アメリカ学生ビザ

アメリカに長期で留学する際に必要なものの一つに、学生ビザ(F-1)が必要があります。

学生ビザ…普段の生活では聞き慣れないので、具体的にどんなものか知らない人がほとんどだと思います。

ここでは、学生ビザの詳しい内容から、その申請の仕方、必要な書類など、細かな手続きまで簡単に分かりやすく説明しています。

アメリカへ長期で留学をしたい人、すでに留学が決まっていて学生ビザが必要な人…この記事を読んで、ぜひ自分で学生ビザの申請にチャレンジしてみて下さい。

1. アメリカの学生ビザ(F-1)について

長期留学と短期留学の違い!長期留学は留学前の準備も時間がかかる

そもそも長期留学の“長期”とはどのくらいの期間のことを言うのでしょう?

一般的に、長期留学とはアメリカへの留学期間が90日以上のことを言います。

90日より期間が短く、また授業時間が週18時間未満の留学の場合は、学生ビザなしで留学することができます。

ただし、授業時間が週18時間以上、もしくは1学期に12単位以上の履修がある場合は、期間にかかわらず、学生ビザが必要になるので注意しましょう。

期間が90日未満で、週の授業時間が18時間未満の短期留学の場合は、学生ビザは不要ですが、留学前にESTAをオンラインで申請することを忘れないように!

ESTA…アメリカへ旅行したことがある人は聞いたことがあるかもしれませんね。

ESTAとは、電子渡航認証=Electronic System for Travel Authorizationのことです。

これから説明する学生ビザは、取得する為に色々な書類を準備して、大使館または領事館で面接を受けて、それからビザが認可されるか却下されるか決まります。

一方で、短期留学や観光の場合は、その煩雑な手続きが不要である代わりに、自分の渡航についてオンラインで申請しておいて下さい、というのがESTAのシステムです。

つまり、ESTAはビザを免除するプログラムのことなのです。

久美子先生久美子先生

短期留学の場合は学生ビザの申請手続きが不要な分、留学準備も短期間で済みます。
逆に、長期留学の場合は学生ビザの申請が必要になる分、準備に時間がかかることが分かりましたね。

アメリカの学生ビザ(F-1)とは?ビザのクラスと有効期間

学生ビザ(F-1)は、移民・永住することを目的としてない「非移民ビザ」の中の一つです。

非移民ビザは、他にも、商用ビザ(B-1)、一時就労ビザ(H)、交流訪問者ビザ(J)、宗教活動家ビザ(R)、婚約者ビザ(K-1)、報道関係者ビザ(I)、貿易駐在員ビザ(E-1)、通過ビザ(C)など他にも種類が沢山あり、アルファベットで分けられています。

アメリカの学生ビザでもいくつか種類がありますが、渡航目的が「学生および語学学生」である最も一般的な学生ビザは、「F-1ビザ」と呼ばれています。

この「F-1ビザ」は、アメリカ国内の認定大学、私立の高等学校、そして、認可された英語プログラムなどで教育を受ける場合に必要になるものです。

公立の高等学校(9年生から12年生)への入学には、「F-1ビザ」は発給されますが、在学期間が最長12カ月間に制限されています。

学生ビザ(F-1)の有効期間は、留学期間に合わせて6ヶ月から5年間の長さで発行されるのが一般的です。

※参照)米国ビザ申請 非移民ビザの種類

2. アメリカの学生ビザ(F-1)の取得までの流れ

アメリカの学生ビザ(F-1)の申請は渡航3ヶ月前に始める

遅くとも渡航の3ヶ月前には学生ビザ(F-1)の申請の手続きを始めます。

というもの、アメリカの学生ビザの申請には様々な書類が必要で、その書類を用意するのに予想より時間がかかったり、申請途中で追加の書類を提出する必要がでてくることもあるからです。

また、大使館や領事館の面接の予約を早めにすると、希望の面接日や時間を予約しやすくなるので、早めに手続きを始めることをおすすめします。

パスポートと入学許可書の準備から始める

まず、留学したい学校へ願書を提出すると、通常1~3ヶ月後には合否の通知として入学許可書が届きます。

この入学許可書は「I-20」と一般的に呼ばれていて、『在留資格証明書』や『入学・在学資格証明書』と同じ扱いの書類になります。

入学許可書「I-20」はパスポートやビザ同様、留学する上で大切な書類の一つなので、保管には注意しましょう。

この入学許可書(I-20)と、残存期間を満たしたパスポートが揃ったら、学生ビザ(F-1)の申請手続きを始めます。

りゅうが君りゅうが君

ちょっと待って!
パスポートの残存期間はどのくらいのあれば良いの?

久美子先生久美子先生

アメリカでの滞在予定期間に加えて、6か月以上の有効期限があるパスポートがビザ申請のために必要よ。

つまり、帰国予定日から半年以上の有効期限が残っているパスポートということね。

※参照)米国ビザ申請 U.S.Department of Homeland Security “SIX-MONTH CLUB UPDATE”

アメリカの学生ビザ(F-1)取得までの5つのステップ

学生ビザ(F-1)の実際の申請には、大きく分けて5つのステップがあります。

  1. オンラインでDS-160申請書を入力する。
  2. オンラインでビザの申請料金の支払いをする。
  3. オンラインでビザ面接日を予約する。
  4. オンラインでSEVIS費用の支払いをする。
  5. 面接日に予約した大使館または領事館へ行く。

→約1週間ほどすると、ビザが添付されたパスポートが届く。

りゅうが君りゅうが君

DS-160…?SEVIS費用…??

久美子先生久美子先生

聞きなれない言葉で、うーーんと思うよね。
でも、一つずつ説明していくので心配しなくても大丈夫!

STEP1. オンラインでDS-160申請書を入力する

「DS-160申請書」は、アメリカ大使館や領事館で「非移民ビザ」を申請する全ての人が、インターネット上で入力して提出する書類のことです。

入力が全部終わるまでに1時間半から2時間くらいかかるので、時間に余裕を持って始めることをおすすめしますが、途中で保存も出来るので一度に終わらなくても問題ありません。

「DS-160申請書」の入力を始める前に、手元に以下のものを用意しておきましょう。

  • パスポート

    アメリカでの滞在予定期間に加えて、6か月以上の有効期限あるもの。

  • 過去10年間に発行された古いパスポート

    今までアメリカへ行ったことがあったり、ビザが発行されている場合は古いパスポートも必要になる。
    直近5回までの渡米の年月日と期間、過去5年の米国以外の海外渡航歴を尋ねられる。

  • 履歴書(メモ)

    現在までの学歴(小学校以外で在籍した全ての学校)と職歴について入力する項目があるので、自分の履歴について事前にメモしておくと良い。

  • 渡航日程表

    渡航日、滞在期間について尋ねられる項目があるので、日程表がある人は用意しておくこと。
    まだはっきりしていない場合は、大体の予定を入力をする。

  • 入学許可書(I-20)

    アメリカ政府の認可を受けた学校が、フルタイムで就学することを承認したと証明する書類。
    名前・生年月日・国籍等の情報が正しいか確認し、訂正があれば、発行元の学校へ連絡すること。

  • SEVIS番号

    この番号は入学許可書(I-20)に印刷されている。
    「DS-160申請書」の入力を始めるまでに入学許可書(I-20)を留学予定の学校に出してもらう。

  • デジタル証明写真

    6ヶ月以内に撮った背景が白のカラー証明写真。
    2016年11月よりメガネをかけたものは不可。
    サイズは600×600ピクセルまたは1200×1200ピクセル。
    最後にアップロードする。

入学許可書(I-20)のサンプルを参考に載せますので、入力する前に内容を確認しておきましょう。


※参照)アメリカ入学許可書(I-20) 

入学許可書(I-20)の1ページ目の左上に「SEVIS 番号」、右上にビザのクラス「F-1」が記載されています。

入学許可書(I-20)の大体の内容は以下の通りです。

  1. 名前、国籍、誕生日などの個人情報
  2. 留学する学校の名前、場所、学校コードなどの情報
  3. 勉強するプログラムの内容、専攻、プログラム・クラスの開始日などの情報
  4. 授業料、滞在費など留学でかかる費用、資金元についての情報
  5. 旅行に関する裏書き事項。一時帰国や、渡航先以外の国へ旅行するときは、留学先の学校に事前にここにサインをもらう必要がある。
ここから実際の「DS-160申請書」の入力の仕方に進みます。
  1. 在日米国大使館・領事館のホームページを開く。
  2. 「ビザサービス」→「非移民ビザ」→「非移民ビザDS-160オンライン申請書作成」
    をクリック。
    「DS-160オンライン申請書の作成サイト」へ進む。
  3. ページ右上の「Select Tooltip Language」で英語表示を日本語に変える。
  4. 「Get Started」
    →「Select a location where you will be applying for this visa」(ビザを申請する場所を選ぶ)
    →「Enter the code as shown」(記載されているコードを入力)
    →「START AN APPLICATION」(申請を始める)
    をクリックして進む。
  5. 「Your Application ID」(申請ID番号)が表示されるので控えておく。
    「Security question」(セキュリーティーに関する質問)を決める。
    ※途中で入力を中断して再度入力が必要になるので、ちゃんと覚えておくこと。
  6. 個人情報の入力を始める。
    • ページ毎一番下に「Save」ボタンがあるので、入力した情報をこまめに保存しておくとよい。
    • 選ぶ内容が分からないときは、質問事項の横にあるiの青丸をクリックすると補足説明がでてくる。
    • 自分に該当しない質問は「Does Not Apply」を選択する。
    • 電話番号はハイフン抜きで入力する。
    • 日本のパスポートの場合Passport Book Numberはないので、「Dose Not Apply」を選ぶ。
    • 渡航日、滞在期間がはっきりしてない場合は、大体の日程で入力する。
      滞在先が決まってない場合は、入学許可書(I-20)に書いてある学校の場所を入力する。
    • アメリカでの連絡先も留学先の学校のものでも大丈夫。
    • 収入に関しての質問では、学生でアルバイトの場合入力する必要はない。
      前職に関する質問も、学生でアルバイトの場合は該当しない。
    • 日本の追加の連絡先は、友達や学校の先生でも良い。
  7. 証明写真をアップロードする。
    アップロードが出来ない場合は、そのまま進んで、後日面接日に持参する。
  8. 入力した内容を確認したら、サインして提出する。
    このとき、「Did anyone assist you in filling out this application?」(誰かにこの申込を助けてもらいましたか?)の質問には、第三者であるエージェントなどに頼んでもらっているかどうかを聞いているので、自分で入力している場合は、「No」をクリックする。
  9. 「DS-160申請確認書」のページをプリントアウトしてビザ面接時に持参する。
    プリンターがない場合は、メールに送って後日印刷もできる。

※参照)オンラインビザ申請書DS-160作成方法(米国大使館公式ビデオ)

久美子先生久美子先生

これで、最初のステップ「DS-160申請書をオンラインで入力する」はクリアできましたね!

STEP2. オンラインでビザの申請料金の支払いをする

STEP1に続き、STEP2「オンラインでビザの申請料金の支払いをする」もインターネット上で手続きをします。

ビザの申請料金はビザの種類によって違い、アメリカの学生ビザ(F-1)の場合は160ドルです。

支払いは、「クレジットカード」「インターネットバンキング」「Pay-easy対応のATM」の中から選べます。

ビザの申請料金は、もしビザが却下されても返金されません。

支払いを始める前に、支払いの際に必要になる以下の4点をを用意しておきましょう。

  • パスポート
  • DS-160申請確認書
  • 入学許可書(I-20)
  • 支払いに必要なもの(クレジットカード/インターネットバンキング/Pay-easy対応のATMから選択)

ここでは「クレジットカード」の場合で、ビザ申請料金の支払いの流れを説明していきます。

  1. 米国ビザ申請公式webサイトのオンライン予約システムでプロファイルを作ってログインする。
  2. 左側のメニューの「申請手続き/面接予約/郵送申請」を選ぶ。
  3. ビサの種類、ビザ申請場所、ビザカテゴリー・クラスを選ぶ。
  4. パスポートの情報、DS-160の確認番号、連絡先、ビザの郵送先住所を入力する。
  5. 支払い方法を選択する。
    ※クレジットカードの場合、自分名義のものでなくても大丈夫。
  6. 料金を支払う際に、ビザ申請料金は返金不可であることを承認する。
  7. ビザ申請料金の支払いが完了すると、12桁の受付番号が発行される。
    ※ビザ面接日を予約するときに必要なので、メモまたはプリントアウトすること。
  8. ビザ申請料金の支払い後、4時間以内に受付番号が有効になる。
    有効になったら、面接日の予約ができるようになる。
    ※Pay-easy対応のATMでの支払いを選択した場合、ATMで入金手続き後に受付番号は有効になるので注意。

STEP3. オンラインでビザ面接日を予約する

STEP2のビザ申請料金の支払い受付番号が有効になったら、同じ米国ビザ申請公式webサイトでビザの面接日を予約しましょう。

面接の予約の仕方は簡単です。

STEP2で「クレジットカード」での支払いをして、そのまま面接を予約する場合は、以下の流れになります。

  1. 「面接の予約をする」をクリックする。
  2. 再びオンライン予約システムにログインする。
  3. 「操作を継続する」をクリック。
    ※「申請手続き/面接予約/郵送申請」を選ぶと、はじめから全部入力しないといけなくなるので注意すること。
  4. 面接日を選ぶ。
  5. 「面接予約確認書」をプリントアウトする。
    ※面接時に「面接予約確認書」が必要。後で再びログインして印刷することもできる。

STEP4. オンラインでSEVIS費用の支払いをする

この手続きもインターネット上でおこないます。

まず、「SEVIS](セイビス)とは何のことでしょう?

「SEVIS」は、Student and Exchange Visitor Information Systemの略で、アメリカの国土安全保障省が管理するデータシステムのことです。

アメリカの留学生の出入国、 住所、参加プログラム、滞在身分など全ての情報が管理されていて、その為の費用をビザの申請の時に支払わなければならないことになっています。

このSEVIS費用は、学生ビザ(F-1ビザ)の場合200ドルかかります。

SEVIS費用は、もしビザが却下されても、ビザ申請料金と同様に払い戻しはできません。

支払いは、ビザ面接日の3日前(休業日を除く)までにしておく必要があるので気を付けておきましょう。

支払いの際に必要なものは、以下の3点です。

  • 入学許可書(I-20)に記載されているSEVIS番号
  • パスポート
  • クレジットカード

支払いに必要なものを準備したら、SEVIS費用の支払いの手続きを始めます。

  1. 在日米国大使館・領事館のホームページを開く。
  2. 「ビザサービス」→「非移民ビザ」→非移民ビザのページ右下にある「役立つ情報 A-Z検索」をクリックする。
  3. 検索の「S」→「SEVIS情報」→「支払い期限および方法は?」をクリックする。
  4. 「SEVIS費用支払いサイトへ」へ進む。
  5. 「PAY I-901 FEE」(I-901の支払いをする)をクリック。
    ※I-901は、学生ビザを申請する人に義務付けられている SEVIS管理費の支払い用紙のこと。
  6. SEVIS番号、名前、誕生日を入力する。
  7. ビザのフォーム「F-1」を選び、パスポートなどの個人情報と留学する学校のコードを入力する。
    学校コードは、入学許可証(I-20)の(2)「School Information」の「School Code and Approval Date 」に記載されている。
  8. 返金不可に関することに同意して、次へ進む。
  9. クレジットカードで支払いをする。
  10. 支払いが完了したら、「VIEW/PRINT PAYMENT COMFIRMATION」(支払い済み確認書を表示/確認する)をクリックする。
    ※「SEVIS費用支払い済み確認書」は面接時に必要なので、プリントアウトする。

※参照)ビザ申請料金とSEVIS費用支払・面接予約の方法(アメリカ大使館公式ビデオ)

※参照)SEVIS Fee Payment F-1Visa

※参照)What is the SEVIS fee? アメリカ大使館

りゅうが君りゅうが君

ここまでの学生ビザ(F-1)の申請手続き、STEP1からSTEP4までは全て、インターネット上で行うのでスムーズに進みやすいんですね。

久美子先生久美子先生

そうだね。
一つひとつ慌てず確認しながら、間違いのないように進めていってね。

いよいよ次は最後のステップ、「面接日に予約した大使館または領事館へ行く」です。

STEP5. 面接日に予約した大使館または領事館へ行く

「大使館や領事館で面接って一体何を聞かれるんだろう?どんな感じなんだろう?」と不安に思っている人、沢山いると思います。

でも、面接といっても仕事の面接ではないので、難しく考えなくて大丈夫。

まず、面接までに必要な書類をきちんと揃えておきましょう。

ビザの面接日に持っていく物のリストは下記の通りです。

アメリカ学生ビザ(F-1)の面接持ち物リスト

  1. DS-160申請確認書(DS160 Application Submission Confirmation)
  2. 面接予約確認書(Appointment Letter)
  3. I-901 SEVIS費用支払済み確認書
  4. 入学許可書(I-20)
  5. パスポート
  6. 過去10年間に発行された古いパスポート
  7. 財務証明書(原本と英文)
  8. クリアファイル1枚
  9. 証明写真
  10. 補足書類
    • 納税証明書または/および所得証明書(原本と英文)
    • 戸籍謄本(原本と英文)
    • 在学または卒業した学校の英文成績証明書
    • 英文エッセイ

7)の「財務証明書」は、財務能力証明書と呼ばれることもあります。

これは、アメリカに留学している間、働かず生活し勉強できることの証明するためのもので、複数年留学の場合は、最初の1年分がまかなえる財政証明が必要になります。

財務証明書として、一般的に銀行の「残高証明書」を使います。

残高証明書を英文(ドル)表示で作成してもらうよう、銀行に依頼しましょう。

英文の残高証明書は作成までに約1週間ほどかかるので、余裕をもって頼むようにしてください。

もし、留学資金が自分で用意するのではなく、両親に援助して貰う場合は、両親の銀行の「残高証明書」を用意します。

9)の「証明写真」は、発給されるビザに貼られる用の写真になります。

5cmx5cm、6ヶ月以内に撮影した背景白のカラー写真であること。

2016年11月1日から、眼鏡を着用した写真は不可になったので注意しましょう。

証明写真は「DS-160確認書」の左上部に写真をとめておきます。

10)補足書類の「納税証明書」と「戸籍謄本」は、留学資金を親に援助してもらう場合、補足書類として必要になります。

「戸籍謄本」は親子関係を証明するためのものです。

英文の書類を出してもらえるかどうかは、役所によって違うので問い合わせて下さい。

英訳してもらえない場合は、自分で英文に翻訳する必要があります。

もし、どうしても自分で英訳することが出来ない場合は、翻訳会社に依頼しても良いでしょう。

翻訳会社や戸籍の内容によりますが、戸籍謄本の場合だと大体4,000円から10,000円くらいかかるようです。

※参照)Nanaka 翻訳オフィス 一般社団法人 日本翻訳連盟

補足書類の「英文成績証明書」は、必須ではありませんが、ある程度の成績を日本の学校で残していた場合、自分がちゃんとした真面目な学生だということを証明できる材料の一つになります。

成績証明書は、学校に英文で作ってもらえるように依頼しましょう。

「英文エッセイ」も、必ずしも必要ありませんが、自分が留学に対してきちんと考えを持っていることを文面で伝えることができます。

面接官の心象をよくすることもあるので、できれば用意しておくことをおすすめします。

エッセイの内容は、留学の動機、留学して何を学びたいかなどの具体的な留学プラン、留学を終えて帰国してからの就職などの自分の希望を具体的に書きましょう。

ただし、「留学が終わったらそのままアメリカで働きたい」などとは書いたり言わないように注意して下さい。

あくまでも学生ビザ(F-1)は、一時的にアメリカで勉強して、それを終えたら帰国するということが前提で発給されます。

「そのままアメリカで働く」=「移民の意志がある」と面接官に判断されるような誤解な表現は、なるべく避けるようにしましょう。

ビザ申請面接の注意点と当日の流れ

これから学生ビザ申請の面接時に注意する事と当日の流れを説明していきます。

ビザ申請に必要な書類がすべて揃ったら、面接がスムーズに進むように下記のように書類をまとめて準備しておきましょう。

非移民ビザ申請書類見本

※参照)アメリカ大使館豆夢USConnect

ビザ申請の面接においていくつか注意点があるので、チェックしておきます。

アメリカ学生ビザ(F-1)申請の面接時の注意点

  • 面接予約時間(Appointment Time)は、大使館/領事館に来る時間のことで、面接を受ける時間ではない。
  • 面接はスーツでなくてよい。
  • 持ち込みができる電子機器は、携帯電話一台だけ。
  • 手持ち可能なバッグ1点は持ち込みが可能。ただし、25cmx25cm以下の大きさ。
  • 食品全般、持ち込みは不可。

※2014年6月から携帯電話一つ以外の電子機器や25cm×25cmル以上の荷物は、セキュリティーチェックで一時預かりが出来なくなってしまったので、持ってこないか、コインロッカーなどに預けること。

※参照)米国ビザ申請 ご来館前の注意事項

次に、アメリカ学生ビザ(F-1)申請の面接の流れです。

  1. 手荷物検査、身体検査を受ける。
  2. 受付で書類を提出する。
  3. 指紋をとる。
  4. 面接をうける。
  5. ビザが発給されるかどうか、基本的にその場で判断される。
  6. ビザが添付されたパスポートが約1週間ほどしたら届く。

※参照)アメリカ非移民ビザ面接の手順(大使館公式解説ビデオ)

ビザの面接は、英語力のテストではないので、緊張せずにリラックスして受けましょう。

面接で尋ねられる内容は、以下のようなことです。

  • アメリカのどこで(場所)勉強するのか?
  • どこの学校で何を勉強するのか?
  • 日本では何を勉強していたのか?
  • 留学期間はどのくらいか?

うまく英語で答えられる自信がない人は、この内容を含んだ英文エッセイを用意しておくと安心かもしれませんね。

ビザの発給の許可がおりたら、通常約1週間ほどでビザが添付されたパスポートが送られてきます。

ビザが自宅に届いたら、自分の名前のスペルなど内容に間違いがないか必ず確認してください。

また、実際にビザが手元に届く前に航空券を購入する場合は、キャンセル・変更ができる航空チケットを購入しておきましょう。

もし、ビザ申請や取得に関する質問があったり、困ったことがあれば、電話やメールでビザのサービスセンターに問い合わせもできます。

カスタマーサービス
電話:050-5533-2737(日本在住の人) 703-520-2233(アメリカ在住の人)
E-mail:support-japan@ustraveldocs.com
Skype ID::ustraveldocs-japan

※参照)米国ビザ申請 お問い合わせ

3. アメリカの学生ビザ(F-1)に関するQ&A

1. 学生ビザ(F-1)でアメリカで就労、アルバイトはできる?

制限はありますが、アメリカの学生ビザ(F-1)で働くことはできます。

フルタイムの学生は、週20時間を超えない範囲で、学校内なら働くことが可能。

留学して1年たったら、USCIS(アメリカ移民局)から許可を得て、校外でも働くことができるようになります。
→オプショナルプラクティカル・トレーニング(OPT)

2. アメリカの学生ビザ(F-1)は日本へ一時帰国はできるの?その期間はどのくらい?

アメリカの学生ビザ(F-1)は、最大で5ヶ月間一時帰国できます。

5ヶ月以上授業に出席してない学生が学校に戻る場合は、学生ビザを再申請する必要があります。

帰国の際は、パスポート、ビザとともに 入学許可書(I-20)を必ず持っていくこと。

出国前に学校の留学生課で確認のサイン(Traveal Signature)を、入学許可書(I-20)の「Travel Endorsement」の項目に記入してもらうことも忘れないようにしましょう。

3. 学生ビザ(F-1)でアメリカ国外を旅行できる?

学生ビザ(F-1)でアメリカ国外旅行はできます。

ただしパスポート、ビザとともに入学許可書(I-20)を必ず持っていくこと。

出国前に、学校の留学生課で確認のサイン(Travel Signature)を入学許可書(I-20)の「Travel Endorsement」の項目に記入してもらう必要があるので注意しましょう。

4. アメリカの学生ビザ(F-1)は延長、更新はできる?

ビザの延長・更新することはないので、新しいビザを申請する必要があります。

再び申請する際には、留学中の成績なども判断材料の一つに含まれます。

5. 30代だけど学生ビザ(F-1)はとれる?年齢制限は?

アメリカの学生ビザ(F-1)の年齢制限は特にありません。

学生ビザ申請の為に、正当な理由と滞在費があるかどうかが重要になります。

6. アメリカ滞在中に観光ビザ(ESTA)から学生ビザ(F-1)への切りかえはできる?

基本的にアメリカ滞在中にESTAから学生ビザ(F-1)への切替はできません。

7. 留学までに学生ビザが間に合わないかも!面接を早くすることはできる?

入学許可書(I-20)に記載された入学する学校の開始日が2週間以内の場合で、一般面接の予約枠が空いていない時には、緊急面接予約をすることができます。

緊急面接予約は、ビザ申請のオンライン予約システムで英文でリクエストします。

コールセンターでは対応していないので注意しましょう。

過去6ヶ月以内にビザの申請が却下されている場合は、緊急面接予約は利用できません。

札幌または福岡でビザ面接を受ける人は…

渡米日が6週間以内で入学許可書(I-20)がまだ届いていない場合も、ビザ面接を予約しましょう。
「DS-160ビザ申請書」をオンラインで作成するときには、入学許可書(I-20)必須項目に「N0000000000」と入力して申請書を完成させて下さい。
入学許可書(I-20)が届き次第、大使館/領事館へ郵送しましょう。

8. 留学先の学校を変更したら、新しい学生ビザ(F-1)が必要?

渡米前に学校を変える場合には新しいビザが必要になります。

しかし、渡米し入学後に学校を変える場合は、新しいビザは必要ありません。

9. 学校が始まる前に渡米したい!どのくらい前に入国できる?

入学許可書(I-20)に記載されている開始日の30日より前には入国できませんが、その後なら入国することができます。

10. アメリカのグレースピリオドの期間は?

グレースピリオドとは帰国猶予期間のことです。

アメリカの学生ビザ(F-1)は、入学許可書(1-20)に記載のプログラムの終了日から60日間、帰国猶予が与えられています。

1日でもグレースピリオドの期間が過ぎるとオーバーステイなり、ESTAでの渡航ができなくなっていまうので注意しましょう。

グレースピリオドの期間に、ビザのステータスの切替えたり、他の学校へ移る手続きなどはできます。

ただし、働くことはできません。

また、プログラムを修了していない場合は、15日以内に帰国しないといけないので注意しましょう。

アメリカの学生ビザ(F-1)の取得方法まとめ

久美子先生久美子先生

アメリカの学生ビザ(F-1)について説明してきたけど、どうだったかな?

りゅうが君りゅうが君

知らない言葉が出てきたりしてちょっと戸惑ったけど、自分でも手続きできるかもって思いました!

面接を受けに行くこと以外は、オンラインで手続きができるしね。

久美子先生久美子先生

ビザを申請するために、色々な書類を用意しなければならないことも分かったよね。

りゅうが君りゅうが君

はい!
書類は早めに準備しておいた方がよさそうですね。

久美子先生久美子先生

そう。
ビザを申請するときは、まずは取得までの流れを理解して必要な書類を確認し、時間に余裕を持って準備しようね。

手続き自体はそれほど複雑じゃないから、アメリカへ長期で留学するときは、是非自分で学生ビザ(F-1)の申請にトライしてみて!