)に行ってみてはいかがでしょうか?

ボストンにもいろんな種類のマートがあり、マートそれぞれに特徴があります。

地元のスーパーStarmarketどこにでもあるスーパー。
生活に必要なものほとんどが置いてある。
歯磨き粉やティッシュなども販売されている。
価格は普通。
お手頃オーガニックスーパーTrader Joesオーガニック食品を多く取り揃えているスーパー。
Starmarketよりは店舗数が少ないがよく見かける。
アメリカでは全国展開している。
セール商品は安価。
アジアンマーケットH Mart電車のCentral駅にあるアジア食品専門店。
日本になじみのある野菜や、韓国料理の材料などが安く置いてある。
アジアンマーケットは他にも「88 Market」がある。
アジア食材は安価。
ファーマーズマーケットMarket Basketいわゆるファーマーズマーケット。
車がある場合や店近くに住んでいる場合は便利。
特に野菜は安価。
みんなに優しいスーパーDaily Table食品廃棄と貧困層の飢餓の脱却を目標にしたスーパー。
期限の近い食品を格安で売っている。
普通のスーパーよりは小いけど、品揃えはほとんど変わらない。
全ての物が安価。

このように食材が安く手に入る店がたくさんあります。

アジアの食材が売られている店も紹介しましたが、ここでは日本の食材も手に入れることができます。

わたしも実際に全てのマートに行ったことがありますが、日本と変わらないことといえば、割引対象の食材が日によって違うこと。

そのため、日替わりで野菜の安い店、果物の安い店が異なるので、お店をハシゴすることもオススメします。

学生が得!観光名所の地、ボストンでの観光費用

ボストンの風景

ボストンは言わずと知れた観光地。

歴史がたくさん詰まった都心での観光は高くつきやすいことが予想されますが、留学生や学生にはとても観光しやすい場所となっています。

というのも、学生価格や学生割引など、ボストンやマサチューセッツ州の学生証を持っていれば、安くチケットを手に入れられるのです!

ボストンに留学する際は、現地の学校の学生証を手に入れるまでは美術館や博物館への観光は待ったほうがいいと思います。

そんなボストンでの観光で人気なのは、次の2つです。

  • スポーツ観戦
  • 美術館や博物館

ボストンは年中スポーツが熱い!学生が安く観戦できるのは野球!

スポーツ大国で有名なアメリカ。

ボストンはアメリカの中でもたくさんの試合会場があるエリアで、簡単にメジャーリーグや本場のNBAバスケットボールが観戦できます。

野球バスケットボールアイスホッケーアメリカンフットボール
Boston Red SoxBoston CelticsBoston BruinsNew England Patriots
5ドル~57ドル~80ドル~200ドル~

中でも一番安く観戦できるのはボストン・レッドソックスの試合です。

試合数が多いこともありますが、わたしも実際に5ドルでブルージェイズ(カナダ)の対戦試合を観戦しました。

チケットはオンラインで購入しました。

野球場

Red Soxの他に学生用の観覧日、 College Night がCelticsとBruins にもあるので、表記した価格より安くなる場合があります。

しかし、チケット会社の統計によると、一般の人がチケットを購入すると最低価格は各チーム上記に記した値段になるそうですので、ぜひ学生の特権を活かして観戦しましょう!

美術館・博物館の入場料は?

ボストンには数多くの美術館と博物館があります。

各美術館や博物館のWEBサイトから、Plan Your Visit のタブで Fee というのを選択していただくと料金を見ることができます。

ボストンの各美術館、博物館の学生料金をまとめてみました。

美術館拝観料(ドル)
Museum of Fine arts (ボストン美術館)$23(毎週水曜 4-10pm free)
Institute of Contemporary Arts (ICA)$10(毎週木曜 5-9pm free)
Harvard Art Museums$10(毎週土曜 10-12pm free)
Isabella Stewart Gardner Museum$5
MIT List Visual Arts Center$0
博物館拝観料(ドル)
Boston Tea Party Museum$29.95
Museum of Science$25
Boston Childrens Museum$17(毎週金曜 5-9pm $1)
John F. Kennedy Museum$12
Harvard Museum of Natural History$10
MIT museum$5

ボストンでは、美術館は博物館よりも比較的安く入場できます。

さらに、週に1回、無料解放しているところもあるのでそこを狙うのがミソです。

それにしても博物館も美術館もけっこう入場料が高いと思いませんか?

それには理由があります。

たとえば、ボストン美術館の場合、作品数が膨大だという理由で$23の入場料がかかるのです。

けれど、水曜日の夕方に美術館にいけば無料で鑑賞できるので、その日を狙いましょう。

博物館が美術館よりも入場料が高い理由は、おそらくですが、土地代がかかることに加え、美術館のように作品を貸すことで利益を得ることがないので、大学が運営している博物館でない限り割引も少ないと思われます。

ですが!

学校のインフォーメーションセンターなどで割引のチケットを配っていることがよくあります。

そちらで確認してから博物館に行くとお得に利用できるでしょう。

その他の費用「携帯代」「生活用品」「渡航費」について

留学の準備の際、学費や住む場所ばかり考えてしまいがちですが、生活必需品などの費用を考えることも大切になります。

  • 携帯代
  • 基本的生活用品の物価
  • 渡航費

これらの費用も格安に節約できますので、参考にしていただければと思います。

留学中のスマートフォンの契約方法は2種類ある

留学中のスマートフォンの契約は迷うものですよね。

「スマホは必需品だから契約しないという選択肢はない」
「今の契約がまだ終わらないしどうすればいいかわからない…」

そんな方に読んでほしいセクションです。

まず大前提に、次の2つのうち、どちらを選択するかによって金額が大幅に変わってきます。

  • 携帯をボストンで購入する
  • SIMカードだけ契約する

それぞれの特徴をまとめました。

新品スマホ購入
スマホ

  • 色んなブランドのスマホがあり、予算に見合ったものが選べる
  • 一括で払うとなると、高くつく可能性がある
  • 日本の携帯の契約と同時に購入したスマホの支払いをしなくてはならない
  • 携帯を2台持つことになる
SIMカードのみ
SIM

  • 使い慣れたスマホを使い続けられる
  • データ(ギガ数)のプランを自由に選べる
  • オンライン支払いならネットでいつでもプラン変更可
  • SIMカードを無くしてしまうことがある
  • スマホがシムフリーでなければならない

おすすめのアメリカのSIMカード!大手通信会社4社のプリペイドプランを紹介

わたしはSIMフリーのスマホを日本で購入していて、日本での携帯の契約が必要だと判断したため、SIMカードだけをAT&T社を通して購入しました。

購入自体はむずかしくなく、「SIMカードを探しているんです~」と店員さんに言うと、店員さんはすぐプランを提示してくれました。

自分に合う条件の契約方式(データ料など)を決めたあと、すぐにSIMカードを受け取ることができ、ものの20分ほどで店を後にしました。

ボストンにいる間のSIM契約は45ドル(約5,000円)

6GBデータがついてきます。

さらに国内外の通話とテキスト(SMSやiMessage)が無料となります。

※国外の相手と通話する時、お相手は通信料かかりますので注意しましょう

日本にいない間はどうするの?

わたしのスマホはSoftbankで購入していて、ボストンにいる間も契約をしている状態で利用しています。

こちらでは電話番号・メールアドレスのお預かりサービスがあって、日本のSIMカードを使えない状態にしてくれます。

つまり、携帯のプランを一時停止していることになります。

電話番号とアドレスを預ける時に費用が3000円かかりますが、そのあと帰国し、日本での契約を開始しない限り費用は一切かかりません。

そのため、初めの月の携帯料金はこのようになります。

ボストン留学携帯料金

そして翌月からは、AT&T社の45ドルだけ支払えばいい、ということです。

このように、日本の通信会社の番号を預けるサービスとボストンで購入したSIMを併用しても、携帯を新たに購入するよりも格安になると判断したので、いまもこのプランを続けています。

ちなみに日本にいる間はボストンで使っているSIMのプランを一番ランクの低いものにしていて、使わない限り請求されないものに設定しているので携帯代はかかっておりません。

知られざるボストンの生活用品の物価

食費のお話をした時にも登場したスターマーケット(Starmarket)はボストンにある地元のスーパーです。

生活用品もたくさん揃えており、日常で必要なものをローカルな値段で購入できます。

ターゲット(Target)と言われる大型スーパーもボストン市内にはいくつか存在していて、こちらは日本でいうイオンのような店です。

メガネ屋も薬局も入ってます。

こちらのオンラインスーパーで基本的な生活用品の物価をピックアップしました。

商品価格(ドル)日本円換算
ペン3.99~5.30ドル(3本入り)440円~
洗濯洗剤8.99~12.99ドル(1.47L)990円~
台所洗剤1.99~2.99ドル(700mL)220円~
ティッシュ5.99ドル(4箱 120枚入り)660円
歯磨き粉2.99ドル(175g)330円
歯ブラシ0.99ドル(1本)109円
シャンプー5.49ドル(400mL)605円
生理用ナプキン5.49ドル(24枚入り)605円
テレビ89.99ドル(19インチ)990円
冷蔵庫84.99ドル(小型)9,375円
寝具69.99~99.99ドル(掛け布団・シーツセット)7,400円~

ほとんどの商品は日本よりすごく高いという印象はありませんが、生理用品は特に高いのでセールの時に購入したほうがいいです。

他にもアメリカではアマゾン(Amazon)も主流です。

商品によってターゲットより安いものがあるので、洗濯洗剤みたいな、特に急がないものはアマゾンで購入されると生活費を抑えることができます。

しかし、日本のようにその日中の配達はなく、一週間はかかることがほとんどです。

アマゾンが進化してそうだと思われがちですが、アメリカは日本ほど小さい国ではないので何を郵送をするのにも、とても時間を要します。

ご注意ください。

化粧品に関しては、オンライン販売のアイハーブ(iHerb)というオーガニック商品がたくさん常備してあるサイトがオススメです。

20ドル以上(2,000円以上)購入すると送料が無料にもなるため、2,000円を超える化粧品を買うには良いですし、日頃からたくさん割引が行われているので必見です。

ボストンまでの飛行機の料金を節約したい!安く航空券を手にいれる方法

留学の準備や資金集めの際、生活費や学費に注目しがちですよね。

あまり工夫できないと思われている渡航費は、実は留学する期間や予約方法によって大きく左右されるのを知っていましたか?

ここでは飛行機代を安く抑える方法を2つご紹介します。

1. 航空券を格安で購入するなら予約方法を変えてみよう

まずは予約方法についてお話しします。

今や飛行機のチケットはネットで予約することが主流になっていて、たとえ外部のサイト(航空会社以外のサイト)で予約しても、当日のチェックインは実際に使う航空会社のウェブサイトからチェックインするようになっているので安心です。

検索する際にも、Google Flightなどで日にちを入力するとサイト別の値段を比べてくれたりします。

ここで注意点がひとつ。

ブラウザの状態によって、検索結果が異なる場合があります。

下に2つの検索結果を添付しましたが、上はシークレットモードのブラウザで検索したもの、下の検索結果は普段使っているままのブラウザで検索したものです。

本当に格安なフライトを予約しているかどうかはブラウザの状態によって変化することがあります。

シークレットモードのGoogle Flight検索結果
Google Flight検索結果

シークレットモードで検索したほうが、より安い航空券が提示されました。

このようにブラウザをシークレットモードにするだけでも値段の安い航空券を提示してくれますよ。

2. 航空券を安く入手するなら夏から留学しよう

続いては、留学期間によって航空券の料金が変動することについてお話しします。

当然ですが、飛行機は頻繁期や天気によって料金も変わってきます。

わたしは日本では関西に住んでいるので、東京発だと値段が少々違いはありますが、出発時期別で往復の相場を見てみると、結果はこのようになりました。

ボストンの渡航費用

このように、夏季は冬季に比べると3万円も違いますよね。

さらに同じ夏の間でも6万円もの金額の差が存在します。

これは飛行時間が影響していて、たとえばJALですと直行便があります。

乗り継ぎと言われるものがないため、20万円近く往復の渡航費がかかってしまいます。

つまり、乗り継ぎをたくさんすればその分金額は抑えられるということです。

ですが、だからといって冬に乗り継ぎをすることはオススメできません。

なぜなら、雪があるから。

暖かい地域での乗り継ぎならかまいませんが、カナダなど寒い地域で乗り継ぎをする場合には要注意。

寒い地域では雪の影響で急に飛行機が飛ばない、ということもあるので、その点を注意して飛行機のブッキングをしましょう!

ボストンで生活するときの厄介な隠れ費用にも注意!

ここからは番外編になります。

留学の費用といえばまず授業料、その次にどこへ住むか、の順で、生活費用は後回しにする方がほとんどだと思います。

ですが、留学というのは違う国での生活になります。

ボストンへの留学者に該当する生活費とその詳細まで知っておいたほうがいいと思いますので、どうぞご参考までにご覧ください。

1回洗濯するのにお金がかかる!ボストンでの洗濯はコインランドリーで

洗濯は、留学のはじめに一番苦労したことでもあります。

「洗濯なんて寮とかアパートにある洗濯機で洗えばいいじゃない」と言われるかと思いますが、国が変われば生活習慣も変わります。

ボストンでは、ほとんどの洗濯は外のコインランドリーで行います。

そもそもアメリカでは家で洗濯しない習慣があるのですが、ボストンの場合、アパートが狭いため多くの部屋には洗濯機を置きたくてもおけない事情があるのです。

今ではアパートの地下を洗濯エリアとしてコインランドリーを置いている物件が増えましたが、洗濯機を利用するのにお金がかかります。

生活費に洗濯費用も一つの項目としてカウントすることが大事です。

わたしの寮の場合は洗濯機と乾燥機はそれぞれ1.5ドル(160円)

アメリカは洗濯機と乾燥機が別ですので、二度手間になるところが不便です…。

さらに、コインランドリーを探すために外へ行く費用、洗濯と乾燥の費用を合わせて10ドル(1,000円)もかかってしまう場合があるので要注意です!

知らないうちに大出費!ボストンの交通費事情

ボストンでの主な交通手段はバスか地下鉄になります。

市内はあまり複雑な形をしているわけではありませんので、歩いて移動することもできます。

片道料金

  • 市バス:2.75ドル(300円)
  • 地下鉄:2ドル(220円)

先ほども述べたように、交通費にお金をかけたくなければどこまでも歩くことをオススメします。

なぜなら、バスも地下鉄も料金は一律料金になるからです。

つまり、1駅で降りても9駅先で降りても同じ料金であるため、遠くに行く分にはお得でも近場だと高くつくことになります。

そこで、ボストンで交通費を節約する方法を2つご紹介します。

  1. 行きは歩いて、帰りにバスや地下鉄を使う
  2. Uber、Lyftといったライドシェアアプリを使用する

ひとつ目についてですが、わたしは割と普段から実践している方法です。

ボストンは歩く街なので、たとえば徒歩30分ぐらいの距離なら、行きの明るいうちは歩いて目的地までいき、暗くなった帰り道はバスや地下鉄で帰るという手段があります。

日本で例えるならば、渋谷駅から表参道駅へ徒歩で向かう感覚になります。

東京よりも道が狭いところもありますが、ボストンの街には道の両側に店もたくさんあるので、苦にはなりません。

2点目のライドシェアについてですが、こちらはメーターのない前払いのタクシー、送迎車になります。

Uberlyft

参照)Uberlyft

使い方はとてもシンプルです。

アプリに現在の居場所と目的地の住所を入力したら、乗車前に金額を確認し、アプリに決算可能なカードを登録します。

すると自分がいる場所に車がきて、一般の方が運転して送迎してくれるという仕組みです。

値段は要求率、つまりどれだけの人が車に乗せてほしいかによって料金が変わります。

たとえば金曜の夜に送迎を頼むと交通費は高くなります。

これは金曜日の夜は週末前で、飲みに行かれる人が多いためです。

でも裏を返せば、あまり利用者がいない時間に利用すると、料金は安くなります。

そのため、平日の真昼間にでかけると、送迎を求めている人が少ない時間帯だから友達複数人とライドシェアすれば地下鉄よりも安い金額になる場合もあるのです。

これは、アプリで車1台を申請し、3人乗車する設定すれば、3人で料金を分けることができるからです。

お金のない大学生は中古教科書を使うのが当たり前

ある時、わたしは授業のためのテキストを検索していたら、あるクラスの教科書が200ドル以上(3万円)することを知りました。

このことを友達の家で愚痴っていたら、「新しい教科書なんてもってのほか。所詮学部生なんだからは中古でいいのよ。」と、あたりまえのように友達の親がわたしに言い放ちました。

ショックを受ける女の子

唖然としましたが、アメリカではこれが普通。

大学院のときにアメリカの大学に通っていたお父さんにも同じことを言われたので、これは間違いありません。

アメリカでは、一般的に教科書の費用が学費に含まれないことが多いです。

これは短期留学や語学学校だと変わってくるかもしれないですが、どの学校も教授が自分で授業に使う教科書を選んでいるからだと思います。

同じ学部の先生で、同じ授業を教えたとしても同じ教科書を使わないため、教科書代がクラスによって変わってくるのです。

さらに、統一された教科書の出版社も特にないため、アメリカの教科書業はビジネス。

生き残るために競争をしなければならないため、いいものは高くなってしまうケースがあるのです。

そのため、中古を購入することが多く、購買にもUSED(中古)コーナーがちゃんと用意されています。

このほかに、同じ授業を過去に受けた友達から買い取る方法があったり、図書館へ行き、教科書を借りる手段もあります。

ですので、教科書に出費をしたくなければ新品の教科書は買わないことを強く勧めます!

ボストン留学生の生活費まとめ

ボストン留学にはたくさんのことにお金がかかります。

わたしもはじめは頭がいっぱいいっぱいになることもありましたが、時間をかけて自分が留学を通して絶対に譲れないものを明確にすると、生活費をマネジメントするのに役立つと思います。

わたしの場合、勉強をする環境が一番大事だと思っているので、学費にお金をかけ、できるだけ観光や外食などの費用を節約しています。

このように生活費をひとつひとつ噛み砕いて見れば、授業料や家賃も含め、ボストン留学における全てのコストが格安、かつ現実的に実現できるはずです。

留学生ならみんなが通る道!

みなさんも留学の生活費が少しでも安く済むように、全ての選択肢を検討し比べましょう。