英語の雑談力を磨く!シーンに合わせた英会話の例文やフレーズを解説!

「Hello, my name is ○○. Nice to meet you.」

この後、皆さんはどのように会話を続けますか?
英会話を学習している皆さんのよくある悩みは、「何を話したらよいのかが分からない」ではないでしょうか?

英会話レッスンを教えていると、生徒様のレベルを問わず、日頃からよくこのような相談を受けます。英会話スクールのロビーで先生に英語で話しかけられるのを避けるようにビクビクしている人も少なくないでしょう。

仕事で英語を使う上級レベルの方でさえも、ミーティング前後に仕事以外の内容で雑談するのは苦手だという声をよく耳にします。また、英語圏には、日本とは違ったマナーやタブーもあります。

今回は英語で雑談をするのに役立つトピックの選び方と避けるべきトピックについてまとめてみました。

四月に入り、新たな出会いのチャンスが多い時です。新学期から新生活を始めた方は勿論、これから何かを始めようと思っている方やより円滑な人間関係を築きたい方も一緒に確認してみましょう。

雑談に適したトピック6通り

1. 週末の休みや長期休暇について聞く英語のフレーズ例

雑談に最適な話題は「休みの日」です。週末や長期休暇を楽しみにする感覚は、世界共通です。相手の人の意外な一面を知るきっかけになるかもしれません。

休みの日の予定について聞くフレーズ例

A:Are you doing anything exciting this weekend?
(今週末は何か楽しい予定でもありますか?)

B:Yeah, I’m going to a Carp game with my son.
(ええ、息子とカープ戦を見に行きます。)

A:Do you have any plans for the next vacation?
(次の休暇は何か計画していますか?)

B:I’m going to travel to Hawaii during Golden Week.
(ゴールデンウィークの間はハワイに行く予定ですよ。)

※未来の予定だけでなく、週明けや旅行帰りの人にどうだったかを聞くのも忘れずに。

A: Did you have a good weekend?
(良い週末でしたか?)

B:Well, I just relaxed at home and watched some DVDs.
(ええと、家でゆっくりして、DVDを見ました。)

※特別なことをしていなくても、肯定文で答えるように心がけるのがコツです。「何もしなかった」という話の腰を折るような表現は避けるようにしましょう。日々何かがあるようなドラマチックな生活を送る人はなかなかいません。「カレーを作った」「○○というテレビ番組をみた」「犬の散歩に行った」など、日常的なことで構わないのです。

2. 日常の習慣について聞くフレーズ例

勤勉な私たち日本人にとっては、週末よりも平日の方が充実していて話しやすいのかもしれません。

「電車で通勤する」「会議やプレゼンをする」「英語を勉強する」「外食をする」「ジムに行く」など、日常の習慣について聞く時は、質問文を2種類準備しておくのがコツです。

「Do you often~?(よく~するの?)」と5W1H(いつ、どこで、誰と、何を、なぜ、どのように)を用いた質問文のセットです。

  • Do you often study on the train?
    (よく電車で勉強をするのですか?)
  • What are you studying now?
    (今何を勉強しているの?)
  • Do you often come here?
    (ここにはよく来ますか?)
  • How often do you work out?
    (どのくらいの頻度で運動をしますか?)

3. スポーツ独特の言い回し

日本でもカープ女子のように女性のスポーツ好きな人が増えてきましたが、欧米でもスポーツは老若男女に愛されています。

特にアメリカでは、男子学生は高校や大学のスポーツチームに入ることに憧れ、女子はそのチアリーダー等をすることに憧れるため、スポーツは多くの人にとって身近な娯楽です。大学がアメリカンフットボールスタジアムを持っていることもあるほどです。

  • Did you watch the figure skating last night?
    (昨夜のフィギュアスケートを観ましたか?)
  • We’re on a winning streak.
    (私たちは連勝している。)
  • They came close to winning the championship.
    (彼らは優勝間近だ)

※スポーツの話で用いる主語「We / They」は、自身が選手として所属しているチームの話だけでなく、ファンとして好きなチームの話をする時にも、まるで自分もプレーしているかのように「we=応援しているチーム / they=ライバルチーム」を用います。

4. 映画・ドラマ・音楽など娯楽の質問は中学で習った構文で聞こう!

  • What kind of movies do you like?
    (どんな映画が好きですか?)
  • Have you ever watched a movie called “Big”?
    (“ビッグ”という映画を観たことはありますか?)
  • Do you know any good driving songs?
    (ドライブにお薦めの曲はありますか?)

※相手がおすすめしてくれた作品を知らなかった場合は「What’s it like?(それはどんなものですか?)」と聞いて会話を広げましょう。これは娯楽に限らず、「相手が旅行した街」「自分が食べたことない料理」「新しく買った洋服」など、何について話す時でも使うことができます。

5. SNSの有無を聞くには「on」を使用

Facebook、Instagram、Twitterなどの総称をSNS(Social Networking Service)と言いますが、今では私たちの生活の一部となっている人も多いでしょう。

  • Are you on Facebook?
    (フェイスブックはやっていますか?)
  • Can I add you on Instagram?
    (インスタグラムで友達申請をしてもいいですか?)
  • Do you have a Twitter account?
    (ツイッターのアカウントを持っていますか?)
  • Did you see what Agnes tweeted last night?
    (アグネスが昨夜ツイートした内容を見ましたか?)

※ちなみに英語でSNSのことを主に「Social Media」と呼びます。もちろんSNSもれっきとした英語ですので通じますが、あまり一般的には使用しません。

6. 感想や報告を引き出すのに便利なフレーズ

例えば「週末は新しくできたレストランに行く」「今夜は新しい英会話スクールに体験入学をしてみる」「明日はコンサートに行く」など、事前に相手のプランを聞いていたのなら、次に会ったときはどうだったか感想を聞くようにしましょう。

覚えていてくれた、興味を持ってもらえている、と思うと嬉しいものです。また、私たちも情報が得られますし、何より相手が主に話をすることになるので、英会話に自信が無い方には特にお薦めです。

  • A:How did you like the new restaurant?
    (新しいレストランはいかがでしたか?)
  • B:Oh, I loved their wine selections!
    (ワインが素晴らしかったですよ!)

※相手発信で報告があった場合は、「How did you like it?(いかがでしたか?)」と聞くことができます。これは、きっと好きだったに違いない、と予想して「気に入りましたか?」と聞かれているわけではありませんので、「Yes / No」で答えないように気を付けましょう。

会話の中で避けた方が良いトピック5通り

1. 英語圏では年齢を聞くことは避けた方が良い

日本でも年齢を聞くことはあまり好ましくありませんが、英語圏では特に避けた方が良いです。日本やアジアのような縦社会の概念が主流ではないため、「私の年齢を聞いてどうしたいの?」と不審に思われます。

また、知らない間に年齢による差別につながることもあります。日本では生年月日を記入する機会が日常的にありますが、欧米諸国ではその機会が日本と比べて比較的少ないです。年齢というフィルターを通してその人の昇進などを判断するのは、実力主義の国では理にかなっていないからです。

そのため、私たちのように目上の人を敬い、年下の人の面倒を見る精神が身についている日本人が相手の年齢を知ってしまうと、無意識に言動が変わってしまう可能性があります。

相手を敬い丁寧な対応をすることは、一見良いことのように思えますが、壁を作られたとネガティブにとらえる人も少なくありません。「この人は一体何歳だろうか?」という考えをできるだけ無くすように心掛けましょう。

2. 外見の話はタブー

以前、こちらの「英語を話す時のタブー7つ!外国人との会話や行動で気をつけたいこと」でも記載しましたが、多様性が国際社会のキーである現代では、外見の話はタブーです。

日本では「痩せた?」「日に焼けた?」などと目についたことを言葉にしてしまう会話が多々あります。「あれ?ちょっとふっくらした?」のようにオブラートに包んでみても、言われた本人はあまり良い気はしません。

もしかしたら相手が気にしていることをわざわざ言葉にして伝えることは、傷をえぐるような発言かもしれません。

以前、私はとてもふくよかなアメリカ人の同僚と働いていたのですが、すれ違った初対面の人でさえも「うわ!よく肥えてるなぁ!」「お昼それだけじゃ足りないでしょ。」などと声をかけられる度に、とても辛そうな顔をしていました。

彼女は特に大食漢ではなく、ベジタリアン(菜食主義者)で運動もしますが、家族全員が同じような体格をしているのです。

また、「そのスカートいいねぇ。」「髪型変えた?」と女性に対して言う事は、セクハラだと捉える人もいます。見た目の話は人によって不快に思われるリスクがありますので、相手の事をよく知るまでは気をつけた方が賢明です。

しかし、話題提供の1つとして面白いデザインのものを身につけるのもテクニックです。目を惹くネクタイや面白いストラップなどを見かけたら、ぜひコメントをしてみましょう。

相手の持ち物に突っ込む

  • Oh, I love your tie!
    (わぁ、そのネクタイいいね!)
  • Can I see your keychain? It’s cool!
    (キーホルダーを見てもいい?カッコいいね!)

3. 家族についてのプライベートな話題は話が出てから質問をする

最近、欧米諸国では様々な結婚スタイルがあります。「籍を入れないが子供を持つ家族」「同性婚が認められていないため籍が入れられない家族」「養子縁組をした家族」「親が何度も再婚をしている大家族」など、様々です。

相手にどんなことがあったのかを知らない場合、あえてこちらからプライベートな問題である家族について触れるのは避けた方が賢明です。

また、離婚率も日本以上に多いのが現状です。子供の話が出たからといって、「husband 旦那さん」「wife 奥さん」のことを聞くのは好ましくありません。一人で子育てをしている可能性も考慮しておきましょう。

  • I went shopping with my daughter yesterday. She’s so happy with her new English dictionary.
    (昨日は娘と買い物に行きました。新しい辞書を買って、嬉しそうなんです。)
  • Oh, is your daughter a junior high school student?
    (あら、娘さんは中学生ですか?)

人格を血液型で分類するという発想は日本独特

日本では、お互いの血液型により性格の特徴と傾向を楽しむ習慣があります。

しかし、人の人格を血液型によって4種類に分類するという発想は、外国人にはなかなか理解し難いでしょう。

そもそも、自身の血液型を知っている外国人が少ないです。しかし、占いを楽しむ文化は海外にも共通してありますので、これはある意味日本ならではの文化として英語で紹介すると良いでしょう。

日本文化の紹介フレーズ

In Japan, people believe that we can tell our personalities from our blood types.
(日本では、血液型によって性格が異なると言われている。)

自身や身内を卑下するではなくポジティブに

「私の英語力なんて」「うちのバカ息子が」と自分や家族のことを卑下または謙遜して話すことは、日本語ではよくあることです。

しかし、英語の会話で同じことをしてしまうと、相手があまり良い思いをしません。誰の事を話す時でも、ネガティブな表現を聞くよりも、多少過信していてもポジティブな言葉を聞いた方が、明るい会話になります。

  • My brother has a great sense of humor. He is hilarious!
    (兄はユーモアのセンスがあり、面白い人なんです!)
  • My mother got me a new dress! She ‘s amazing!
    (お母さんが新しいワンピースを買ってくれたの。彼女、最高!)

まとめ

英語は前向きな表現が多く、ポジティブな言語です。

これは、英語が世界で最も話される言語になった理由の一つではないかと私は思っています。

英語を話すことでテンションが上がったり、楽しい気持ちになったことはありませんか?もし無いようでしたら、会話を「How are you?」から始めるように、心がけてみてください。

「How are you?」から始める会話例

Hi, Brendan! How are you? How was your vacation? By the way, I have some questions about the ABC project.
(やあ、ブレンダン!元気にしてる?休暇はどうだった?ところでABCプロジェクトについていくつか質問があるんだけど。)

日本語では、特にビジネスシーンにおいて、より簡潔に要点を述べる事が求められます。多少、無機質な表現になっても、敬語が緩和してくれるところがあります。

しかし、英語圏では前置きが重要。どんなに急いでいても、相手の気分や近況を聞き、しっかりとアイスブレイクをしてから本題に入ります。

それは、家族や、内線電話で話す同僚との会話でも同じことが言えます。笑顔と心の余裕を持つことが求められるのです。

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