ビジネス本を読む前に知っておきたい!効果的な読書術4つのポイント

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ビジネス本

会社で仕事をしていると、様々な悩みや疑問が出てきませんか?

例えば、入社間もない人は、

  • 「正しいビジネスマナーって何?」
  • 「営業ってどんな仕事?」

といった基本的な業務の疑問が出てきますよね。

また、入社3年目になると、

  • 「後輩の育成ってどうすればいいの?」
  • 「もっと効率良く仕事をするには?」

といった、さらなるスキルアップのための知恵が欲しくなります。

そんなときに役に立つのがビジネス本。

本屋さんに行けば、あらゆるジャンルのビジネス本がずらりと並んでいます。
皆さんも自分磨きのために、ビジネス本を手に取ってみたことがありますよね。

しかし、日頃から活字を読む習慣がない人にとって、ビジネス本を1冊読み切ることを苦痛に感じることも多いのでは?

結局途中で読まなくなり、本棚の隅に追いやってしまうこともしばしば。
せっかくスキルアップを目指したのに、本を読む時点で諦めてしまうのはもったいない!

そこで今回は、中身がしっかり吸収できるようなビジネス本の効果的な読書術をご紹介します。

ビジネス以外の実用書にも活用できるので、スキルアップを目指したい方は必見です!

効果的な読書術4つのポイント

Point.1 知りたいことを明確にしてから本を選ぶ
Point.2 本の帯と目次をチェックしてから本を買う
Point.3 頭から順番に読むのは間違い!忘れない読み方をする
Point.4 SNSやブログに感想を書いて記憶に残す

Point.1 知りたいことを明確にしてから本を選ぶ

効率的な読書術は、まず本を選ぶところから始まります。

あなたは、本屋さんに並んだ膨大な数のビジネス本から、今の自分に必要な1冊を選ばなければなりません。そのためには、自分が知りたいこと、疑問に思うことを明確にしておくことが重要です。

例えば、「ビジネスマナー」一つをとっても、「文章作成」「挨拶」「服装」など細かいジャンルに分けられます。
ビジネスマナーについて全体的に浅く広く知りたい人と、ビジネスマナーの中でも文章作成について深く知りたい人とでは選ぶべき本は異なってくるのです。

ですから、「今の自分に必要な情報は何か」を、できるだけ具体的に知っておくことがより良い本選びにつながります。

Point.2 本の帯と目次をチェックしてから本を買う

知りたいことを明確にしたら、いよいよ本選びです。

本を選ぶときは、できれば書店に行き、本を手に取って選びましょう。なぜなら、本を選ぶときに「帯」と「目次」が重要なポイントになるからです。

本についている帯は、本をPRする役割をしています。
帯の内容によって、本の売り上げが大きく左右されるとも言われており、消費者が手に取るようなキャッチフレーズやセールスポイントが書かれています。

私たちが思わず手に取ってしまうのは「○○大賞第1位」や「100万部突破」といった人気指数を現す言葉ではないでしょうか。
もちろん人気のある本や、賞をとった本は読む価値があるかもしれません。

でもその本、今のあなたに本当に必要な本なのでしょうか?
必要な本かどうかは売れ筋を見るだけでは判断できません。

本を決めるとき、帯で注目するところは、裏表紙側に書かれた「本の内容」です。
裏表紙側の帯には、本の内容を箇条書きで書いてあるものが多数あります。
帯の狭いスペースに本の内容を納めなければならないので、特に重要なポイントを厳選して書いていると考えられます。

帯を見て、気になる内容があれば、今度は目次を見てみましょう。
そうすると、帯に書かれていた重要ポイントを含んだ、本全体の内容を知ることができます。

あなたはすでに知りたいことを明確にしているから、帯や目次の内容を見れば自分にとって有益な本かどうかを判断することができるのです。

Point.3 頭から順番に読むのは間違い!忘れない読み方をする

スキルアップを目指してビジネス本を購入したあなた。
やる気満々で、本のページをめくります。
しかし本を読み進めていくと、だんだん飽きてきたり、最初に読んだ内容を忘れたりしたことはありませんか?

本の内容をしっかり身に着けたいなら、忘れない読み方をすることが大切です。

忘れない読み方の重要なポイントは3つ。

  1. 15分の読書をする
  2. 頭から順番に読まない
  3. リラックス状態で読書をする

それでは、3つのポイントについて順番に見ていきましょう。

1. 15分の読書をする

人間の脳が集中した状態を保てるのは15分と言われています。
精神科医樺沢紫苑氏の著書「精神科医が教える 読んだら忘れない読書術」では、

極めて高い集中力が維持できる時間、その最小単位が「15分」。人間が、非常に高度な集中力を維持できる限界が「15分」ということです。
(引用:精神科医が教える 読んだら忘れない読書術‐樺沢紫苑)

とし、15分単位で読書することが、内容を記憶するのにとても効果的であると述べています。

忙しくて読書なんてできない!
そんな人でも通勤電車の中、待ち合わせ中、お昼休みなど15分のスキマ時間で十分効果的な読書ができますね。
長時間読書の時間が取れる人は、集中力が保たれる限界の45分単位で読書すると良いでしょう。

2. 頭から順番に読まない

本を読むとき頭から順番に読んでいませんか?
ビジネス本を読むときは頭から順番に読む必要はありません。

なぜならビジネス本を読む目的は、自分に必要な情報を知り、学ぶことだからです。
今あなたが知りたい情報以外の部分は後から読んでもかまわないということです。

では、知りたい情報から読むにはどうすればいいのでしょうか。
ここでも、目次を利用しましょう。

本を読む前に目次を見て、自分が知りたいことが書かれていると思われる項目をチェックします。
そして、そのページから読んでいきましょう。
読んでいてもっと掘り下げたい部分が出てきたら、また目次を見て、目的のページを探し、読み進めていきます。
すると自分が欲しい情報を優先的に読むことができます。

この方法だと、たった15分の読書でも効率的に身につく読書ができるでしょう。

3. リラックス状態で読書する

効果的な読書をするなら、読書環境も重要なポイントです。

脳波の1つであるシータ波は通常まどろんでいるときなどに出るものですが、読書など集中力が必要な時に生み出されるのもこのシータ波です。つまり脳がリラックスしている状態が読書をする上では効果的なのです。
(引用:読書の秋!忙しいあなたの読書の効率をあげるのに最適な環境をまとめてみた

つまり、ゆったり音楽が流れる静かなカフェや、自分の部屋、トイレなど自分が落ち着く場所で読書をするのが大切です。

さらにこのシータ波は、外界のリズムとシンクロする性質があり、ピアノやクラシックなどリラックスできる音楽を聴きながら読書をすると、脳の緊張状態がほぐれ、さらに効果的だとしています。

Point.4 SNSやブログに感想を書いて記憶に残す

本の内容をさらに記憶にインプットさせる方法があります。
それは、アウトプットすること、つまり頭の中にあるものを外に出してあげる行動をするということです。

最も簡単なアウトプット法は、口頭で本を誰かに薦めることです。
「昨日○○っていう本を読んだんだけど、すごく良かったんだよ!」
と誰かに話すという行動をすることにより、内容をもう一度確認することができ、
頭に記憶が刷り込まれていきます。

また、SNSやブログで本の感想や一番記憶に残ったフレーズなどを紹介することもとっても効果的。
頭のなかで本の内容を整理し、自分の言葉で文章を綴ることによってさらなる記憶へとつながります。

読書感想文を書くとなると負担がとても大きいですが、SNSやブログで数行文字を書く程度なら、気軽に誰でもできると思います。

ただし、単に「よかった」「面白かった」だけではあまり意味がありません。
どの部分が面白かったのか、できるだけ具体的に書くことが理想的です。

知りたいことを明確に!忘れない読み方とSNSで効果的に記憶する

ビジネス本の内容を効果的に身につけるためには、まず自分が今知りたい情報を考え、読む本を吟味することが大切です。

そして、毎日15分のスキマ時間で、必要なページから読むことで効率の良い読書ができます。さらに本の内容を再確認するために、SNSに本の感想を詳しく書くという習慣をつけましょう。

効果的な読書術を実践し、さらなるスキルアップを目指してください!

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