海外留学のときに、日本からの送金をどうしようか迷っている方、18歳未満でクレジットカードが持てない方などは、海外で使えるプリペイドカードがおすすめです。

プリペイドカードは留学のためだけでなく海外旅行でも便利に使うこともできますよ。

ここでは、海外プリペイドカード(トラベルプリペイドカード)の基本的なメリット・デメリット、カードの使い方、カードを選ぶときのポイントなど詳しく説明しています。

また、いくつかの海外プリペイドカードを比較し、詳しい手数料からその特徴まで説明しているので、海外プリペイドカードを持っていくか迷っている人は、是非参考にしてみて下さい。

1. 海外プリペイドカード5社の比較

ここではよく使われている5つの海外プリペイドカードを比較し、それぞれの特徴を説明していきます。

海外プリペイドカード5社比較
※1 カード会社によって「海外サービス手数料」「ショッピング利用手数料」「為替手数料」などと呼び方が違うことがあります。
※2 海外プリペイドカードの専用アカウントから自分の銀行口座にお金を戻すときにかかる手数料です。
※3 銀行口座は保護者が管理し、必要な金額を子どもが持っているプリペイドカードにチャージするという形での海外送金はできます。
※振込み(入金)の際にかかる手数料は、自己負担になります。

1. Manepa Card/マネパカード(マネーパートナーズ)

 

マネパカード

※参照)マネパカード

マネパカードは、株式会社マネーパートナーズが発行している海外プリペイドカードです。

日本円と6つの外貨(日本円、米ドル、ユーロ、英ポンド、オーストラリアドル、香港ドル)をチャージすることができます。

与信審査なしで、15歳以上の人が申し込みが可能です。

マネパカード
与信審査 無し
年齢制限 15歳以上
チャージできる通貨 6通貨
(日本円・米ドル・ユーロ・英ポンド・豪ドル・香港ドル)
IC チップ 有り
送金手段として使える 項目内容
項目名が入ります
委任状が必要
オンラインセキュリティロックの有無 有り
日本国内で使える 円チャージのみ可
国際ブランド MasterCard
入会金 無料
年会費 無料
チャージ手数料 無料
海外 ATM 引出し手数料 200円程度
海外ショッピング決済手数料※1 無料(同一通貨での利用の場合)
スペアカード 無し
カード再発行手数料 1,080円
払い戻し手数料※2 540円
ポイント 有り
即日発行 無し
24時間サポート 有り

※1 カード会社によって「海外サービス手数料」「ショッピング利用手数料」「為替手数料」などと呼び方が違うことがあります。
※2 海外プリペイドカードの専用アカウントから自分の銀行口座にお金を戻すときにかかる手数料です。

マネパカードの国際ブランドは MasterCard で、海外の MasterCard の加盟店、MasterCard のマークがついた ATM で現地通貨を引き出せます。

Manepa Card(マネパカード)にチャージする方法

お金のチャージの仕方は、マネパカードの自分のアカウント(口座)に日本円で振込み、専用のオンラインアカウントにおいて日本円を外貨に移動させると、チャージが完了です。

マネパカードを海外で利用するときの手数料

海外で ATM を利用した場合の手数料として、約200円程度かかります。

チャージしてある通貨(チャージ可能な6通貨)と同じ通貨を引き出す場合、手数料は基本的にこの ATM 手数料だけです。
(例:英ポンドでチャージ→英ポンドで引出し。米ドルでチャージ→米ドルで引出し。など)

※現地の ATM によっては設置金融機関が ATM 使用料を別途設定している場合があります。

また、チャージ通貨と同一通貨でのショッピング利用の場合も、ショッピング決済手数料などは無料になります。
(例:オーストラリアドルでチャージ→オーストラリアドルで買い物)

もしチャージ可能な6つの外貨以外(日本円、米ドル、ユーロ、英ポンド、オーストラリアドル、香港ドル以外)を引き出す場合は、日本円を米ドルにチャージしておくと、MasterCard が現地通貨を米ドルで換算してくれ、韓国ウォンや人民元などでも利用することが可能です。

しかし、この場合マネパカードが定めるクロスボーダー手数料として利用額の3%と、ATM 手数料がかかるので注意しましょう。

これは海外で買い物したときにも同じことで、日本円をチャージ可能な外国通貨(米ドル、ユーロ、英ポンド、オーストラリアドル、香港ドル)で利用するときにもクロスボーダー手数料はかかります。
(例:日本円でチャージ→オーストラリアドルで使用)

ユーロでチャージしたものを、英ポンドで使うことはできない

「チャージ可能通貨であるユーロでチャージしたものを、同じくチャージ可能通貨である英ポンドで買い物したり、ATM から引き出すことは出来るの?」

「このときにもクロスボーダー手数料がかかるの?」

と疑問に思ったかもしれませんが、ユーロでチャージした金額はユーロでしか利用できません。

チャージ可能な外国通貨は、その通貨でしか利用できないということです(米ドルでチャージした場合に限り、チャージ可能通貨以外の通貨で利用できます)。

なので、結果的にクロスボーダー手数料もかかりません。

もし英ポンドで利用したい場合は、必ず英ポンドでチャージしておく必要があるので気を付けておきましょう。

マネパカードはネットショッピングや国内プリペイドカードとしても利用可能

ネットショッピングについては、海外のインターネットサイトでの買い物なら利用可能です。

また、マネパカードは外貨を日本円にチャージし直せば、国内のプリペイドカードとしても使うことができます。

海外で使いきれなかったチャージされた外貨の残高も、無駄なく使えるので便利です。

ただし、Manepa Cardの国内での利用の場合、ATM でお金のチャージは可能ですが引出しは出来ないので気を付けておきましょう。

マネーパ―トナーズの FX 口座があれば特典がある

特典として、日本国内での利用の場合は、利用金額の1.5%のキャッシュバックもあり、もし、マネ―パートナーズの FX 口座を持っている場合はキャッシュバックの還元率もより高くなります。

また、マネーパ―トナーズの FX 口座を持っていれば、マネパカードの為替レートより有利な FX の取引為替レートで、日本円から外貨に両替しマネパカードにチャージすることが出来ます。(FX 口座からマネパカードへの振替手数料は無料)

FX 口座に関しては、Money Partners FX・証券取引をチェックしてください。

マネパカードのセキュリティとショッピング保険

セキュリティに関しては、マネパカードの自分の専用オンラインアカウントで自由にセキュリティロックをかけることが可能です。

カードを紛失した場合は、カード会社がカードの利用停止を処理をした時点での利用可能なチャージ残高は補償されますが、カードの盗難・紛失による損害は、原則本人負担になります。

また、マネパカードはカードショッピング保険もあります。

保険対象は、国内外の MasterCard 加盟店でマネパカードを使って購入した商品です。

購入日から30日間に生じた場合、その損害額から自己負担5,000円を差し引いた金額を年間総額50万円まで補償してくれます。

2. Cash Passport/キャッシュパスポート

Cash Passport(キャッシュパスポート)

キャッシュパスポートは、日本円と8つの外貨(米ドル、ユーロ、英ポンド、オーストラリアドル、ニュージランドドル、カナダドル、シンガポールドル、香港ドル)をチャージすることができる海外プリペイドカードです。

マスターカードプリペイドマネージメントサービシーズジャパンという会社によって発行されています。

キャシュパスポートの申し込みには、与信審査は不要で年齢制限もありません。

キャッシュパスポート
与信審査 無し
年齢制限 無し
チャージできる通貨 9通貨
(日本円・米ドル・ユーロ・英ポンド・豪ドル・ニュージーランドドル・カナダドル・シンガポールドル・香港ドル)
IC チップ 有り
送金手段として使える
委任状が必要
オンラインセキュリティロックの有無 要確認
日本国内で使える 不可
国際ブランド MasterCard
入会金 無料
年会費 無料
※12ヶ月間利用・入金がない場合、13ヶ月目から毎月150円かかる
チャージ手数料 入金額の1%
海外 ATM 引出し手数料 200円
海外ショッピング決済手数料※1 無料(同一通貨での利用の場合)
スペアカード 申込時に1枚無料で貰える
カード再発行手数料 無料
払い戻し手数料※2 500円
ポイント 有り
即日発行 無し
24時間サポート 有り

※1 カード会社によって「海外サービス手数料」「ショッピング利用手数料」「為替手数料」などと呼び方が違うことがあります。
※2 海外プリペイドカードの専用アカウントから自分の銀行口座にお金を戻すときにかかる手数料です。

キャッシュパスポートの国際ブランドは MasterCard で、海外の MasterCard の加盟店、MasterCard のマークがついた ATM で現地通貨を引き出すことが出来ます。

Cash Passport(キャッシュパスポート)にチャージする方法

お金のチャージの仕方は、キャッシュパスポートの自分の外貨ごとの口座に日本円で振込み、プリペイドカード会社が入金を確認した時点でチャージ完了です。

キャッシュパスポートの特徴として、海外で利用している通貨のチャージ残高がもし足りなくなっても、カード全体のチャージ残高が十分に足りていれば、別の通貨から優先順位に沿って自動的に補てんされます。

なので、通貨ごとのチャージ残高を気にすることなく使うことが出来ます。

キャッシュパスポートを海外で利用するときの手数料

チャージした通貨と、海外での買い物や ATM の引出しに利用する通貨が同じ場合は、為替手数料はかかりません。

ATM から引き出す場合は、ATM 手数料として200円かかるだけです。
(例:英ポンドでチャージ→英ポンドで引出し。米ドルでチャージ→米ドルで引出しなど。)

※現地の ATM によっては設置金融機関が ATM 使用料を別途設定している場合があります。

しかし、チャージした通貨と、海外で買い物や ATM の引出しに利用する通貨が異なる場合は、利用当日の MasterCard の決済為替レートが適用され、キャッシュパスポートが定めている為替手数料4%が利用金額にかかってきます。
(例:日本円の口座→韓国ウォンで利用、中国元など。米ドルの口座→カナダドルなどで利用。)

海外 ATM での引出しの場合は、為替手数料4%に ATM 手数料200円です。

この為替手数料は、キャッシュパスポートのオンラインアカウント内で通貨を移動させた時にもかかってくる手数料にもあたります。
(例:米ドルの口座からカナダドルの口座へのお金の移動)

無料スペアカードがもらえて安心

キャッシュパスポートの場合、申し込み時に一枚無料でスペアカードがもらえるので、盗難・紛失時に再発行を待たずに引き続き使うことができます。

キャッシュパスポートなら海外のネットショッピングも可能

オンラインショッピングについては、海外のインターネットサイトであれば利用は可能です。(一部の会社では、使えない場合もあります)

ちなみに、キャッシュパスポートは海外専用のプリペイドカードで、国内での利用はできないので注意しましょう。

キャッシュパスポートなら T ポイントが貯まる

T ポイント付きのキャッシュパスポートを申し込みした場合は、200円につき T ポイント1ポイント貯めることができます。

通常のキャッシュパスポートと機能は同じなので、キャッシュパスポートの申し込みを考えている人は、T ポイント付きのキャッシュパスポートがおすすめです。

貯めたポイントは、日本国内の TSUTAYA など T ポイントの提携先で利用できます。

まだ T カードを持っていない方で、T ポイント付きのキャッシュパスポートを申し込みたい場合は、T ポイント付きキャッシュパスポートを申し込む前に、事前にTカードを作成しておく必要があるので、注意してください。

3. NEO MONEY/ネオマネー(セゾン)

NEO MONEY は、日本円でチャージすることができる、セゾンが発行している海外プリペイドカードです。

与信審査なしで、13歳以上の人が申し込みが出来ます。

NEO MONEY(ネオマネー)

NEO MONEY
与信審査 無し
年齢制限 13歳以上
チャージできる通貨 日本円
IC チップ 無し
送金手段として使える
委任状が必要
オンラインセキュリティロックの有無 有り
日本国内で使える
国際ブランド VISA
入会金 無料
年会費 無料
チャージ手数料 無料
海外 ATM 引出し手数料 当日のVISA決済為替レート×4%に200円
海外ショッピング決済手数料※1 当日のVISA決済為替レート×4%
スペアカード 無し
カード再発行手数料 無し
払い戻し手数料※2 500円
ポイント 無し
即日発行 有り(店頭カウンタ―のみ)
24時間サポート 有り

※1 カード会社によって「海外サービス手数料」「ショッピング利用手数料」「為替手数料」などと呼び方が違うことがあります。
※2 海外プリペイドカードの専用アカウントから自分の銀行口座にお金を戻すときにかかる手数料です。

NEO MONEY の国際ブランドは VISA で、海外の VISA の加盟店、VISA/PLUS のマークがついた ATM で現地通貨を引き出すことが可能です。

NEO MONEY(ネオマネー)にチャージする方法

お金のチャージの仕方は、NEO MONEY の自分のアカウント(口座)に日本円で振込みをするとシャージが完了します。

下記の銀行口座を持っている人は、インターネットバンキングによる振込みができます。

ATM からの振込の場合は、セブン銀行 ATM、セゾン ATM からチャージ可能です。

  • ジャパンネット銀行
  • スルガ銀行
  • みずほ銀行
  • 三井住友銀行
  • 三菱東京UFJ銀行
  • ゆうちょ銀行
  • 楽天銀行

ネオマネーを海外で利用するときの手数料

海外で買い物などに使う場合は、利用当日の VISA の決済為替レートが適用され、NEO MONEY が定めている海外サービス手数料として4%が利用した総額にかかります。

海外 ATM での引出しの場合は、引出した当日の VISA の決済為替レートが適用され、引出した総額にかかる NEO MONEY の海外サービス手数料4%と、海外 ATM 手数料200円が手数料として上乗せされることになります。

※現地の ATM によっては設置金融機関が ATM 使用料を別途設定している場合があります。

ネオマネーは日本国内でも利用できる

NEO MOENY は、留学を終えた帰国後でも、日本国内でプリペイドカードとして国内の VISA 加盟店で利用することが可能です。

海外で使い切れなかったチャージ残高も日本で使えるので、チャージ残高の払い戻しの手間も省けます。

ただし、NEO MONEY の国内での利用の場合、ATM でお金のチャージは可能ですが引出しは出来ないので気を付けておきましょう。

ネットショッピングに関しては、一部の店舗を除いて利用することができます。

ネオマネーはセキュリティロックが可能だが、スキミングに要注意

セキュリティーについては、自分の専用オンラインアカウントで自由にセキュリティーロックがかけられるので安心です。

しかし、NEO MONEYはカードに IC チップがついていないので、使用する時はスキミング等などの被害に合わないよう念のために注意しておいた方が良いでしょう。

また NEO MONEY を紛失・盗難した場合は、カード会社に連絡した時点でのチャージ残高を補償してくれるサポートもあります。

ネオマネーなら即日発行も可能

急ぎで NEO MONEY を発行してもらいたい時は、セゾンの店頭カウンターならプリペイドカードを即日発行してもらえるので利用してみて下さい。

4. MoneyT Global/マネーティグローバル(JTB)

※参照)MoneyT Global

MoneyT Global は、日本円でチャージすることができる JTB が発行している海外プリペイドカードです。

申し込みに与信審査は必要なく、年齢制限もありません。

MoneyT Global
与信審査 無し
年齢制限 13歳以上
チャージできる通貨 日本円
IC チップ 無し
送金手段として使える
委任状が必要
オンラインセキュリティロックの有無 有り
日本国内で使える
国際ブランド VISA
入会金 無料
年会費 無料
チャージ手数料 無料
海外 ATM 引出し手数料 当日の VISA 決済為替レート×4%に200円
海外ショッピング決済手数料※1 当日の VISA 決済為替レート×4%
スペアカード 無し
カード再発行手数料 無し
払い戻し手数料※2 500円
ポイント 無し
即日発行 有り(店頭カウンタ―のみ)
24時間サポート 有り

※1 カード会社によって「海外サービス手数料」「ショッピング利用手数料」「為替手数料」などと呼び方が違うことがあります。
※2 海外プリペイドカードの専用アカウントから自分の銀行口座にお金を戻すときにかかる手数料です。

MoneyT Global の国際ブランドは VISA で、海外の VISA の加盟店、VISA/PLUS のマークがついた ATM で現地通貨を引き出すことができます。

MoneyT Global(マネーティーグローバル)にチャージする方法

お金のチャージの仕方は、MoneyT Global の自分のアカウント(口座)に日本円で振込みをするとシャージが完了します。(金融機関・コンビニの ATM、インターネットバンキング等から)

マネーティーグローバルを海外で利用するときの手数料

海外で買い物などに MoneyT Global を使う場合は、利用当日の VISA の決済為替レートが適用され、MoneyT Global が設けている決済手数料として5%が、利用した総額にかかってきます。

海外 ATM での引出しの場合は、引出した当日の VISA の決済為替レートが適用され、引出した総額にかかる MoenyT Global の決済手数料5%と、ATM 引出し手数料の200円が手数料として引かれることになります。

※現地の ATM によっては設置金融機関が ATM 使用料を別途設定している場合があります。

マネーティーグローバルは国内で利用できない

MoneyT Global は日本国内の VISA 加盟店(空港などの免税店を含む)では利用できません。

オンラインショッピングについても、基本的に利用できないので気を付けて下さい。

セキュリティロックと危険回避情報配信サービス

セキュリティーに関しては、MoneyT Global の自分の専用オンラインアカウントで自由にセキュリティロックをかけることが出来るので、カードを使用しない時はこまめにセキュリティロックをかけておくと良いでしょう。

MoneyT Global の特徴として、「危険回避情報配信サービス」というものがあり、留学先や旅行先を5ヶ所まで登録することができます。

登録した地域の治安・災害・テロなどの情報を、本人とその保護者などのメールにいち早く連絡してくれるというサービスです。

JTB のトラベルデスクが利用できる

MoneyT Globalの発行元の JTB が行っている世界40都市にあるトラベルデスクも利用することが出来ます。

JTB のトラベルデスクでは、現地に詳しいスタッフが、観光地の情報提供や案内、ホテルやレストランの予約といったサービスのほか、カード紛失といった緊急時にも対応してくれます。

詳しくはJTB海外サポートデスクをチェックしてください。

5. GAICA Flex /ガイカフレックス(新生銀行グループ)

※参照)GAICA Flex

GAICA Flex は、新生銀行グループ(アプラス)が発行している海外プリペイドカードです。

日本円と4つの外貨(米ドル、ユーロ、英ポンド、オーストラリアドル)をチャージすることができます。

与信審査なしで、新生銀行の本人名義の口座を持っている13歳以上の人が申し込みが可能です。

※ Flex が付いていない GAICA のプリペイドカードの場合は円チャージのみですが、新生銀行口座を作る必要ありません。

※参照)GAICA カード詳細

GAICA Flex
与信審査 無し
年齢制限 13歳以上
※本人名義の新生銀行の口座を持っていること
チャージできる通貨 5通貨
(日本円・米ドル・ユーロ・英ポンド・豪ドル)
IC チップ 有り
送金手段として使える 可※3
オンラインセキュリティロックの有無 有り
日本国内で使える 円チャージのみ可
国際ブランド VISA
入会金 無料
年会費 無料
チャージ手数料 円チャージの場合、無料
外貨チャージの場合、入金額の3.5%
海外 ATM 引出し手数料 無料
海外ショッピング決済手数料※1 無料
スペアカード 無し
カード再発行手数料 1,000円
払い戻し手数料※2 無料
ポイント 無し
即日発行 無し
24時間サポート 有り

※1 カード会社によって「海外サービス手数料」「ショッピング利用手数料」「為替手数料」などと呼び方が違うことがあります。
※2 海外プリペイドカードの専用アカウントから自分の銀行口座にお金を戻すときにかかる手数料です。
※3 銀行口座は保護者が管理し、必要な金額を子どもが持っているプリペイドカードにチャージするという形での海外送金はできます。

GAICA Flex の国際ブランドは VISA で、海外の VISA 加盟店、VISA/PLUS のマークがついた ATM で現地通貨を引き出せます。

GAICA Flex(ガイカフレックス)にチャージする方法

お金のチャージの仕方は、新生銀行の口座から引落しされる形になるので、まず新生銀行の口座に十分な残高を入れておくことが必要です。

新生銀行の口座残高を確認した後、GAICA Flex の自分の専用オンラインアカウントでプリペイドカードにチャージしたい金額を入力するとチャージ完了します。

GAICA Flex の場合、円でチャージする際はチャージ手数料はかかりません。

また、多くのプリペイドカードではかかってくる ATM 手数料や新生銀行の口座への払い戻し手数料も無料です。

ガイカフレックスを海外で利用するときのレートと手数料

チャージしたお金の使い方ですが、日本円でチャージしたお金は基本的にどの通貨圏でも利用できます。
(例:日本円→アメリカドル/日本円→韓国ウォン/日本円→中国元で利用)

日本円でチャージしたお金を、海外で買い物などに使う場合、利用当日の VISA の決済為替レートが適用され、GAICA Flex が定めている為替手数料として4%が利用した総額にかかってきます。

これは海外 ATM での引出しの場合も同じで、引出した当日の VISA の決済為替レートが適用され、CAICA Flex の為替手数料4%が引出した金額にかかります。

(ATM 手数料は無料/現地の ATM によっては設置金融機関が ATM 使用料を別途設定している場合があります。)

円から外貨に移行してチャージする場合の手数料

GAICA Flex の場合、新生銀行の口座に日本円で入金しておいて、それを外貨でチャージするということはできません。

GAICA Flex に外貨をチャージする場合は、新生銀行の外貨預金の口座にお金を入れておく必要があります(新生銀行のオンラインアカウントで簡単に円から外貨への移動はできます)。

新生銀行の円預金を外貨預金へ移動する際は、為替手数料を含む新生銀行が定める為替レートが適用され、GAICA Flex にチャージする時に入金額の3.5%がチャージ手数料としてかかります。

外貨でチャージされたお金は、その通貨圏内でしか使用できないので気を付けておきましょう(例:新生銀行の米ドル口座→米ドルをGAICAをチャージ→米ドル通貨圏内でのみ使用)。

GAICA Flex を使ってオンラインショッピングすることも出来ます。(日本国内の一部のお店では使えない場合があります。)

ガイカフレックスは Visa pay Wave がついている

GAICA Flex の特徴は、まず、IC カードをカードリーダーにかざすだけで決済できる Visa payWave が付いていることです。

つまり、GAICA Flex にチャージしているお金を電子マネーとして利用することが出来るので、支払いの際にサインなどが不要になり便利です(お店によっては暗証番号、サインが必要な場合もあります)。

Visa payWave 対応の日本国内・海外のお店などで利用できます。
(例:ロンドンの公共交通機関用のオイスターカードの代わりとして使えるなど。)

ただし、GAICA Flex の国内での利用の場合、ATM でお金のチャージは可能ですが引出しは出来ないので気を付けておきましょう。

チャージや新生銀行への払い戻しが24時間可能

もう一つの GAICA Flex の特徴は、カードへのチャージや新生銀行への払い戻しが24時間いつでも、すぐに反映されるということです。

多くの海外プリペイドカードは、振込み(入金)からプリペイドカードにチャージが反映されるまで数時間かかります。

しかし、GAICA Flex の場合は即時反映されるので、お金の移動が分かり安く、チャージがちゃんとできたかどうか、新生銀行に払い戻しができたか、すぐに確認することが可能です。

新生銀行の口座をすでに持っている人などは、GAICA Flex を利用することを検討してみると良いかもしれませんね。

2. 海外プリペイドカードとは?メリットとデメリット

りゅうが君りゅうが君

海外プリペイドカード(トラベルプリペイドカード)という名前を初めて聞きました。

久美子先生久美子先生

そうだよね。

りゅうが君りゅうが君

学校の食堂などで使うプリペイドカードや、ICOCA や Suica のようなものかな?

久美子先生久美子先生

そう。
海外プリペイドカードの基本的な仕組みは ICOCA や Suica と同じで、カード自体にお金をチャージすることができる先払いのカードです。
「海外プリペイドカード」と言っていますが、カードによっては国内外で使用できるプリペイドカードもあります。

留学にも使える海外プリペイドカードの10のメリット

海外プリペイドカードを使うのメリットは10つあります。

  1. 与信審査がない

    クレジットカードやデビットカードのように与信審査がありません。
    基本的に、審査不要でつくることができます。

  2. 銀行口座がなくても作ることができる

    クレジットカードやデビットカードは、申込みの際に引落し専用の銀行口座を登録する必要がありますが、海外プリペイドカードを作る時には不要です。
    つまり、プリペイドカードが盗難・紛失にあった場合、銀行口座にある全ての金額が危険にさらされる心配がありません。

  3. 13歳以上、または年齢に関係なく作ることができる

    クレジットカードは、原則18歳以上(家族カードの場合を除く)、デビットカードは15・16歳から作れることになっていますが、海外プリペイドカードの場合は、カードによっては13歳以上、または年齢に関係なく作れるものがあります。

  4. お金の使い過ぎを防ぐことができる

    後払いのクレジットカードと違って先払いのプリペイド式なので、使えるお金はプリペイドカードにチャージした分だけになります。
    チャージした金額以上のお金を使うことはできないので、お子様の利用でも安心です。

  5. 金利ゼロで海外で現地通貨を引き出すことができる

    海外の ATM で現地通貨を引き出すことができます。
    後払いのクレジットカードで現地通貨を ATM で引き出すと、キャッシングになるので金利がかかりますが、海外プリペイドカードの場合は、プリペイドカードの口座からの引落しになるので金利はつきません。

  6. 海外でのショッピングに使える

    プリペイドカードについている国際ブランド(Visa・MasterCard など)の加盟店での買い物に利用できます。

  7. インターネットで利用履歴がわかる

    利用履歴などがリアルタイムにインターネットのウェブ上で確認することができます。
    未成年の利用の場合でも、保護者がチェックしやすいので安心です。

  8. 留学中の子供宛に親からの送金手段としても使える

    プリペイドカードによっては、日本にいる親からの送金手段として使うことが可能です。
    本人以外の人がプリペイドカードに振り込みする場合は、委任状を事前にカード会社に登録しておく必要があります。

  9. セキュリティーロックがかけられる

    専用のオンラインアカウントで自由にセキュリティーロックをかけることができます。
    プリペイドカードを使わないときは、こまめにセキュリティーロックをウェブ上でかけられるので、未成年などで紛失の心配がある年齢の人でも安心です。

  10. 日本国内でも使える

    帰国後、チャージ残高を日本国内での買い物に使えます。
    プリペイドカードによっては、残った金額を日本国内のショッピングに利用できます。
    国内で利用できないカードの場合は、払い戻しをするか、次回の海外旅行などに使うことが可能です。

留学にも使える海外プリペイドカードの4つのデメリット

  1. チャージする手間がかかる

    クレジットカードに比べて、海外プリペイドカードにチャージする手間がかかります。
    しかし、インターネットバンキングでの入金なら、ATM などからの振り込みに比べると簡単で早く済みます。

  2. チャージの残高がないと使えない

    プリペイドカードにチャージ残高がないとカードが使えません。
    プリペイドカードの残高に注意しながら使う必要があります。

  3. 不正利用に対する補償がない

    プリペイドカードの不正利用に対する損害は、基本的に自己負担になります。
    クレジットカードのように不正利用に対する補償がないことが多いので、使用の際には気を付けなければなりません。
    プリペイドカードによっては、盗難・紛失に気づき、カード会社に連絡した時点でアカウントにあるチャージ残高は、補償されることもあります。

  4. オンライン決済ができない場合がある

    ホテルの予約やチケットの購入など、オンラインショッピングに使えない場合があります。
    プリペイドカード決済での予約や購入に対応していないホテルやお店があるので事前に確認が必要です。
    オンラインショッピングに関しては、国内外で使えるもの、海外のみ使えるもの、全く使えないものとカードによって違います。

2. 海外プリペイドカードの申込みの流れと使い方

1. 海外プリペイドカードの申し込み手順

海外プリペイドカードの申し込みは、渡航前に日本で済ませておく必要があります。

海外プリペイドカードの申し込みの基本的な流れは、以下の通りです。

  1. 海外プリペイドカードの会社のWebサイト・郵送・FAXで申し込みをします。

    海外プリペイドカードの申し込みの際には、本人確認書類(運転免許証・健康保険証・パスポートなど)やマイナンバーの確認書類(マイナンバーカード・マイナンバー通知カード・マイナンバー付住民票)などが必要になります。

  2. 1~2週間ほどでプリペイドカードが届きます。

    プリペイドカードによっては、店頭窓口で即日発行できるもカードもあります。

  3. 海外プリペイドカード専用の自分のオンラインアカウントを開設します。

    このオンラインアカウントでチャージ残高や利用履歴が確認できます。

りゅうが君りゅうが君

海外プリペイドカードの申し込みに、なぜマイナンバーの確認書類が必要なのですか?

久美子先生久美子先生

2016年1月以降、お金を移動させる商品に申し込みするときには、マイナンバーを確認することが法律(国外送金等調書法)で義務付けられたからですよ。

2. 海外プリペイドカードの使い方

海外プリペイドカードは次の用途で使えます。

  1. 海外での買い物
  2. ATM での現地通貨の引出し
  3. 留学中の送金目的

海外プリペイドカードを使うためには、海外で利用する前に、日本国内の銀行などの窓口・ATM・インターネットバンキングを通して、海外プリペイドカード専用のオンラインアカウントにチャージ(振込み)をする必要があります。

現地通貨を海外の ATM からチャージすることはできません。

海外で振込をしたい場合は、インターネットバンキングを利用しましょう。

海外プリペイドカードは2種類のチャージ方法がある

チャージの仕方は2つのパターンがあり、プリペイドカードによって異なります。

一つ目は日本円でチャージできるもの、二つ目は日本円または外貨でチャージできるものです。

チャージの仕方によって、海外で買い物をした時や ATM で現地通貨を引き出した時にかかる手数料が変わってくるので、プリペイドカードを選ぶ際に確認しておきましょう。

3. 海外プリペイドカードのチャージ方法と手数料

海外プリペイドカードのチャージの仕方は、使おうとするプリペイドカードが日本円でチャージするものか、または外貨でチャージするものかによって変わります。

また、利用手数料もプリペイドカードによって様々です。

日本円でチャージされているカードを海外で使う場合と、外貨でチャージされているカードを海外で使う場合では、手数料がかかってくるタイミングとその手数料の内容も変わってくるので、事前にチェックしておく必要があります。

1. 円チャージする海外プリペイドカードのチャージ方法と手数料の仕組み

日本円でチャージする海外プリペイドカードの場合、プリペイドカードの専用アカウントが開設できたら、そのアカウントに日本円でお金を振り込みます。

日本円で振込みをして、プリペイドカード会社が入金を確認した時点でチャージ完了です。

1. 円チャージのプリペイドカードで買い物をしたときの手数料

円チャージの海外プリペイドカードを利用して海外のお店で買い物した場合、買い物をした日のカードブランド(VISA・MasterCard など)の決済為替レートが適用され、買い物した金額が日本円に換算されます。

その換算された金額に、プリペイドカード会社のショッピング決済手数料、または海外サービス手数料(%)が加わり、買い物した時に引かれる総金額になります。

プリペイドカードから引かれる金額を計算する式は次の通りです。

「NEO MONEY」を使って、カナダで100ドル買い物をした場合の手数料

カナダで円チャージのプリペイドカード NEO MONEY(ネオマネー)を使って100ドルの買い物をすると、約9,242円がプリペイドカードから引落しになっていました(2017年10月31日のレートで算出)。

では、この中にネオマネーの手数料はいくら含まれているのでしょうか。

まず、VISA の為替レートを計算するウェブページで、今日の Visa のカナダドルの為替レートを調べます。

「Calculate Exchange Rates」をクリックします。

※参照)VISA Exchange Rates

VISA の今日(2017年10月31日)のカナダドルの為替レートは、1カナダドル=約89円で、100カナダドルだと、約8,887円になることが分かります(1円以下を四捨五入)。

つまり、手数料なしだと8,887円で100カナダドル分の買い物ができるということです。

次に、「NEO MONEY」のショッピング決済手数料を調べてみましょう。

この表にある海外サービス手数料4%が、「NEO MONEY」のショッピング決済手数料になります。

次に、先ほどの VISA のページで「NEO MONEY」のショッピング決済手数料込みの、カナダドルの為替レートを見てみます。

NEO MONEY のショッピング決済手数料の4%を入力し、「Calculate Exchange Rates」をクリックします。

※参照)VISA Exchange Rates

1カナダドル=約92円になり、100ドルの買い物をすると約9,242円になることが分かります。

1カナダドル=約92円が、「NEO MONEY」の今日(2017年10月31日)のカナダドルの為替レートにあたる訳です。

VISAの今日(2017年10月31日)のカナダドルの為替レートは、1カナダドル=約89円で、100カナダドルだと、約8,887円でしたね。

  • 1カナダドル  92(NEO MONEYの為替レート)-89(VISA の決済為替レート)=3円
  • 100カナダドル 9,242-8,887=355円

1カナダドル3円、100カナダドルの場合は355円の差があることが分かりました。

この差額が「NEO MONEY」の手数料の4%にあたり、買った品物の金額に上乗せされて、プリペイドカードから引かれている、ということになります。

つまり、円チャージの海外プリペイドカードで買い物などに使う場合は、このショッピング決済手数料(海外サービス手数料)が低いほど手数料が少なくなるという訳です。

例えば「NEO MONEY」を利用して、留学先の授業料3,000カナダドルを支払ったとすると・・・

(3,000ドル÷100ドル)×355円=10,050円 

単純に計算しても約1万円ほど手数料としてとられてしまうので、高額で利用する際にはその点にも考慮しながら使いましょう。

2. 日本円チャージのプリペイドカードで、海外 ATM から現地通貨を引き出すときの手数料

円チャージの海外プリペイドカードを利用して、海外の ATM から現地通貨を引き出す場合は、カードブランド(VISA・MasterCard など)の決済為替レートが、ATM から引き出される金額に適用されます。

海外のATMで現地通貨を引き出すと、プリペイドカード会社の ATM 引き出し手数料がかかるので、これらの手数料を確認しておきましょう。

※現地の ATM によっては設置金融機関が ATM 使用料を別途設定している場合があります。

「NEO MONEY」を使って、カナダで100ドルを海外 ATM で引き出した場合

「NEO MONEY」の海外 ATM 手数料を確認します。

「NEO MONEY」の海外 ATM 手数料は、1回利用する毎に200円です。

NEO MONEYの為替レート・手数料

VISA の今日(2017年10月31日)のカナダドルの為替レートを調べます。

VISA Exchange Rates

VISA の今日(2017年10月31日)のカナダドルの為替レートは、1カナダドル=約89円で、100カナダドルだと約8,887円になります。

これにプリペイドカード会社の ATM 手数料200円がかかるので、

8,887+200=9,087円 

100カナダドル、海外の ATM から引き出すには9,087円かかるという訳です。

これ以外に、現地の ATM の使用料(約200~400円程度)がかかることもあるので注意しましょう。

2. 外貨チャージする海外プリペイドカードのチャージ方法と手数料の仕組み

外貨でチャージする海外プリペイドカードの場合、チャージする方法はカードによって異なるので前もって確認しておきましょう。

例えば、マネパカードの場合はプリペイドカード専用オンラインアカウント内で日本円を外貨に替えるとチャージが完了です。

もう少し詳しく説明すると、まず、マネパカードのプリペイドカードの専用アカウントに日本円でお金を入金(振込み)をします。

そして、プリペイドカード専用のオンラインアカウント上で、自分の好きなタイミングで日本円から外貨に移動し、日本円を外貨に移動した時点でチャージが完了です。

キャッシュパスポートの場合は、プリペイドカードに外貨ごとの口座があり、それぞれの口座に日本円を入金(振込み)します。

プリペイドカード会社が入金を確認した時点でチャージが完了です。

為替レートが円高のときにまとめてチャージできる

外貨でチャージできる海外プリペイドカードの場合の一番のメリットは、為替レートが有利(円高)のときに自由にまとめてチャージすることができることです。

例えば、授業料3,000米ドルを支払う為に外貨でチャージするとします。

米ドル為替レートで比較してみましょう。

1ドル113円の為替レートのときは、33,9000円チャージすると3000ドルになります。
1ドル112円のときは、33,6000円。
1ドル111円のときは、33,3000円。
1ドル110円のときは、33,0000円。

1ドル113円に比べて1ドル110円の場合は、9,000円お得になるという訳です。

1. 外貨チャージの海外プリペイドカードを使って買い物、ATM で引き出すときの手数料

日本円でチャージするプリペイドカードを海外の買い物で使った場合は、買い物した時のカードブランド(VISA・MasterCard)の為替レートに、ショッピング決済手数料がかかっていました。

しかし、外貨でチャージするプリペイドカードの場合は、チャージのする時にすでに通貨が日本円から外貨に変わっているので、海外で買い物するときには、基本的に手数料は無料です。

これは、海外の ATM から現地通貨を引き出すときも同じで、基本的にプリペイドカード会社の ATM 手数料のみかかることになっています。

ただし、プリペイドカード会社の ATM 手数料以外に、現地の ATM によっては設置金融機関が ATM 使用料を別途設定している場合があるので気を付けましょう(約200~400円程度)。

2. 外貨チャージの海外プリペイドカードのチャージ手数料

先ほど、外貨でチャージするプリペイドカードは、買い物のときは手数料無料、ATM から引き出すときは、ATM 手数料のみと述べました。

では、外貨チャージのプリペイドカードはどこで手数料をとっているのでしょうか・・・?

外貨チャージのプリペイドカードの場合、日本円を外貨にチャージする時に為替手数料がかかります。

為替手数料の他に、入金手数料、外貨チャージ手数料など設定してるカード会社もあるので、申し込みをする前に確認しておくことが必要です。

では、日本円と外貨でチャージできるキャッシュパスポートの手数料を例に見てみましょう。

  1. 入金手数料

    「キャッシュパスポート」の場合、外貨ごと日本円で振り込みし、カード会社に入金が確認された時点でチャージが完了します。
    入金手数料(チャージ手数料)は、入金金額に1%かかるということです。

  2. ATM 引出手数料

    ATM 引出手数料は、海外で引出した時にかかるプリペイド会社に支払う手数料です。
    「キャッシュパスポート」の場合、200円です。

  3. ショッピング利用手数料

    ショッピング利用手数料は、ショッピング決済手数料にあたるものになります。
    「キャッシュパスポート」の場合、無料です。

  4. 為替手数料

    為替手数料は、海外の買い物や ATM の引出しの際に、チャージしてある通貨を別の通貨で利用するときにかかる手数料で、ショッピング決済手数料にあたるものです。
    (例:円チャージしたお金を別の通貨で使う場合、アメリカドルでチャージしたお金をカナダドルで使う場合など)
    ※同一通貨で利用する場合にはかかりません。

実は、外貨チャージする際の為替手数料がどのくらいかかるかは、上記の手数料の表には書かれていません。

為替手数料は、プリペイドカード会社の為替レートと外国為替市場のレートの差額を見ることで、確認できます。

外貨チャージできる海外プリペイドカードは、プリペイドカード会社が定めている為替レートがあります。

キャッシュパスポートの場合は、以下の通りです。

例として、カナダドルの為替レートを見てみましょう。

1カナダドル=96.27円となっています。

次は、ロイターで発表している外国為替市場の本日のカナダドルの為替レートです。

1カナダドル=88.74円で、今日の外国為替市場では取引されています。

96.27(キャッシュパスポート)-88.74(外国為替市場)=7.53円

つまり、この差額が外貨チャージの際にかかる為替手数料として、上乗せされている訳です。

授業料3,000カナダドルをカナダドルで払う場合の手数料

外貨チャージできるプリペイドカード「キャッシュパスポート」を利用して、留学の授業料3,000カナダドルを支払うと想定して、手数料を算出してみました。

まず、今日(2017年11月2日)の「キャッシュパスポート」のカナダドルの為替レート(96.27円)で、3,000カナダドル払うためには日本円でいくら必要か計算してみます。

3,000カナダドル✕96.27円=288,810円

この時かかる為替手数料は・・・
(2017年11月2日外国為替市場では1カナダドル88.74円)

(96.2ー88.74円)✕3,000カナダドル=22,590円(為替手数料)

「キャッシュパスポート」の場合は、入金手数料として入金額の1%(上記手数料の表の1)を払わなければならないので・・・

288,810円✕0.01=2,888.1円(入金手数料)

カナダドル3,000ドル分を「キャッシュパスポート」にチャージするためには・・・

288,810円+2,888.1円=291,698.1円

必要となり、その内手数料として・・・

22,590円(為替手数料)+2,888円(入金手数料)=28,478円

かかることになります。

手数料に28,478円・・・結構かかりますね。

外貨でチャージする海外プリペイドカードを選ぶときには、プリペイドカード会社の為替レートが良いもの、チャージ手数料が低いもの、または無料なものを選ぶと手数料を抑えられることが分かったのではないでしょうか。

ちなみに、もし外貨と日本円でもチャージできるキャッシュパスポート使って、チャージした日本円を外貨で支払う場合は、日本円でチャージする海外プリペイドカードと同じ支払い方法になります(利用時に MasterCard の決済為替レートが適用され、利用額にキャッシュパスポートの4%の為替手数料がかかる)。

久美子先生久美子先生

日本円でチャージする海外プリペイドカードの手数料は、カードを利用した時に。外貨でチャージする海外プリペイドカードの手数料は、入金/チャージ時にかかることが分かりました。

りゅうが君りゅうが君

海外プリペイドカードを選ぶときは、手数料については確認しておいた方が良さそうですね。

4. 海外プリペイドカードを選ぶポイント

実は、海外プリペイドカードは思ったよりも沢山あります。

そこで、海外プリペイドカードを選ぶ上でのポイントを紹介したいと思います。

  1. チャージできる通貨は何か

    円でのみチャージして使うプリペイドカードか、外貨でのチャージもできるプリペイドカードかを比べて選びましょう。
    外貨でチャージができる場合、どの通貨でチャージできるかも確認しておく必要があります。

  2. 手数料はどのくらいかかるか

    入会金・年会費・ATM 手数料・チャージ手数料・入金手数料・為替手数料・ショッピング決済手数料または海外サービス手数料などの手数料がかかります。

  3. 利用できる人の年齢制限はあるのか

    未成年で使いたい場合は、確認しておきましょう。

  4. プリペイドカードのチャージ残高を日本国内で使えるか

    日本国内でも利用できるプリペイドカードだと、帰国後に残高を振り戻しをする必要がありません。

  5. 留学中に保護者からの送金手段として使えるか

    送金手段として使えるプリペイドカードは、事前に委任状をカード会社に提出しておく必要があります。

  6. IC チップが付いているプリペイドカードか

    IC チップが付いているプリペイドカードは、偽造・スキミングの予防になります。
    IC カードだからと言って必ずしも安全とは言えませんが、磁気カードのみのものよりは安全です。
    また、IC カードの場合、サインでなく暗証番号での決済ができます。

  7. セキュリティーが整っているか

    海外プリペイドカードの専用オンラインアカウントで自由にセキュリティーロックがかけられるか確かめましょう。
    オンラインアカウントで自由にセキュリティーロックがかけられるプリペイドカードだと、カードを使ってないとき、盗難・紛失があった場合などに、自由にセキュリティーがかけられるので安心です。

  8. 為替レートは良いか

    外貨でチャージできるプリペイドカードの場合、為替レートが有利なほどチャージするときにお得に利用することができます。
    一つの判断基準として、空港の外貨両替所の為替レートと比べてどのくらい良いどうか見てみると良いでしょう。

1. 海外プリペイドカードの為替レートの比較と調べ方

海外プリペイドカードは、空港などの外貨両替所の為替レートよりも良いからお得と言っているカード会社が多いようですが、それが実際のところどうなのか、オーストラリアドルの為替レートを参考にそれぞれ調べてみました。

外国為替市場 86.93円
空港の外貨両替所 95.43円
マネパカード 87.58円(-7.85円)
86.87円(-8.56円)※1
キャッシュパスポート 94.35円(-1.08円)
NEO MONEY 90.74円(-4.69円)
MoneyT Global 91.61円(-3.82円)
GAICA Flex 90.45円(-4.98円)

※2017年11月13日付け各海外プリペイドカード会社の豪ドルの為替レート
※差額は空港の外貨両替所(GPA)と比較した金額です
※1マネーパートナーズのFX口座を開設した場合の為替レート

久美子先生久美子先生

上記の表を見ると、全ての海外プリペイドカードのオーストラリアドルの為替レートは、空港の両替所のものより良いことが分かりますね。

りゅうが君りゅうが君

プリペイドカード同士で比べてみると、マネパカードと GAICA Flex の為替レートが比較的良くてお得なようだね。

久美子先生久美子先生

そうですね!
マネパカードはチャージ手数料は無料、GAICA Flex は ATM 手数料や新生銀行への振り戻し手数料が無料だし、為替レートも含め比較的手数料等が安いプリペイドカードと言えるかもしれませんね。

りゅうが君りゅうが君

ちなみに、この数字はどうやって調べたものなの?

久美子先生久美子先生

この数字がどのように出されたのかは、以下の通りです。

1. 外国為替市場での為替レート

ロイターで今日(2017年11月13日)のオーストラリアドルの為替レートを調べてみます。

今日外国為替市場で取引されているオーストラリアドルの為替レートは、1オーストラリアドル86.93円です。

2. 成田空港にある外貨両替所での為替レート

GPA(Greenport Agency Co.,Ltd)のウェブページでチェックします。

今日(2017年11月13日)の成田空港にある GPA で両替すると、1オーストラリアドル95.43円の為替レートが適用されます。

※参照)GPA 外貨両替

3. マネパカード

ここではオーストラリアドルをカードにチャージして、オーストラリアドルを使う場合で計算してみます。

マネパカードの為替レートはウェブ上では発表されていませんが、マネーパートナーズの FX 取引の為替レートに所定の手数料がかかります。

マネパカードに問い合わせたとことろ、手数料は以下の通りでした。

  • 米ドル:1ドルにつき0.8円
  • ユーロ:1ユーロにつき1.0円
  • 豪ドル:1豪ドルにつき0.7円
  • ポンド:1ポンドにつき1.3円
  • 香港ドル:1香港ドルにつき0.3円

マネーパートナーズが発表している今日(2017年11月13日)のオーストラリアドルの取引レートは、1オーストラリアドル約86.87円です。

これに手数料を足すと・・・

86.87+1豪ドル0.7(手数料)=87.58円

これが今日のマネパカードのオーストラリアドルの為替レートになります。

もし、マネーパートナーズのFX口座を開設するとこの手数料はかかならいので、為替レートは86.87円とお得です。(FX口座からマネパカードへの振替手数料は無料)

4. キャッシュパスポート

キャッシュパスポートは、日本円をチャージしカナダドルで使うこともできますが、ここではオーストラリアドルをチャージしてオーストラリアドルを使う場合で計算してみます。

キャッシュパスポートが今日(2017年11月13日)に発表しているオーストラリアドルのレートは1オーストラリアドル94.35円です。

今日、キャッシュパスポートのオーストラリアドルの口座に入金すると、この為替レートが適用されます。

※参照)本日のレート

5. NEO MONEY

NEO MOENY は日本円チャージのみの海外プリペイドカード、買い物などに利用した時のVISAの決済為替レートに4%の NEO MONEY の海外サービス手数料がかかります。

なので、今日(2017年11月13日)オーストラリアで NEO MONEY を利用して場合、NEO MONEY の海外サービス手数料を含む為替レートを調べてみました。

1カナダドル約90.74円が、今日の NEO MONEY のオーストラリアドルの為替レートになります。

※参照)VISA Exchange Rates

6. MoneyT Global

Money T Global は日本円チャージのみの海外プリペイドカードで、買い物などに利用した時の VISA の決済為替レートに MoneyT Global の決済手数料5%がかかります。

なので、今日(2017年11月13日)オーストラリアで MoneyT Global を利用した場合、MoneyT Global の決済手数料を含む為替レートを調べてみました。

1オーストラリアドル約91.61円が、今日の MoneyT Global のオーストラリアドルの為替レートになります。

※参照)
VISA Exchange Rates

7. GAICA Flex

ここでは、オーストラリアドルを GAICA Flex にチャージしてオーストラリアドルを使う場合で計算してみます。

オーストラリアドルをチャージする場合は、まず、新生銀行のオーストラリアドルの外貨預金の口座にお金を入れなければなりません。(GAICA Flex は、日本円を直接外貨にチャージすることはできません。 )

新生銀行の口座で、日本円からオーストラリアドルに移動するときに適用される今日(2017年11月13日)為替レートは87.40円になります。

新生銀行の口座から GAICA Flex に外貨をチャージする場合は、3.5%のチャージ手数料がかかってくるので、新生銀行の為替レートにこれを掛けます。

87.40✕1.035=約90.45

今日の GAICA Flex の為替レートは、1オーストラリアドル90.35円だということが分かります。

【まとめ】海外プリペイドカードを選ぶときは、使いやすさと手数料を比較しましょう

久美子先生久美子先生

海外で使えるプリペイドカードについて説明してたけど、どうだったかな?

りゅうが君りゅうが君

海外プリペイドカードには、日本円でチャージできるカードや外貨でもチャージできるカードがあること、意外に沢山のプリペイドカードがあることが分かりました。

久美子先生久美子先生

そうだね。
どの海外プリペイドカードが自分に使いやすいか、手数料がお得か、比較しながら検討してみて下さいね。