海外送金の手数料を徹底比較

留学などで半年以上の長期で海外へ渡航する時、学費や滞在費でまとまったお金が必要な時…など、日本からの海外送金が必要になることがあるでしょう。

海外送金の手数料は、国内での送金に比べてとても高くなるので、注意する必要があります。

海外送金は銀行や、海外送金サービスを行っている会社で行なうことが可能です。

ここでは、海外送金の仕組みから手数料の種類や比較、節約するポイントなどを説明しています。

海外送金をなるべくお得にしたいと考えている人は、是非参考にしてみて下さい。

1. 銀行の海外送金の仕組みと手数料の種類

日本の銀行から海外の銀行へ送金する際、場合によっては手数料として1万円前後かかってしまうこともあります。

海外送金の手数料を安くするためにも、まずその仕組みを理解しておきましょう。

1. 銀行による海外送金の仕組み

銀行による海外送金の仕組み

まず、海外に送金したい人(送金人)が、送金して欲しい銀行に対して送金手続きを行い、送金したい金額と送金手数料を支払います。

送金額と送金手数料が銀行に支払われると、送金銀行は中継銀行を通して海外の受取銀行へ送金。

銀行間を通して、約1週間ほどで受取人へお金が届く流れになっています。

2. 銀行の海外送金にかかる手数料

銀行の海外送金にかかってくる基本的な手数料は、以下の通りです。

1)送金手数料
送金銀行に支払う海外送金にかかる手数料。
2)為替手数料
円→外貨、または外貨→円に両替するときにかかる手数料。
円→円または外貨→外貨のように同一通貨で送金する場合は、銀行によってはリフティングチャージ料として手数料がかかることがある。
3)中継銀行手数料
コルレス手数料と呼ばれることも。
送金銀行が受取銀行と、業務提携(コルレス契約)を結んでいない場合は、一旦中継銀行を通して受取銀行へ送金することになる。
中継銀行手数料は、1000円~が多いが、送金額などによって後で追加請求されることもある。 
4)受取手数料
送金先の海外の銀行に支払う手数料。
受取手数料の金額は受取銀行によって異なる。(0円~3000円ほど)
送金銀行によっては、受取手数料を送金側が負担するか、受取側が負担するか選ぶことができる。
受取手数料は、送金受取が完了してからでないと分からないことが多い。

ここで注意しておいて欲しいことは、海外送金の手数料の総額は、送金前に明確にならないということです。

特に、3)の中継銀行手数料や 4)の受取手数料は、受取が完了してからでないとはっきり分からないことがほとんど。

なので、銀行からの海外送金では、思ったよりも高く手数料がかかったしまった…ということもよく起こります。

久美子先生久美子先生

なるべく海外送金の手数料が高くならないようにする為にも、きちんと海外送金の仕組みを知っておくことが大事です。
また、銀行によっては個人の海外送金サービスを行っていないこともあるので、事前に確認して下さい。

2. 海外送金の手数料を節約する4つのポイント

海外送金の手数料を節約するためには、日本の銀行に払う送金手数料が安いことも大事です。

しかし、送金手数料の他にも、海外送金の手数料を抑える方法があります。

1. 海外送金の手数料を安くするには、為替手数料(為替レート)をチェック!

為替手数料とは、海外送金のときに、送金する銀行で日本円から外貨へ両替するときにかかる手数料になります。

例えば、A銀行の為替手数料が1$50銭、B銀行は1$2円とします。

学費の3000$を日本円からアメリカドルに両替する場合、

A銀行だと・・・3000×0.5=1,500円
B銀行だと・・・3000×2=6,000円

為替手数料で、4,500円の差になります。

1$に対して50銭でも2円でも安いし、そんなに変わらないかな…と思った人もいるでしょう。

しかし、送金する金額が大きくなると、この為替手数料も送金手数料の中で大きな割合を占めてきます。

なので、海外送金の送金銀行を選ぶときには、送金手数料だけでなく、円から外貨に両替するときにかかる、為替手数料または為替レートをチェックしてみて下さい。

送金手数料は、銀行のホームページでも明確に載っていることが多いですが、為替手数料または為替レートがどれになるかはっきりと分からないこともあります。

その場合は、各銀行に問い合わせしてみましょう。

2. 外貨預金口座を上手く利用しよう!

外貨預金口座を利用することで、日本円から外貨へ両替するタイミングを選べて、為替手数料を抑えられることも。

また、銀行によっては、海外送金用の為替手数料と、外貨預金用の為替手数料を別に設定していることもあります。

外貨預金用の為替手数料は、海外送金用の為替手数料より安いことが多いので、外貨普通預金口座も作れる場合は、チェックしておくと良いでしょう。

1. 外貨預金口座を使って、円高のときに両替を

外貨の普通預金口座も開設することができる送金銀行を選んでおくと、円高のタイミングで円預金口座から外貨預金口座にお金を移しておくことができます。

例えば、1$=106円のときに3,000ドル分を、円預金口座から外貨預金口座へ移動するには…
3,000×106=318,000円かかります。

しかし、1$=104円のときに移動すると…
3,000×104=312,000円

その差は、318,000-312,000=6000円

つまり、円をドルに両替する場合、1$たった2円安くなっただけで、6,000円安く両替することができます。

りゅうが君りゅうが君

今が円高か円安か判断するにはどうしたらよいの?

久美子先生久美子先生

実際の判断は、日頃から為替の動きを気を付けて見ておかないと難しいです。
為替の動きは世界の経済活動によって左右されるので、為替だけでなく世界のニュースも含めて観察してみてください。

2. 外貨預金の為替手数料は、海外送金の為替手数料より安いことが多い

外貨預金の為替手数料は、海外送金の為替手数料より低く設定されていることが多いので、安く両替することが出来ます。

新生銀行の外貨預金の為替レートと、海外送金サービスの米ドルの為替レートを比較してみると…

新生銀行 新生総合口座パワーフレックス 為替レート

新生銀行 Goレミット 現在の為替レート

1ドルあたり1円ほどの差があります。

例えば、アメリカドルを3,000ドル分を日本円から両替する場合…

3,000×1円=3000円

海外送金の為替レートに比べて、3,000円ほど外貨預金の為替レートの方がお得になります。

外貨預金のレートは、インターネット上で発表してない銀行も多いので分からないときは各銀行に問い合わせてみて下さい。

3. 外貨のままでの送金は、リフティングチャージ料に注意しよう!

外貨預金口座からの送金の場合は、すでに外貨に両替されているので、円から外貨の送金ではなく、外貨→外貨の送金になります。

この場合は、リフティングチャージ料がかかるかどうか調べておきましょう。

リフティングチャージ料は、海外送金の際に両替せずに同一通貨を送金するときにかかる手数料です。

日本円のままの送金(円建ての送金)、外貨のままの送金(外貨建ての送金)の時にかかることがあります。

円のままでの送金の際に、リフティングチャージ料(円貨取扱手数料と呼ばれることも)がかかるのは一般的です。

しかし、外貨預金口座からの外貨のままの送金に、リフティングチャージ料を設けてない銀行は多くあります。

というのも、円の預金口座から外貨預金口座に移動するとき、為替手数料を含んだ為替レートで両替されているからです。

でも、外貨のままの送金に対してもリフティングチャージ料が設けてある銀行だと、為替手数料とリフティングチャージ料の両方の手数料を払わないといけない・・・ということに。

東京三菱UFJ銀行は、円為替取扱手数料や外貨取扱手数料という呼び名で、このリフティングチャージ料を設定しています。

ちなみに、東京三菱UFJ銀行のリフティングチャージ料は、最低2500円、送金額の1/20%=0.05%です。

3,000ドルを送金する場合のリフティングチャージ料は…
3,000×0.0005=1.5ドル

1ドル105 円で計算すると…
1.5×105=約158円

しかし、最低2,500円、とあるので、3,000ドルの送金には2,500円のリフティングチャージ料がかかることになります。

※参照)三菱東京UFJ銀行

東京三菱UFJ銀行の他には、東京三菱UFJ銀行の他には、三井住友銀行も(外貨のままの送金に)リフティングチャージ料がかかるようです。

3. 中継銀行を挟まずに送金できる銀行口座を開こう!

海外送金の手数料の一つとして、中継銀行手数料があります。

中継銀行は、送金銀行、受取銀行によっては1つまたは2つになることも。

そもそもなぜ中継銀行を挟まないといけないのか?どうして直接受取銀行に送金できないのか?

このように疑問を持った人もいると思います。

日本の銀行が海外の銀行に送金する場合、日本の送金銀行と海外の受取銀行とがコルレス契約(Correpondent Agreement)を結んでないと、直接送金することはできません。

コルレス契約とは、銀行間の送金受取の際の為替取引に関する契約のことをいいます。

直接送金できない

A銀行はコルレス契約してないB銀行には、直接送金できません。

中継銀行を1つ挟む

この場合、送金銀行(A銀行)がコルレス契約を結んでいて、且つ受取銀行(B銀行)とコルレス契約を結んでいる銀行(銀行C)と通して送金するになります。

この時、C銀行は中継銀行、またはコルレス銀行と呼ばれることも。

また、中継銀行は2つ挟まなければならないことがあります。

中継銀行を2つ挟む

例えば、送金銀行(A銀行)が海外に中継銀行を持ってない場合は、一旦、国内の中継銀行(C銀行)を挟む必要があります。

C銀行が海外の受取銀行(B銀行)とコルレス契約がない場合、C銀行とコルレス契約のあるD銀行を中継銀行として挟み送金しなければいけません。

また、中継銀行は第三国の銀行になることもあります。

例)日本→アメリカ(中継銀行)→ブラジル / 日本→ドイツ(中継銀行)→フランス

中継銀行の数が増えれば中継銀行手数料が高くなり、送金後に追加で請求されてくる可能性が高くなります。

また、送金から受取までの時間も長くなるかもしれません。

つまり、送金銀行と受取銀行がコルレス契約を結んでいて、お互いにコルレス銀行同士だったら、中継銀行を挟まずに送金でき、中継銀行手数料は無料になる訳です。

コルレス契約している銀行

送金銀行と受取銀行がコルレス契約を結んでいるかどうか、直接送金できるかは、銀行のホームページ上ではほとんど公表していません。

なので、直接、銀行の窓口に問い合わせる必要があります。

海外の受取銀行が大手銀行だと、コルレス契約を結んでいる可能性は高くなるでしょう。

渡航先では、使い勝手の良い大手銀行の口座を開設することをオススメします。

以下は、アメリカ・カナダ・オーストラリアの大手銀行です。

アメリカ Bank of America
Wells Fargo Bank
Union Bank of California
Citibank
U.S. Bank
カナダ TD Canada Trust
Bank of Montreal
Royal Bank
CIBC
Scotia Bank
オーストラリア ANZ Bank
Commonwealth Bank
National Australia Bank
Westpac Banking Corporation(Bank of Melborune)

また、以下のサイトでは金融機関の格付けを調べることもできます。

海外の銀行口座を開くときに、参考の一つとして見てみると良いでしょう。

S&P Global

※参考図書)海外でさっさと暮らそう 現地で銀行口座開設・不動産トライ

久美子先生久美子先生

すでに日本で開設している銀行口座から送金しようと思っている人は、海外の渡航先でどの銀行の口座を作ると、中継銀行を挟まずにすむか、または減らすことができるのかを、銀行に聞いておくと良いかもしれませんね。

4. 手数料が分かりやすい海外送金サービス会社を利用しよう!

実は、海外送金は銀行だけが行っている訳ではありません。

海外送金に特化したサービスを提供している会社というものがあります。

銀行を通しての海外送金は、送金・受取が完了しないとはっきりしない手数料(為替手数料、中継銀行手数料など)があるため、事前に明確な手数料を把握することが困難です。

しかし、海外送金サービスの会社の場合は、まず為替レートが分かりやすく、基本的に中継銀行手数料がありません。

コストについても、会社によりますが、銀行に比べて抑えられることも。

なぜ、海外送金サービス会社が手数料が安くできるか…というと、その仕組みが理由にあります。

海外送金サービス会社は、世界に会社の口座を開設していて、独自の送金ネットワークを作っているのです。

海外送金サービス会社の仕組み

例えば、日本からアメリカへ送金したい場合、送金する人は、まず海外送金サービスの会社の日本の口座へ入金します。

その後、サービス会社が入金を確認すると、会社のアメリカの口座から受取人の受取銀行などへ振込みを行い送金は完了。

中継銀行などを挟む必要がないことも多いので、送金から受取にかかる時間もかからず、シンプルな仕組みです。

手数料については、基本的に送金手数料や為替手数料として発生します(サービス会社によっては中継銀行手数料が発生することもあります)。

送金手数料の金額は送金する金額によって異なってくるので、送金額によって確認しましょう。

試しに、Transfer Wiseという海外送金サービス会社の手数料をみてみましょう。

Transfer Wiseの海外送金サービス会社の手数料

アメリカドルで3,000ドル分を送金するのに、送金総額は約321,804円かかり、そのうち手数料は2,554円かかることになっています。

※参照)Transfer Wise

Transfer Wiseのは為替手数料をとっておらず、原則、送金手数料としてしか手数料をとっていません。

為替レートに為替手数料が含まれていないので、手数料が分かりやすく、更にお得だと言えるのではないでしょうか。

3. 海外送金ができるおすすめの銀行と手数料の比較

銀行を通しての海外送金には、送金手数料、為替手数料、中継銀行手数料、受取手数料がかかることが分かりました。

中継銀行手数料や、送金先の銀行から請求される受取手数料は、受取が完了するまではっきりしないことがほとんどです。

なので、ここでは送金銀行が設けている送金手数料や為替手数料、リフティングチャージ料などを中心に手数料の比較をしています。

1. 新生銀行

新生銀行

新生銀行を利用して海外送金する場合、2つの方法があります。

一つは、新生銀行の口座を作らずに送金できるサービス「Goレミット新生海外送金サービス」です。

ウェブサイト上で申込書を作成し、マイナンバーなどの必要な書類を郵送すると申し込みができます。

一度受取先を登録出来れば、インターネットバンキングやATMから新生銀行の指定の口座に振込むだけで海外へ送金が可能です。

もう一つは、新生銀行の口座を作って海外送金をする方法。

初めての海外送金の時は、新生銀行の窓口で受取先を登録する必要があります。

受取先が登録出来れば、2回目以降は電話での申し込みで送金可能です(インターネットバンキングでの海外送金は不可)。

それぞれの手数料は以下の通りです。

Goレミット新生海外送金サービス
送金手数料 2,000円
為替レート Goレミットの為替レートが適用される。
Go レミット 現在の為替レート
リフティングチャージ料 円建ての送金 送金額の0.1%(最低1500円~)
外貨建ての送金 不可
中継銀行手数料 場合よってかかる
新生銀行の外貨預金から外貨送金する
送金手数料 4,000円
為替レート 外貨預金の為替レートが適用される
新生総合口座パワーフレックス為替レート

米ドルであれば 1米ドルあたり15銭、ユーロ であれば1ユーロあたり40銭の為替手数料が含まれている
外貨預金 為替手数料

リフティングチャージ料 なし
中継銀行手数料 場合よってかかる
受取手数料 0円
※海外から新生銀行に送金された場合の受取手数料

2. 楽天銀行

楽天銀行

楽天銀行も海外送金のサービスを行っています。

楽天銀行で海外送金をする場合は、まず、楽天銀行の口座を開設して下さい。

そして、自分のインターネットバンキングのウェブページから海外送金の申し込みをします。

それから3~7日ほどで、海外送金用のユーザーIDとログインパスワードが、インターネットバンキングのアカウントで確認できるように。

その後、マイナンバーなどの必要な書類があれば、郵送して下さい。

実際の海外送金がインターネットでできるので便利です。

楽天銀行の口座開設はこちら

楽天銀行 海外への送金
送金手数料 750円
為替レート 送金時に円から外貨へ両替する場合は、海外送金用の為替レートが適用される(口座開設後に、インターネットアカウント内で要確認)。
海外送金シミュレーター

楽天銀行の外貨預金から送金する場合は、外貨預金為替レートが適用される(口座開設後に、インターネットアカウント内で要確認)。

米ドルであれば 1米ドルあたり25銭、ユーロ であれば1ユーロあたり25銭の為替手数料が含まれている。
外貨預金の為替コスト

リフティングチャージ料 円建ての送金 3,000円
外貨建ての送金 なし
中継銀行手数料 1,000円
(場合よって1,000円以上になる)
受取手数料 2,450円(別途手数料が発生する場合もある)
※海外から楽天銀行に送金された場合の受取手数料

3. ソニー銀行

ソニー銀行

ソニー銀行を利用して海外送金を行う場合、ソニー銀行の口座を開設する必要があります。

ソニー銀行の口座を開設できたら、インターネットバンキングの自分のアカウント上で海外送金の利用申込をしましょう(マイナンバーなどの必要書類があれば郵送する)。

インターネットバンキングのアカウントで受取先の海外の口座を登録をすると、3~5日後に登録完了のメールが届きます。

その後、インターネットバンキングで実際の海外送金の依頼が可能に。

インターネットで、サービスの申し込みから海外送金まで行うことができるので便利です。

ソニー銀行からの外貨送金
送金手数料 3,000円
為替レート 為替レート 外貨預金
ソニー銀行 外国為替取引状況
外貨預金、外貨送金 為替コスト

米ドルであれば 1米ドルあたり15銭、ユーロ であれば1ユーロあたり15銭の為替手数料が為替レートに含まれている

リフティングチャージ料 なし
支払銀行手数料 3,000円
(中継銀行手数料と受取手数料のこと。場合よって追加請求もある)
受取手数料 0円(別途手数料が発生する場合もある)
※海外からソニー銀行に送金された場合の受取手数料

4. 東京三菱UFJ銀行

東京三菱UFJ銀行

東京三菱UFJ銀行を利用して海外送金をする場合、まずUFJ銀行の口座を開設します。

そして、インターネットバンキングの自分のアカウントから、海外送金の利用の申し込みをして下さい。

その後、申込書が自宅に届くので、マイナンバーなどの必要な書類をそろえて郵送します。

約1週間ほどすると、インターネットバンキング上で、送金先の口座の登録ができるようになります。

海外送金の利用申込から、実際の海外送金もインターネットでいつでも可能なので便利です。

東京三菱UFJ銀行は、国内では大手の銀行なので、多くの海外の大手銀行とも海外送金に関して、業務提携(コルレス契約)を結んでいる可能性が高いです。

中継銀行手数料をなるべく抑えたい人は検討してみると良いかもしれません。

東京三菱UFJ銀行 外国送金
送金手数料
(インターネット)
UFJ銀行本支店・現地法人への送金:2,500円
他の銀行への送金:3,000円
為替レート 送金時に円から外貨へ両替する場合は、以下の為替レートが適用される。

外貨預金の為替レート
外国為替取引一覧表

リフティングチャージ料 円建ての送金 送金金額の0.05%(最低2,500円)
外貨建ての送金 送金金額の0.05%(最低2,500円)
中継銀行手数料 場合によってかかる
受取手数料 1,500円
※海外からUFJ銀行に送金された場合の受取手数料 

円建ての受取、外貨建ての受取、ともにリフティングチャージ料がかかる。
外貨建てでUFJの外貨預金口座での受取の場合は、リフティングチャージ料は無料。

5. みずほ銀行

みずほ銀行

みずほ銀行から海外送金をする場合は、みずほ銀行の口座を開設する必要があります。

海外送金の利用を申し込みするためには、口座を持っている店頭に申込み書とマイナンバーなどの必要な書類をを提出して下さい。

送金先の海外の口座の登録が完了すれば、実際の送金は電話で申し込むことが可能です。

みずほ銀行 外国送金
送金手数料 みずほ銀行本支店・現地法人への送金:5,000円
他の銀行への送金:5,500円
為替レート みずほ銀行 外国為替公示相場

米ドルであれば 1米ドルあたり1 円、ユーロ であれば1 ユーロあたり1円 50銭の為替手数料が含まれている

リフティングチャージ料 円建ての送金 送金金額の0.05%(最低2,500円)
外貨建ての送金 送金金額の0.05%(最低2,500円)
中継銀行手数料 2,500円
受取手数料 2,500円
※海外からみずほ銀行に送金された場合の受取手数料

6. 三井住友銀行

三井住友銀行

三井住友銀行から海外送金をする場合は、三井住友銀行の口座を開設しましょう。

三井住友銀行での海外送金のサービスを利用するためには、口座を開設後に、申込書を印刷し、マイナンバーなどの必要書類と一緒に郵送します。

約2週間後にサービスが利用できるようになるので、自分のインターネットバンキングのアカウントで受取先の口座を登録して下さい。

その後、実際の送金はインターネットで行えるので便利です。

三井住友銀行 外国送金
送金手数料
(インターネット)
三井住友銀行本支店・現地法人への送金:3,000円
他の銀行への送金:3,500円
為替レート 三井住友銀行 為替レート 

米ドルであれば 1米ドルあたり1 円、ユーロ であれば1 ユーロあたり1円 40銭の為替手数料が含まれている

リフティングチャージ料 円建ての送金 送金金額の0.05%(最低2,500円)
外貨建ての送金 送金金額の0.05%(最低2,500円)
関係銀行手数料 2,500円
(中継銀行手数料と受取手数料のこと。4,000以上の請求があれば差額を後日、追加請求が必要な場合がある)
受取手数料 1,500円
※海外から三井住友銀行に送金された場合の受取手数料

円建ての受取、外貨建ての受取、ともにリフティングチャージ料がかかる。
外貨建てで三井住友銀行の円預金での受取の場合は、無料。

7. ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行を通して海外送金を行う場合は、まずゆうちょ銀行の口座を作りましょう。

海外送金のサービス利用の申し込みは、インターネットバンキングのアカウントから出来ます。

その後、マイナンバーなどの必要な書類をゆうちょ銀行の窓口や店舗に提出して下さい。

送金先の登録が完了すれば、インターネットから実際の海外送金も行えるので、便利です。

ゆうちょ銀行は、2012年以降からイギリスのearthport(アースポート)という会社を通して、海外送金を行っています。

アースポートは、金融機関や会社に国際決済サービスをネットワークを提供しているイギリスの会社です。

海外送金の際、中継銀行を挟むかわりに、アースポートを経由してお金を送金。

中継銀行を挟んだ海外送金よりも、送金から受取までの時間が比較的短いと言われています。

なので、ゆうちょ銀行では、中継銀行手数料はありません。

その代りに、海外送金のときにはアースポートの仲介手数料を支払うことになっているので、気を付けて下さい。

※参照)earthport

ゆうちょ銀行 国際送金
送金手数料 2,000円
為替レート ゆうちょ銀行のインターネットバンキングのアカウントまたはコールセンターなどで確認が必要
(市場レートのプラス2%程)
リフティングチャージ料 なし
仲介手数料 送金先によって異なる
(500円から1,000円ほど)
受取手数料
銀行に問い合わせて確認して下さい。
※海外からゆうちょ銀行に送金された場合の受取手数料

8. SMBC信託銀行(旧シティバンク)

SMBC信託銀行(旧シティバンク)

SMBC信託銀行から海外送金をするためには、SMBC信託銀行の口座を開設する必要があります。

海外送金のサービスを利用する前に、マイナンバーなどの必要な書類を提出して下さい。

その後、インターネットバンキングのアカウントから送金先の登録をし、実際の海外送金もインターネットで出来ます。

SMBC信託銀行は、口座維持手数料として毎月2,000円かかるので注意して下さい。

ただし、ある一定の条件を満たしれば口座維持手数料は、かかりません。

※参照)手数料について

1. SMBC信託銀行はアメリカでの利用にはおすすめ

SMBC信託銀行は、アメリカへの渡航の際には、海外送金も含めて便利な銀行かもしれません。

というのも、2015年11月1日Citibank(シティバンク)のリテールバンクの事業を統合し、新しいブランド「プレスティア」を作り事業を引き継いだからです。

シティバンクは、アメリカに本店を持つ国際的に大きな銀行。

SMBC信託銀行は、シティバンクのノウハウやネットワークを活かし、国際キャッシュカード米ドル専用のキャッシュカードなどを提供しています。

国際キャッシュカードは、円預金口座から現地通貨で引き出しが可能です。

ただし、為替手数料がSMBC信託銀行のレート×1.03になるので、引き出す額によっては手数料が高くなるので気を付けて下さい。

米ドル専用のキャッシュカードは、アメリカで利用するとき、米ドルの外貨預金からそのままドルが引き出せるカードです。

このカードの場合は、引き出す際に為替手数料はかかりません。

以下のマークのあるATMで引出しが可能です。

citibank、VISA、plusのマーク

海外送金についても、シティバンクとの繋がりがあるので、特にアメリカへの送金の場合は手数料が抑えられるかもしれません。

※参照)海外で使う

SMBC信託銀行 外国送金
送金手数料 3,500円
為替レート SMBC信託銀行 為替レート一覧

米ドルであれば 1米ドルあたり1 円、ユーロ であれば1 ユーロあたり1円の為替手数料が含まれている。

リフティングチャージ料 なし
中継銀行手数料 1,500円(場合によって追加請求がある)
受取手数料
銀行に問い合わせて確認して下さい。
※海外からSMBC信託銀行に送金された場合の受取手数料

9. 海外送金手数料を比較!手数料は楽天銀行、為替レートはソニー銀行がお得!

りゅうが君りゅうが君

沢山銀行があるから迷うなぁ・・・。
どの銀行を選んだらいいんだろう?

久美子先生久美子先生

では、送金手数料と為替手数料を含んだ銀行の為替レートを、表で確認してみましょう。

送金手数料 為替レート※5
(1米ドルあたり)
その他手数料※4
ロイターが発表の為替レート 105.95円
Goレミット新生海外送金サービス 2,000円 107.20円 円建て送金の場合、リフティングチャージ料がかかる。
送金額の0.1%(最低1,500円~)
新生銀行の外貨預金から送金 4,000円 106.15円
楽天銀行 750円 107.00円※2 円建て送金の場合、リフティングチャージ料、3,000円がかかる。
中継銀行手数料1,000円
ソニー銀行 3,000円 106.02円
(106.17円)※6
支払銀行手数料3,000円
東京三菱UFJ銀行 3,000円※1 106.26円
(107.04円)※7
リフティングチャージ料が以下の場合かかる。
円建て送金 送金金額の0.05%(最低2,500円)
外貨建て送金 送金金額の0.05%(最低2,500円)
中継銀行手数料、場合によってかかる。
みずほ銀行 5,500円※1 107.04円 リフティングチャージ料が以下の場合かかる。
円建て送金 送金金額の0.05%(最低2,500円)
外貨建て送金 送金金額の0.05%(最低2,500円)
中継銀行手数料2,500円
三井住友銀行 3,500円※1 107.04円 リフティングチャージ料が以下の場合かかる。
円建て送金 送金金額の0.05%(最低2,500円)
外貨建て送金 送金金額の0.05%(最低2,500円)
関係銀行手数料2,500円
ゆうちょ銀行 2,000円 108.06円※3 仲介手数料500円~1,000円ほど
(送金先によって異なる)
SMBC信託銀行 3,500円 107.05円 中継銀行手数料1,500円

※1 海外の他行への送金の場合の手数料です。
※2 楽天銀行の海外送金のシミュレーターから計算したものです。
※3 ロイター発表の為替レートに2%(参考値)の為替手数料を上乗せしたものです。
※4 その他手数料は、場合によって送金完了後に追加請求されることがあります。
※5 ロイター・各銀行の為替レートは、2018年3月15日付け発表を参考にしています。
※6 ソニー銀行の外貨預金の為替レートにあたります。( )は、ソニー銀行の外貨取引の為替レートです。
※7 UFJ銀行の外貨預金の為替レートにあたります。( )は、UFJー銀行の外貨取引の為替レートです。

久美子先生久美子先生

送金手数料だけみると、楽天銀行がとても安いですね。
為替手数料を含んだ為替レートは、ソニー銀行の外貨預金からの送金の場合が比較的に良いようです。

4. 海外送金サービスの会社の紹介と手数料を比較

銀行以外にも海外送金のサービスを提供している会社が、意外に沢山あります。

海外送金サービス会社の手数料は、主に送金手数料、為替手数料としてかかります。
(場合によっては、中継銀行手数料がかかることもあります。)

送金手数料の額については、送金額によって異なっていることがほどんど。

また、銀行と比べて、送金から受取までの時間が短く早いことも特徴のひとつです。

海外送金サービス会社を利用しての実際の送金は、インターネットで行えるので便利。

銀行と比較して検討してみると良いでしょう。

ここでは代表的な海外送金会社を紹介し、手数料などを比較しています。

1. Transfer Wise(トランスファー・ワイズ)

Transfer Wise

Transfer Wiseはイギリスの海外送金サービスの会社です。

送金完了まで24時間と、とてもスピーディーに送金ができ、資金についても100%の保証があるので安心。

また海外送金の際にかかる手数料が安いのも、Transfer Wiseの特徴の一つと言えます。

というのも、Transfer Wiseは、為替手数料を設けていません。

なので、Transfer Wiseに支払う手数料は、送金の際に支払う送金手数料のみ。

基本的に中継銀行手数料はかかならない、としています。

受取銀行に支払う手数料などについては、特に明記はされていません。

しかし、場合によっては、受取手数料を追加で請求されることもあるかもしれないので、事前に確認した方が良いでしょう。

2. Pay Forex(ペイフォレックス)

Pay Forex

Pay Forexは、東京に本社を置いているQueen Bee Capitalという会社が行っている海外送金サービスの名前です。

Pay Forexの手数料は、Pay Forexに支払う送金手数料、為替手数料、中継銀行・受取銀行に支払う関係銀行手数料などがあり、送金額から引かれることになっています。

24時間以内に海外の銀行口座へ送金でき、また資金についても100%保証されます。

Pay Forexの送金手数料、為替レートは以下のURLで確認して下さい。

Pay Forex 送金手数料
Pay Forex 為替レート

※参照)Queen Bee Capital

3. enRemit(エンレミット)

enRemit

en Remitは、東京に本社をおく、株式会社シースクェアが行っている海外送金サービスのことです。

シースクェア社は、MoneyGram「マネーグラム社」というアメリカの国際送金サービス大手の会社と提携し海外送金のサービスを提供しています。

マネーグラム社と提携する世界200の国や地域、約35万拠点で銀行口座がなくても、マネーグラム社の取引店などで現金受取が可能。

この場合、最短で10分で送金受取まで完了することから、「10 minutes service」と呼ばれています。

海外の銀行口座への送金の場合は、マネーグラム社の取扱店を通しての支払いになるようです。
また、送金金額についても保証されています。

送金の申込方法は、インターネットからの送金申込、ゆうちょカードでの振込により送金申込、FAXや窓口で可能です。

手数料については、送金手数料と為替手数料がかかり、中継銀行手数料は、基本的にかからないようです。

en Remitの送金手数料と為替レートは以下のURLで確認して下さい。

enRemit 送金手数料
enRemit 為替レート

4. SBI Remit(SBIレミット)

SBI Remit

SBI Remitも、MoneyGram「マネーグラム社」と提携して海外送金のサービスを提供しています。

受取はマネーグラム社の取扱店でお金の受取が可能です。

en Remitと同じように、10分で送金受取まで完了できる「10 minutes service」を利用できます。

送金の申込方法として…

  • インターネットからの送金申込
  • みずほ銀行・りそな銀行・三井住友銀行からの振込による送金申込
  • レミットカードからの振込送金
  • コンビニからの送金申込

を選ぶことができます。

手数料については、送金手数料と為替手数料がかかり、中継銀行手数料は、基本的にかからないようです。

5. Western Union(ウェスターンユニオン)/セブン銀行

seven bank

セブン銀行は、世界でも有名な海外送金サービス会社「Wetern Union」と提携して海外送金のサービスを提供しています。

Western Union

Western Unionを使って海外送金をする場合は、セブン銀行の口座を開きましょう。

海外送金のサービス利用の申し込みはインターネット上でして下さい。

マイナンバーなどの必要書類を郵送または電話で伝えると、申込みは完了。

実際の海外送金は、セブン銀行のアプリやインターネットバンキングからできるので便利です。

セブン銀行 海外送金アプリ

受取については、Western Unionが提携する約200カ国51万拠点で、銀行口座がなくても受取が可能で、送金から受取までが最短で数分しかかからないことも。

手数料については、送金手数料と為替手数料がかかり、中継銀行手数料は、基本的にかからないようです。

セブン銀行の送金手数料は以下のURLで確認して下さい。
セブン銀行 海外送金サービスの特徴・送金手数料

※参照)WESTERN UNION

6. 海外送金サービス会社の手数料を比較!Transfer Wiseは安い!

では、紹介した海外送金サービス会社5社の手数料を、各社の料金シミュレーターを利用して送金手数料と為替手数料が安い会社はどれか比較してみましょう。

アメリカへ3,000ドル分を送金する場合に必要な総額(円)をもとに、送金手数料や為替レートを算出してみました。

総額※1 送金手数料 為替レート※2
(1米ドルあたり)
その他※3
ロイターが発表の為替レート 105.95円
Transfer Wise 319,814円 1,849円 105.98円
Pay Forex 322,505円 9ドル※5 107.18円 銀行関係手数料がかかる場合がある
SBI Remit 324,518円 1,980円 107.51円
en Remit 325,349 円 1,480円 107.95円
Western Union(セブン銀行) 335,904円 5,000円 110.30円※4

※1 総額は送金手数料、為替手数料を含んだ米ドル3,000ドル分の送金に必要な金額になります。 
※2 ロイターの為替レートは、2018年3月15日発表のものを参考にしています。
※3 その他の手数料は、場合によって送金完了後に追加請求されることがあります。
※3 受取先によっては受取手数料を追加請求されることがあります。
※4 セブン銀行のシミュレーターから逆算した参考値になります。
※5 キャンペーン中につき半額。通常は18ドル。

久美子先生久美子先生

海外送金サービス会社では、「Transfer Wise」が安い手数料で送金できそうですね。

5. 海外送金は銀行?海外送金サービス会社?どちらが安い?

ここまで、銀行と海外送金サービス会社をそれぞれ紹介し手数料を比較してきました。

次は、銀行と海外送金サービス会社で手数料が安い上位2社同士を比較してみたいと思います。

アメリカへ3,000ドル分を送金する場合に総額でどのくらいかかるかチェックしてみましょう。

総額※1 送金手数料 為替レート※2
(1米ドルあたり)
その他※3
ロイターが発表の為替レート 105.95円
ソニー銀行※4 324,600円 3,000円 106.20円 支払銀行手数料3,000円
楽天銀行 321,000円 750円 107.00円※5 中継銀行手数料1,000円
Transfer Wise 319,814円 1,849円 105.98円
Pay Forex 322,505円 9ドル※6 107.18円 銀行関係手数料がかかる場合がある

※1 ソニー銀行、楽天銀行の総額には、送金手数料・為替手数料・その他の手数料を含んでいます。Transfer WiseとあPay Forexには送金手数料と為替手数料が含まれます。
※2 ロイター・各銀行の為替レートは、2018年3月15日付け発表を参考にしています。
※3 その他の手数料は、場合によって送金完了後に追加請求されることがあります。
※3 受取先によっては受取手数料を追加請求されることがあります。(0~3,000円ほど)
※4 ソニー銀行の外貨預金からの送金の場合になります。
※5 楽天銀行の海外送金のシミュレーターから計算したものです。
※5 キャンペーン中につき半額。通常は18ドル。

久美子先生久美子先生

海外送金サービス会社「Transfer Wise」が一番安く送金できるようですね。

りゅうが君りゅうが君

ほんとだ!

6. まとめ~海外送金をする銀行・会社は、便利さと手数料が安いところを選ぼう!~

海外送金するときには、日本の銀行から送金するパターンと海外送金のサービス会社を通して送金するパターンがあることが分かりました。

それぞれ手数料の種類が違っていて、送金する仕組みも異なっていましたね。

また、実際の送金もインターネットから簡単にできるものもあれば、電話で申込しなければならないところもありました。

海外送金を利用するときには、実際の送金方法が便利か、送金手数料や為替手数料などを含む全ても手数料をチェックすることが必要です。

銀行では、楽天銀行ソニー銀行が比較的に手数料が安いようでしたが、より手数料の負担を少なくするには、海外送金サービス会社のTransfer Wiseを利用すると良いかもしれませんね。