「海外の学校へ留学するのでホームステイで滞在したい」
「夏休みや春休みを利用して海外でホームステイをしてみたい」
このように思っている人、いるかもしれませんね。
そして、「初めてのホームステイ!ホストファミリーはできたら良い家庭だったらいいな・・・」とみんな思っているでしょう。
ですが、ホームステイ先のホストファミリーは、自分で選べないことがほとんど。
そのため、自分の要望とはかけ離れた、いわゆる「はずれ」のホストファミリーになってしまい、ホストファミリーとトラブルになってしまうことも少なくありません。
100%とはいかないまでも、できるだけ自分の希望が通るホームステイができたら良いですよね。
ここでは、ホームステイの具体的な選び方、失敗しないホームステイをするための選び方のポイントなど詳しく紹介!
ホームステイを考えている人、お子さんがホームステイをする予定の親御さんなど、是非参考にしてもらえたらと思います。
1. ホームステイのメリットとデメリット
ホームステイは、初めての海外でも安心して過ごせる滞在方法の一つです。
まず、ホストファミリー宅で生活することで、海外のリアルな生活や文化を体験することができます。
そして、ネイティブスピーカーと会話を持つ良い機会になります。
また、学校までの行き方が分からないとき、おすすめのお店を知りたいとき、体調が悪いときなど、何かトラブルの際にホストファミリーは心強い相談相手になってくれるでしょう。
ですが家族の一員として迎えられるため、ホームステイ先の家庭でのルールを守らなければならないというデメリットはあります。
例えば、門限を守らなければならない、ホストファミリーに迷惑にならないようにお風呂や洗濯を使わなければいけない、手伝いをしなければいけない・・・など。
また、自分の希望通りのホストファミリーならないこともあります。
この点については、まず自分の要望が100%叶うホストファミリーは選べないということを覚えておいて下さい。
- ホームステイのメリット
- 海外のリアルな生活や文化を体験できる。
- トラブルのときは、ホストファミリーに相談できる。
- ホストファミリーと会話することで、英語の上達につながる。
- ホームステイのデメリット
- ホームステイ先の家庭のルールを守らなければならない。
- 自分の希望通りのホストファミリーにならないことがある。
2. ホームステイの実情は?ホストファミリーには様々な家庭がある
ホームステイとは、海外の一般家庭に滞在することを言います。
一般家庭と言っても様々な家庭があり、子供がいる家庭、リタイアした老夫婦の家庭、シングルマザーの家庭、裕福な家庭、あまり裕福でない家庭・・・など様々です。
ちなみに、受け入れてくれるホストファミリーは、以下の2つのタイプがあります。
- 無償ボランティアで受け入れてくれる場合
- ホストファミリーを斡旋している団体・協会や留学エージェントから報酬として給付金をもらって受け入れている場合
多くのホストファミリーは、2 のように給付金をもらってホームステイを受け入れています。
給付金の金額は様々ですが、いくらかのお金を受け取ってホストファミリーをしてくれているという訳です。
そのため、生活費を補う目的でホストファミリーをしている家庭がいることもしばしばあります。
このようなホストファミリーの場合、ビシネスライクで最低限のベッドと食事しか与えてくれない、せっかくホームステイをしたのに、それ以外はあまり話しかけてくれないということも・・・。
実は、このようなホストファミリーは少なくありません。
裕福な家庭で色々な所に連れていってくれたり、沢山話しかけてくれるような親切なホストファミリーは、とても稀なケースなのです。
そうはいっても、やっぱり親切なホストファミリーの家に行きたい!
そうですよね。
次はホームステイ先を選ぶとき、どんな希望を言えるのか、どこまで自分の要望は通るのか見てみましょう。
3. ホームステイ先の希望条件は?自分の要望はどこまで通る?
ホームステイ先のホストファミリーを選ぶときは、できれば自分の希望を聞いてもらいたいですよね。
では、ホームステイの申込みをしてホストファミリーを選ぶときに、一般的にどんなリクエストができるのか、どこまで要望を聞いてもらえるか、見てみましょう。
1. ホストファミリーを選ぶときに希望できること4つ
まず、ホストファミリーを選ぶときにリクエストできることは、以下の通りです。
- ペットの有無
動物アレルギーがある人、ペットが苦手な人は、ペットがいない家庭を選べる。
- 小さい子供の有無
子供が好きな人は希望すると良いが、なるべく静かに勉強したいと思っている人は、小さい子供がいない家庭を選べる。
- 食事制限の有無
食物アレルギーがある人、ベジタリアンの人は、制限が有ると伝えておく。
- 食事の有無
食事を用意してもらいたい場合は有りを、必要ない場合は無しを選べる。
食事付きにする場合は、1日1食から3食で選ぶことができる。
プログラムによっては、はじめから食事付きになっていることもある。
食事制限について、海外では完全にベジタリアンの家庭も日本に比べると多いです。
もし、ベジタリアンの家庭でない方が良い場合も、一応リクエストしておくと良いかもしれません。
ただし、どのくらい希望が通るかは、留学エージェントやホームステイの斡旋業者など、どこにホームステイを申し込むかによって異なります。
2. ホストファミリーを選ぶときに、要望が通らないかもしれないこと5つ
次は、ホストファミリーを選ぶときに、希望をだしても通らないかもしれないことです。
- 家族構成
両親がそろっている家庭、子供がいる家庭が良いと希望をだしても、シングルの家庭や老夫婦の家庭になることも。
- 家族の人種
基本的に特定の人種の家庭を希望することは出来ない。
- インターネットの利用の有無
ホストファミリー宅でのインターネットの利用ができるかどうか。
ホストファミリーによっては、インターネットをしてばかりで部屋にこもるのを嫌がることがある。 - 学校のからホストファミリー宅までの距離・時間
基本的に通う学校から1時間以内というホストファミリーが多い。
できるだけ学校から近い家庭がよいとリクエストをしても通らないことも多い。 - 他の留学生と相部屋かどうか
一人部屋か二人部屋かリクエストを出すことはできるが、繁忙期は他の留学生と相部屋になる可能性もある。
もし、自分の要望が通らなくてもがっかりせずに、色々な家庭があると前向きに捉えて下さいね。
でも、できるだけ、希望を聞いてくれたらいいな・・・
実は、自分の希望をどこまで聞いてもらえるかは、どこでホームステイを申し込むか、申込み先の選び方によって変わってくるんです。
4. ホームステイを申し込む4つの方法
ホームステイを申し込む方法は、以下の4つの方法があります。
- 留学エージェントに申し込む
- 留学する海外の学校に申し込む
- 海外の現地ホームステイを斡旋している団体・業者に依頼する
- インターネットを使って自分で直接ホストファミリーを探す
これから、それぞれのホームステイの申し込み方法と、各申込み方法のメリットやデメリットを見てみましょう。
1. 留学エージェントからホームステイを申し込む
留学エージェントは、留学やホームステイの滞在先など様々な手続きをサポートしてくれ、カウンセラーに色々な相談も出来ます。
留学エージェントからホームステイを申し込むと、以下のようにホストファミリーがアレンジされることが多いです。
1つ目のパターンですと、間に学校を1つ挟んでしまうので、どうしても自分の希望が伝わりにくく、連絡に時間がかかってしまいます。
また、海外のホームステイの斡旋業者が、定期的にホストファミリー宅を訪れて審査しているかどうか、そこまで日本の留学エージェントが把握しているかどうか分からないことも。
費用については、ホームステイ手配料をエージェントと学校に、二重に払わなければいけないこともあるので必ず確認して下さい。
一方で、海外に支店を持っている大手留学エージェントなどは、国によって、独自でホストファミリーを募集していることもあります。
2つ目のパターンは、同じ会社である留学エージェント同士内でのやりとりになるので、自分の希望が比較的伝わりやすくなります。
また、海外現地の日本人が運営している留学エージェントも沢山あります。
海外の留学エージェントは、1つ目のパターンのように、学校やホームステイ斡旋業者を通してホームステイの手配を行っていることもあれば、独自でホストファミリーを募集しいることもあるのです。
2つ目や3つ目のパターンのように、留学エージェントが独自で募集して選んでいるホストファミリーの場合、ホストファミリーがどんな家庭・家族なのか、色々と詳しい情報を持っていることが多いです。
なので、ホストファミリーについても事前に留学エージェントから色々と知ることができ、渡航前の不安も解消されるかもしれませんね。
留学エージェントにホームステイを申し込むメリット・デメリットと注意点
留学エージェントにホームステイを申込みをするメリット・デメリットは、次の通りです。
- メリット
- 日本語で対応してもらえる
- ビザや航空券などホームステイ以外の手続きも依頼できる
※追加で手配料が必要 - 自宅から近い留学エージェントだと、渡航前に直接相談にのってもらえるので安心
- 海外に支店のある留学エージェント・海外の留学エージェントなら、現地でも直接日本語でサポートを受けられる
- ホームステイ以外のアクティビティやオプションにも申し込むことができる
- デメリット
- 手配料が高めになる
※手配料が無料と言っていても、手配料込みのホームステイ費用になっていることもあるので注意 - 海外の留学エージェントの場合、インターネットを通してのやりとりになるので直接会って相談することができない
- 手配料が高めになる
日本の留学エージェントでホームステイを申込する際には、以下の点に注意してください。
- 注意点
- 留学エージェントのカウンセラーは、親切で話しやすいか確認する
- ホームステイの留学エージェントの手配料はいくらか確認する
※エージェントと学校や斡旋業者に二重・三重に払うことになっていないかどうか
※一般的にホームステイ手配料は、2万~2万5千円程。 - ホームステイをキャンセルした場合はどうなるか確認する
※どこまで返金されるか確認しておく - 海外現地での留学エージェントのサポートはどうなっているか確認する
※ホームステイ中にホストファミリーは変更できるかどうか確認する - 留学エージェントが直接ホストファミリーのアレンジをしているかどうか確認する
※直接アレンジしている場合は、ホストファミリーの希望が比較的に通りやすい - 費用などの支払方法について確認しておく
※事前にエージェントに支払う分、学校に支払う分をいつ支払うかなど
※授業料の支払いなど高額をエージェントを通してではなく、学校に直接支払いたい場合は、その確認もしておく
以下は、国内外の日系の留学エージェントです。
英語ができなくても、安心してホームステイ先を探すことができます。
ラストリゾート | エージェントにより厳選された各国のホストファミリーを紹介している。 |
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オーストラリア留学センター | オーストラリアに各支店を持つ大手の日系留学エージェント。 |
「手配料、サポート料が無料」と謳っている留学エージェントも多くあります。
その場合は、なぜ無料になっているのかも聞いておくと安心です。
また、留学エージェントを利用するときは、何社か比較して決めましょう!
2. 留学する海外の学校にホームステイを申し込む
海外の学校などへ留学する間ホームステイをしたいという人は、ホームステイを留学する学校に依頼することもできます。
海外の学校は、現地のホームステイを斡旋している会社や団体にホームステイを依頼していることが多いです。
この場合、単純に留学エージェントを挟まない分、手配料などを節約できることが多いと考えられます。
なので、なるべく費用を抑えたいと思っている人は、留学先の学校に直接ホームステイを申し込むと良いでしょう。
ただし、留学先の学校に日本語ができるスタッフがいない場合、申込みや質問など自分で英語で対応しなければいけません。
大手の学校なら、日本語スタッフがいる可能性は高いです。
しかし、大手ゆえに生徒数が多いので、繁忙期などはホームステイの細かい希望は通りにくくなります。
留学する学校にホームステイを申し込むメリット・デメリットと注意点
留学する学校にホームステイを申込をするメリット・デメリットは、次の通りです。
- メリット
- 留学エージェントに支払うホームステイ手配料を抑えられる
- 現地でトラブルが起こったときに直接対応してもらえる
- 学校によっては空港までの送迎もオプションやその他アクティビティも申し込むことができる
- デメリット
- 学校に日本語ができるスタッフがいない場合、英語など現地の言葉で対応しなければならない
- 渡航前に日本で直接会って相談することができない
ホームステイの申込みを直接、海外の学校に依頼する場合は、以下の点を確認して下さい。
- 注意点
- ホームステイの手配料はいくらか
※一般的にホームステイ手配料は、2万~2万5千円程。 - ホームステイをキャンセルした場合はどうなるか
※どこまで返金されるか確認しておく - ホームステイ中にホストファミリーは変更できるか、滞在方法の変更ができるか
- ホームステイのアレンジは、どこの斡旋業者、団体を利用しているか
※定期的にホストファミリーの審査を行っているか確認する
- ホームステイの手配料はいくらか
以下は、海外の大手語学学校の一部です。
Kaplan International English | 海外の様々な国にある大手語学学校。 |
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English Language Center | アメリカを中心とした語学学校。 |
Global Village English Centers | カナダとハワイにある語学学校。 |
3. 海外の現地ホームステイを斡旋している団体・業者に申し込む
ホームステイを申し込む方法の一つとして、海外現地のホームステイを斡旋している団体や会社に直接申し込むことも可能です。
ホストファミリーの募集や斡旋は、海外現地の留学エージェントでもしていることもあります。
1. ホームステイの斡旋団体・業者に申し込む前に調べておくべきこと
自分で海外現地でホームステイを斡旋している団体や業者に申込みをする場合、まず以下の2点について自分で情報を集め確認しなければいけません。
- どこのホームステイを斡旋している団体・業者が良いか
- 自分が渡航する予定の地域に対応しているか
なるべく失敗しないホームステイをするためには、斡旋している団体や業者がホストファミリーをどのように募集されているかもポイントになります。
ボランティアでホストファミリーを募集しているところは、ホストファミリーも純粋に異文化交流に興味があり、積極的に留学生に関わってくれる家庭が多いです。
しかし、実際は完全にボランティアでの募集は多くありません。
ボランティアのホストファミリーを探すなら AFS日本協会
AFS協会は、海外に幅広く拠点をおいている団体です。
各支部が無償ボランティアのホストファミリーを集っています。
海外への留学を考えている中高生を中心に様々な留学プログラムを提供しているので、中高生のみなさんは一度検討してみると良いかもしれません。
2. ホストファミリーの斡旋団体や業者を選ぶときのポイント
有償でホストファミリーを募集をしている団体や留学エージェントなどの業者を選ぶときは、次のことを確認しましょう。
- ホームステイの給付金がいくら支払われるか
- ホストファミリーへ定期的にどのような審査を行っているか
まず、給付金がやその他の手当の金額がどのくらいかです。
やはり、ある程度きちんとした額が支払われているところは、ホストファミリーもきちんとしているところが多いと言えます。
あと、「大きな団体・斡旋業者ならホームステイも安心!」と思いそうですが、大きすぎるがゆえホストファミリーの審査は最初に登録するときのみで、その後はほったらかし・・・ということも。
ホストファミリーの斡旋団体や業者を選ぶときは、ホストファミリーと定期的にコミュニケーションをとっているところを選ぶと良いでしょう。
3. 斡旋団体や業者にホームステイを申し込む メリット・デメリット
ホストファミリーの斡旋団体や業者にホームステイを申込みをするメリット・デメリットは、次の通りです。
- メリット
- ホームステイ手配料を抑えられる
- 現地でトラブルが起こったときに対応してもらえる
- 直接ホームステイの斡旋団体・業者に要望を伝えることができる
- デメリット
- 申込みはインターネット、基本的に質問などのやりとりは英語になる
- 日本で直接会っての相談はできない
以下は、ホームステイを斡旋している海外現地の団体・業者の一部です。
USA International, Inc | 日本人のスタッフもいるので日本語での対応も可。 |
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redleaf 30 years education in Canada | 日本語は不可。 中高生向けのホームステイを含むカナダへの留学プログラムを多く提供している。 |
AHLI | アメリカのクリスチャンの家庭をホストファミリーとして紹介している。 |
4. インターネットを使って自分で直接ホストファミリーを探す
実は、インターネットを利用して、自分で直接ホストファミリーを探すことも可能です。
ホストファミリーがウェブサイト上に、家や部屋の様子、また家族の写真を載せて登録しているので、その情報を参考に自分の希望にあったホストファミリーを選べます。
また、エージェントや学校、斡旋業者を挟まないので、ホームステイの費用も節約できます。
ただし、すべて自分で直接ホストファミリーとやりとりすることになるので、ある程度の英語力は不可欠です。
どうしても英語に不安がある人は、奥さんが日本人という家庭にホームステイすることも考えてみても良いかもしれません。
自分で納得して直接ホストファミリーを探したいという人は、一度検討してみると良いでしょう。
インターネットを使って自分で直接ホストファミリーを探すメリット・デメリットと注意点
自分でホストファミリーを直接インターネットで探す方法のメリット・デメリットは以下の通りです。
- メリット
- ホームステイ手配料を抑えられる
- 部屋の広さ・ホストファミリーの人種など、自分が希望するホストファミリーを直接選ぶことができる
- デメリット
- 直接ホストファミリーと英語でのやりとりが必要になる
- 何かホストファミリーとトラブルがあった場合、自分で対応しなければならない
- 注意点
- ホームステイをキャンセルした場合はどうなるかを確認しておく
※どこまで返金されるか確認しておく - 学校に通う場合は、学校からホストファミリーまでの距離を確認しておく
- 仲介役として細かな部分まで確認をしてれる人がいないので、渡航前にホストファミリーに気になることは確認しておく
- ホームステイをキャンセルした場合はどうなるかを確認しておく
以下は、ホストファミリーを紹介しているサイトです。
Homestay.com | 自分が行きたい国・地域場所からホストファミリーを選ベる。 ホストファミリー宅の写真も多く、家の設備など細かい情報、レビューも掲載している。 |
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Homestay Web | 国別によってホストファミリーを検索できる。 ホストファミリーによっては、空港の送迎も対応してくれる。 サイトに登録をすれば、それぞれのホストファミリーの情報を閲覧することが可能。 |
5. 失敗しないホームステイを選ぶ10のポイント
わたしは3度のホームステイを経験しましたが、その中では、ホストファミリーの当たりもはずれも正直ありました。
その経験を元に、失敗しないホームステイをする為の選び方のポイントを10個、以下に紹介したいと思います。
- 留学エージェントを利用する場合は、自分の要望をなるべく聞いてもらえるエージェントを選ぶ。
エージェント独自でホストファミリーのネットワークを持っている場合、希望を聞いてもらえやすい。
- 繁忙期前に早めにホームステイに申し込むと、ホストファミリーの希望を聞いてもらえやすい。
評判のよいホストファミリーは早く埋まっていくため。
- 絶対ホームステイに失敗したくない、ホストファミリーとより沢山交流したいという人、短期間でのホームステイを考えている人は、教師宅のホームステイ、ワンランク高いホームステイも検討してみる。
費用は高くなるが、その分責任を持って受け入れてくれるので大きな失敗がない。
- 長期留学の人は、現地での生活に慣れるまではホームステイ、その後は寮やシェアハウスなども検討してみる。
ホストファミリーと合わないということはどうしても起こりうるので、初めから長期間では申込みをしない。
※語学学校の場合、学校によっては初めにコースの申込みをするときに、その期間の滞在費も一緒に申し込まなければいけないこともあるので、途中での変更が可能か確認する。
※大学などは授業料・滞在費は学期ごとの支払いになるので、学期を区切りにホームステイを継続するか検討する。 - ホストファミリーの審査はどのように行われているか、定期的にチェックされているか、ホストファミリーの斡旋業者がどこか、確認しておく。
初めの登録の際の審査のみで、その後は定期的にホストファミリーのチェックが入っていないことも。
- 都市部、ダウンタウンのホームステイは、部屋が狭いこともある。
広い部屋を希望する場合は、ダウンタウンより離れたホストファミリーを選ぶ。ダウンタウンは家賃・物価も高くなるので、部屋が狭くなることが多い。
- 中高生が短期でホームステイをする場合は、各地方自治体などでホームステイプログラムを行っていないかチェックする。
地方自治体のホームステイは、提携姉妹都市へのホームステイが多い。
ホストファミリー宅のチェックやオリエンテーションがきちんと行われていることが多い。
ただし、自治体が旅行会社やエージェントに依頼している場合は注意が必要。 - 自分でホストファミリーを探す場合、クリスチャンの家庭かどうかも選ぶポイントに入れておく。
クリスチャンのホストファミリーは、比較的、面倒見がよく親切な家庭が多い。
週末に教会へ一緒に行かなければならないこともあるが、教会で知り合いが増える良い機会にもなる。 - 静かに勉強したい人は、年齢の低い小さな子供がいないホストファミリーを選ぶ。
小さな子供がいるホストファミリーは、子供とも英語で交流する機会にもなるが、勉強のときに邪魔してくることも。
また、両親も子供のお世話で追われているので、その手伝いをしなければならないこともある。 - 完璧なホストファミリーはいないので、ホストファミリーに過度な期待はしない。
積極的に留学生に関わってくれる家庭もあれば、そうでない家庭もある。
後者のホストファミリーの場合は、自分から積極的にコミュニケーションをとっていく姿勢も必要だと心がけておくこと。
まとめ~ホームステイの選び方はいろいろ!自分に合った選び方を検討しよう~
ここまで、様々なホームステイの申込みの仕方・選ぶ時のポイントなどを紹介してきました。
どのホームステイの選び方が良いかは、自分の英語力やどのようなサービスを国内外のどこで受けたいかにもよります。
まず、自分の留学やホームステイの目的、期間、生活スタイルに合うホストファミリーはどんな家庭が良いか考えてみて、自分の希望に優先順位をつけてみましょう。
ホストファミリーは、両親と子供がいる家庭もあれば、シングルの家庭や、リタイア後の夫婦の家庭、様々な人種の家庭があること。
そして、受け身にならず、自分から積極的にホストファミリーとコミュニケーションをとることも忘れないで下さいね!