ボストン留学のメリットとデメリット

アリス

こんにちは!ボストン留学中のアリスです。

今回はボストンに1年間暮らして感じた、ボストン留学のメリットとデメリットを紹介します!

ボストンという都市はどこかしら日本に似ていて、アメリカの中では一番生活しやすいエリアです。

なぜなら留学生の求めるものが揃っていて、なおかつプラスアルファの部分がボストンにはあるから。

勉強をする環境が整っていて、交通の便もいい。

さらに大都市ニューヨークや海にも近く、就活目前の学生にもうれしいバイリンガル企業フェアなども開催されます。

もちろんボストン生活にはデメリットもあるけれど、そのデメリットを覆すたくさんの魅力がある場所が、ボストンなのです。

それではボストン留学に関するメリット、デメリットをわたしの体験も交えてご紹介します!

目次

ボストンの基本情報

マサチューセッツ州のなかでも一番人口の多いボストン市。

アメリカの建立に大きく関係する歴史的な場所で、当時のなごりを残しつつも、世界都市として認定されているグローバルな面もあります。

さまざまな面を見せてくれるボストンだからこそ、生活しやすい点が多いと感じます。

(もちろん、デメリットもありますが…)

ボストンはアメリカの北東部に位置する都市。

有名なニューヨークからはバスでおよそ5時間の距離で、マサチューセッツ州の東海岸にあります。

ボストン地図

ボストンは決して大きい都市とは言えませんが、世界都市として認識されています。

学術都市であるボストンのメリットとデメリット

アメリカ最古の大学(ハーバード大学)があるボストン。

一方で、アメリカの最先端の施設もあるボストン。

古きものと新しいものが、文化を尊敬しつつ進化し続ける場所でもあります。

ボストン留学最大のメリットは都会にある学術都市であること

そんなボストンの最大のメリットは、都会ながらも学術都市であることです。

アメリカの特徴といえる大型の大学や研究機関のみならず、リベラルアーツ・カレッジやアートスクールと、分野問わず世界中から学生が集まります。

どんな分野においても「ボストンで勉強していた」というだけで価値ある人材だと認識されます。

大学が集まっているから学生同士の交流ができる

ボストンの地図をさらに詳しく見てみると、ボストン近郊を含め、ボストン市内を囲むように50以上の大学があり、その中に中心街があります。

ボストンの大学地図

そのため、他の分野の学生とも出会える機会が増えるというメリットがあります。

ボストンではどの生徒も学外の活動を通じて、自分の大学とはちがう大学に友達がいるほど。

また、勉強熱心な環境であるとともに、都会の生活が堪能できることが特徴です。

アリス

わたしの印象としては、他の州よりも「自由」に過ごせることができるなと感じました。

ド田舎ということではないし、日々やることに溢れている場所だから、日本でも都会に住んでいたわたしにとって、似た生活ができて快適なのだと思います!

新しい発見が見つかるかも!イベントが豊富なのもボストンのメリット

学術都市であるボストンには、もう一つメリットがあります。

各国からの頭脳派の生徒が集まることから、ボストンはアイデアの宝庫。

それに伴って各大学では無料イベントがたくさん行われています。

このイベントとは、日本でいう文化祭や何かの祭典とは違って、定期的に開かれるセミナーのことです。

たとえば、ハーバード大学では2週間に1回水曜日に、誰でも参加可能なサイエンス関連のセミナーを開催しています。

大学の授業が終わった午後7時から、最新の科学について楽しく教えてくれます。

さらにオンラインで無料配信もしているので、現地に行けない方もセミナーを見れますよ!

アリス

わたしはまだ行けてないのですが、「科学好きの人には特にオススメ、そうでなくても楽しめるよ!」と実際に行った友達が教えてくれたので、紹介しました。

ボストン留学のデメリットは留学費用が高くついてしまうこと

たくさんの大学機関がある中、ボストンの中心部や近郊にある大学は私立大学がほとんど。

語学学校も私立校が大多数です。

そのため学費が特に高くついてしまいます。

また、留学生が多いこともあり、海外の留学生にはとくに、高額学費をもとめる傾向にあります。

わたしも生活費や学費を含めると、1年で450万円近くの費用がかかっています(これでも200万円近くの奨学金をもらっているのですが…)。

ちなみに450万円という金額は、わたしが4年生の大学に通っているからです。

とにかく費用がかかることがボストン留学のデメリット。

ボストン市内は学生で溢れているのに、学生に優しくない街…。

学費も他州より高く、物価もそう安くはありません。

ですが、留学費用を安く抑える手段はある!あります!

語学学校で短期の留学にしたり、コミュニティカレッジで英語を勉強しながら途中で私立大学へ編入するといった手段をとれば、留学費用の節約になるでしょう。

ボストン留学の生活費については「ボストン現役留学生のリアルな生活費を大公開」を参考にしてください。

ボストンの交通の利便性に関するメリットとデメリット

アメリカの中でもこじんまりとした都会街のボストン。

ボストンの位置するマサチューセッツ州も、他州に比べると小さい州です。

州が小さいということで、周辺を観光しやすいという利点があります。

勉強する環境が整っていて、観光地も集まっているので、ボストンは留学にとてもオススメです。

ボストンは交通網がしっかりしているのがメリット

まずひとつ目のメリットを見てみましょう。

ボストンはMBTAという地下鉄、電車、バス、さらにフェリーと、交通網が張り巡らされています。

以下の路線図を見ていただくと、電車だけでも複数の線があるのがわかります。

ボストンの地下鉄路線図

※参照)MBTA

市内の移動はもちろん、車がなくてもある程度は市外にも移動ができて、日本の都心部とあまり違いはありません。

しかも日本と違って「国鉄や私鉄」といったように、いくつもの鉄道会社があるわけではないので、比較的わかりやすいと思います。

なのでボストンのメリットは、他の留学先と比べると交通において便利だと言えますね。

近郊のエリアにいくにも電車はありますし、長距離のバスも昼夜問わず走っています。

つまり、他の州に比べると小さいマサチューセッツは、比較的簡単にいろんな所へ出かけることが可能ということです。

マサチューセッツ州以外の州にも行きやすい

先ほども述べた通り、ボストンは他州へ出かけやすいというメリットがあります。

そのためボストン以外の観光地にも行きやすく、アメリカのいろんな観光地を訪れることができます。

ニューヨークならバスに乗って片道5時間で行ける

「ニューヨークに行きたい!」というときは、ボストンの South End Station(サウスエンド)という駅からバスが出ています。

日によっては片道 $10(1,110円)ほどで、移動時間は平均5時間ぐらいといったところです。

「ニューヨークに留学考えてたけど費用が高すぎる…」という人は、ボストンに留学しても良いと思います。

なぜならボストンはニューヨークよりも物価が低いというメリットがあり、それに加えて勉強をするにはもってこいの環境である大学の街だからです。

カリフォルニアのような海岸にも1時間で行ける

「カリフォルニアみたいな海に行きたいな〜」と思っている方。

ボストンの近くにも海はあります!

なかなか海のイメージはないと思いますが、身近な観光地があるのです。

カリフォルニアの海よりは北にあるのでまったく同じではないですが、車で1時間ほどのところに Cape Cod(ケープコッド)という観光地があります。

ボストンからCape Codはすぐに行ける距離なので、夏もとても楽しめますね。

ケープコッドの海辺

アリス

このようにボストンが有名としている歴史巡り以外にも、他の州にある大都会に出かけたり、他の州にあるような海にも行くことができるので、アメリカならではの体験ができますよ!

歴史は100年以上!でもすぐに止まってしまうボストンの地下鉄

しかし、この素晴らしい交通網にはひとつ欠点があります。

それは主要な交通手段の地下鉄がよく止まる、そして遅れること。

関西圏に住んでいるわたしが例えるなら、JRみたいな感じです(笑)。

ただボストンの場合、アメリカで初めての地下鉄を作った所として有名で、100年以上前にできたトンネルもあるほど。

車両も長いこと使われていることから備品の不良や、地上にも出るので天気によってもよく止まります。

とはいえ、多くの人がよく利用する交通手段なので、悪天候が予想されている日は普段より早く出るようにしています。

特に、冬の積雪時期には1時間以上前に家を出ること。

遠くから出勤・通学する人は大雪の場合は休むのが鉄則です。

ボストンの物価に関するメリットとデメリット

まずはボストンの物価ですが、日本の都心部と大きな差はありません。

消費税に関しては、ボストンの方が日本よりも低いです。

この点では、ボストンのメリットと言えますね。

ですが、お店がたくさんあって物欲が増えやすいのは事実なので、無駄遣いには気をつけましょう。

ニューヨークよりは高くないが、日本より高くつく出費

いくら店の値段が日本の都会並みとはいえ、スタートがその値段。

滞在中にご飯屋さんに何度も外食をしてしまうと、高くつくのは事実です。

とくに後払い方式のレストランに入るとチップを払う必要があって、$15以上はかかると思っておいてください。

外食のときの出費を抑えたいのなら、前払いのお店に行くか、しっかり下調べしてからお店に行きましょう。

また生活用品は大容量で販売しているので、1個あたりの値段が安くても、一度にたくさん買わなくてはならないため、お金を費やしてしまいがちです。

しかもほとんどの場合は、大量購入したものを使い切らずに終わってしまいます。

節約をするなら、必要な時に必要な分だけ買うようにしましょう。

少量版がないか確かめたり、あとは安いアマゾンを利用することをオススメします。

少量版は割高になる場合がありますが、余って捨ててしまうよりも経済的です。

ボストンの消費税は日本より安いが、なにに税金がかかるのか分かりにくい

マサチューセッツ州の基本的な消費税は日本より安い、6.25%です(※2018年8月現在)。

だいたいの店に立ち寄ったら、この消費税が課せられます。

ですが、これに該当しない飲食税が7%だったり、ホテル税(14.45%)というものも存在します。

さらに、税金のかかるものとかからないものが州ごとに事細かく分類されています。

たとえば、食品、日用品のなかでも消費税が課せられないものがあるそうです。

マサチューセッツ州のサイトを見てみますと、主要なものだと税金のかからないものはこのようなものがありました。

・服全般
・くつ
・仮装用服
など
食品・ガム
・のど飴
・食用油
など
日用品・オムツ
・生理用品
など
文具・教科書
・雑誌・漫画
・宗教関連の書物
など
家財道具・肥料
・種
など

このように、とても詳細に分けられています。

ここで注意点は、どういったものに税金をかけるかは州によって決められるということ。

ひとつの例を見てみましょう。

マサチューセッツで服を購入するとします。

すると、基本的には各購入品が$175(約2万円)上回らなければ、税金は課せられません。

消費税も課せられないです。

これはもちろん、ボストンでも通用するルールです。

ですが、他の州で同じ服を買うと、その州で決められた税金が課せられてしまいます。

つまり、ここからわかることはマサチューセッツ州では税金が免除されているものがあっても州をまたげばルールは違うということです。

アリス

値段が$175以下の服は、ボストンで買うと安く済みます!
お買い物好きな人、アメリカにしかないブランドの服を購入するいい機会になりますよ。

留学生は多いけど、日本人が少ないボストンで留学するメリットとデメリット

マサチューセッツ州はアメリカの中で4番目に最も留学生の受け入れを行っています。

留学生の受け入れが最も多い州

そんな中、留学生を多く受け入れている他の州と比べてみても、マサチューセッツ州は小さいことがわかります。

それでもアメリカの中では留学生の受け入れが4番目に多いなんて、驚きですよね?

米国国際教育研究所(IIE: Institute of International Education)の2017年の調査によると、マサチューセッツ州全体の留学生の人数はなんと6万人超。

この中でもボストン周辺に留学している学生は3万人もいます。

留学する場所がほかにもあるにも関わらず、半分以上がボストンを選んでいるのです。

いかに留学生に好まれる街なのかが、数字だけでもわかりますね。

アジア圏の留学生が多く、ホームシックにならなかった

5月に大学1年目が終わりましたが、思っていたほどホームシックにはなりませんでした。

ひとつ目の理由として、以前にも海外に住んでいたことがあったからかもしれません。

ですが、先ほどのマサチューセッツ州のデータを見ていたら留学生の出身国にも関係してくるのかなと思いました。

この調査には他にも項目があって、留学生がどこの国出身であるかも調べています。

その中で、なんとトップに入っている国のほとんどがアジア諸国だったのです。

1位中国33.6%
2位インド15.2%
3位韓国4.7%
4位カナダ3.9%
5位サウジアラビア2.6%

60%近くの留学生はアジア諸国の出身であることがわかります。

考えてみると、確かに大学の近くを歩いていたら、アジアの生徒をよく見かけました。

アジア人の留学生が多いことで有名な大学の近く住んでいたからかなと思っていましたが、データを見てみるとわたしの感じていたことは間違っていないようです。

このこともあって、大学の周りには色んなアジア料理屋さんが立ち並んでいます。

また近年アジア料理ブームがきていることもあって、タピオカ店をたくさん見ます。

しかも日本より安くて、台湾のタピオカブランドが上陸してたりと、もうタピオカ好きにはたまりません!

また、中華街にいけば比較的安く中華を食べられて、馴染みのある味にホッとできますよ!

ボストンの中華料理

12/13/17 撮影

確かにボストンには日本食のお店は少ないし、日本人も少ないですがアジアの雰囲気はあります。

それでも、馴染みのある雰囲気が存在しつつ、かつ勉強する環境が整っているメリットをもつボストンは、日本人が留学するのにいい都市ではないでしょうか。

はじめて留学する人はホームシックになるかもしれない…

日本人が少ない分、いろんなことに共感できる人が少ない故にホームシックになることもあるかもしれません。

しかしこれだけ留学生が多いボストン。

きっと同じ悩みを持つ学生はいるはずです。

悩み相談はとくに、人と知り合うにはもってこいの材料だと思います。

なので小さい困りごとから、周りに助けを求めることを通して友達ができるはずです。

アリス

大学の教授もとても優しい人たちなので、彼らにも相談してみると、人を紹介してくれたり面倒を見てくれたりもしますよ!

日本人が少ないがゆえに仲間外れにされることもある

いくら学校にはアジア人がいたとしても、キャンパスから一歩出ると、西洋文化に飛び込んだひとりの日本人として認識されます。

それ故、差別に直面するというデメリットがあります。

でもボストン自体は、とてもリベラルな場所で異文化理解が他の州よりも教育されています。

それでもこのような教育を受けていない人、保守的な人などがいるのは事実です。

そこでわたしが感じたのは、差別を受けているというより仲間外れ・仲間に招待しにくいのではないか?という点です。

仲間に招待しにくいから、単純にお互いの共通点を探せない。

一緒にご飯行ったり課題をしたり、時間をかけて知り合うことに勇気を出せないのかもしれません。

現にボストンにいる間、アジア人は同じアジア人同士、白人は白人同士と明らかにかたまっているグループを見たことも何度もあります。

これは日本人が日本人留学生の少ない留学先を探す理由のひとつ、一緒に行動してしまうことを恐れていることと同じなのではないでしょうか。

仲間を積極的に作っていくことが他人を理解する機会になって、差別も減るのではないかな?と思いました。

また、差別する側の人は経済的に裕福な育っていることが多かったり、地域全体が保守的、地域のほとんどが白人・ほとんどが黒人など、自分の価値観からしか意見を言えず、無意識に差別をしてしまうことがあると思います。

とくに学生はまだ、差別というワードがピンときてないことがあり、悪気はなくて、どう接すればいいのかわからないだけという場合もあります。

こういう時は自分の価値観や考えを示すのはむずかしいけど、激しく反論したり、反対にただ流してしまうよりかは、一意見としてなんで差別的な発言をしたのか考えることが大切だと思いました。

たとえば、授業で差別のことを話題にしている時があるなら、しっかりと自分の意見を伝え、他人の意見も聞くことが大事。

多人種ではない日本ではあまり話題にされないトピックなのでとても勉強になります。

しかし、誹謗中傷目的で差別する人ももちろんいます。

あまりにひどい差別を受けている場合は必ず学校に相談しましょう。

日本に似てる部分が多いボストンは生活しやすい

日本人はたしかに少ないボストンですが、日本人に留学先として支持される理由があります。

それは、日本と似たような生活リズムがあり、人の雰囲気も似ているからかもしれません。

日本に馴染みのある環境の中で生活できるというメリット

ボストンは、文化交流を目的とする姉妹都市の関係を京都市と結んでいます。

それもあって馴染みのある桜がたくさん植えてあり、わたしの学校にも立派なしだれ桜がありました。

大学側も日本と姉妹校になっていたり、交換留学を行っていることもあって、他の大学のキャンパスにもたくさんの桜の木を見た覚えがあります。

そのため、馴染みのある風景を楽しみながらボストンでの生活を送っているように感じました。

また、歴史がつまっているという点では京都にも似ていると言えます。

大きな災害がなく、争いごともボストンにはほとんど及ばなかったこともあり、古いと200年も前に建てられたビルが残っていて、今でもアパートとしても使われています。

ボストンの建物

2/11/18 撮影

上の写真の建物が町中に永遠と続いていて、綺麗に保たれています。

このように日本みたいに歴史大切にしているため、親日家の方も多いです。

たまに人が冷たく感じるときもある

ボストンに住んでいると、日本人とボストンの人は似ているなと感じることがありました。

ボストニアン(ボストンに住んでたり、仕事をする人)はとても真面目で他人に干渉したりしません。

考え込む男性

通勤時はみんなスタスタと歩いて、自分のことに集中している人がほとんどです。

これは日本のサラリーマンと似ているな、と思いました。

なので、無理にフレンドリーな人を振る舞う必要はなく、日本にいたときと変わらない態度で日々を過ごせるというメリットがあると思います。

でも裏を返せば、アメリカに留学するとイメージしがちな「あたたかい人柄」というものはボストンではあまり感じられないかもしれません。

発展しているボストンでは、「自分のやることに意味がある!」と仕事熱心な人が多いので、普段は忙しくしていることが一般的です。

だからといって冷たい人では決してなくて、優しい人がほとんどなので安心してください。

ボストンは学生にとって治安が良いのがメリット

「留学するなら治安のいい所にしてね~」

「〇〇は治安が悪いことで有名だからいっちゃダメ!」

こう言われたことはないでしょうか。

留学先の治安は留学生本人も、まわりの家族も心配するものですよね。

しかも日本のような安全な国に住んでいると、「外国の治安は悪い」という印象が強く、少し怖く思えてしまいます。

ボストンは「治安がいい」と感じた

1年間ボストンで過ごして感じたことは、ボストンは安全だということ。

ボストンは中心街を囲むようにたくさんの大学があるため、とくに心配することなく普通にひとりで行動していました。

日中は商業施設が空いてますし、基本的にはビジネス街なので、人がたくさん行き交っています。

そのため、わたしはとくに不安とや危険を感じることはなかったです。

さらに大学には警備員がいます。

ほとんどの学校は24時間体制で、寮の受付にも警備員がいるところも多いです。

警備員でも銃を持ち歩いているので、セキュリティー体制はきちんとしていると言えます。

また、ボストンに住んでみて言えることは、ボストンに留学していると治安の悪いエリアに行く必要が全くないということです。

その理由のひとつとして、基本的には事件が起こったりするエリアは発展していないエリア、貧困層が多く住んでいる場所で、そこへわざわざ行く用事がないからです。

また、地形的にみると、治安の悪いことで有名な地域はボストンの中心街や大学のあるエリアから遠いところにあります。

Dorchester 地区や Mattapan 地区はボストンから電車で移動すると1時間以上近くかかりますし、何かが有名とかでもないので行きません。

エリア的に裕福なエリアに挟まれている Roxbury 地区も、やはり貧困層が集中している地域であまり行く用事がないので通りません。

以前治安の悪いと言われる地域にあるホームレスシェルターやスーパーでボランティアを何回かしましたが、日中はとくに問題はないように思えました。

なので、ボストンに留学し、滞在する分には安全だといえます。

アリス

ただ要注意エリアに行く場合は、日中に行動するとか、一人では行かずに友達と出歩いたり、まわりを意識しておくことがいいと思います。

ボストンが「治安が悪い」と思われてしまう理由

先ほど述べたように、ボストンは安全だと思います。

でも、これはアメリカでの「安全」というニュアンスからのもので、日本でいう「安全」とは少し違う価値観だといえます。

たとえば銃が容易に入手できてしまう点では、日本より危険に思えるかもしれません。

また日本も同じですが、都会では犯罪が多数起きます。

Gaccom 安全ナビ というサイトを見ても都心はとくに、犯罪が起きていることがわかります。

ボストンも都会なので、犯罪がないとは言えません。

そのほかには圧倒的な貧富の差が関連しています。

とくに、貧富の差の影響を受けた犯罪がボストンでは多い印象を受けました。

アメリカは日本よりもはるかに貧富の差は激しく、貧困の地域には薬物の問題もあるからです。

夜は暗い分、薬物や遊び、放浪するのにうってつけの時間帯なので夜に多くの犯罪が行われます。

夜でも出歩ける日本に対して、ボストンを含むアメリカでは、夜は一人で出かけないことが基本です。

日本の環境とは全く違うものがあるので、もちろん日本ほど安心!とは言えませんが、日頃生活していく分には危険はないと思います。

また、大学などに留学すると、メールリストにも登録されます。

このメールリストを通して怪しい人や事件などの情報も配信している学校もあり、情報が伝えられるので不安は半減するでしょう。

ボストンは大麻が合法!臭い匂いに注意

2016年から大麻(マリファナ)はマサチューセッツ州では合法になりました。

そのため大麻の所持が可能となり、ボストンの公共の場で普通に吸う人を見かけます。

一番デメリットに感じるのは、外から流れてくる大麻の匂いです。

大学の敷地内では法律上吸うことは禁止されていますが、特徴な匂いは遠くからでもわかります。

わたしはこの匂いを臭いと感じていて、いつまでたっても慣れません。

週末になると外でよく人が吸っているので、とくに夜は匂いが流れてくる時もあります。

注意しましょう。

※日本では大麻取締法により無許可の大麻取扱は禁止されています。

歴史と芸術に溢れるボストンのメリットとデメリット

ハーバードやMITといった、頭脳派が最も集まってくる学術都市のボストン。

勉強は重要ですが、留学している地域や国の文化に触れることも醍醐味です。

その点でボストンは留学に最適だといえます。

ボストンに留学するメリットは文化や芸術が体験できること

ボストンは大学の街であると共に、文化に芸術など、やることに溢れているのが最大のメリットです。

ボストンのお皿と雪景色
ボストンの美術館とクレープ

カルフォルニアの学校や、同じマサチューセッツの UMass Amherst(アマースト地方)などは田舎にあります。

そのため周りには特になにもなく、広大な大学のキャンパスを構えて college town として成り立たせていますが、学校以外の施設がほとんどありません。

つまり、ボストンみたいに学校の近くにレジャー系のアクティビティが全くないのです。

しかも、田舎から街中に出るのは遠くて大変。

それに比べるとスポーツ観戦、グルメ、史跡巡り、美術館に、カフェといったことができるボストンは楽しい留学地だと言えます。

文化や美術の宝庫のボストンに潜むデメリットとは?

このようにたくさんのイベントや観光地があるボストンですが、歴史や美術に興味のない人にはボストン留学が魅力に感じられないかもしれません。

みんなが観光地を行っているからといって、必ずしも観光をしなければならないことはありません。

多くの観光名所では入場料を徴収されるので、むしろお金を節約することに繋がります。

観光に興味ない人は、学校内のクラブや団体に参加するのがオススメです。

学術都市だけあって学校がたくさんあり、各学校にはユニークな団体が数多くあります。

学部に関連した団体もあれば、趣味の延長で参加できるロボコン研究、カフェ巡りクラブ、ヨガクラブなど、他の大学生と交流できる場があります。

これらは強制参加は決してないので、自分のペースで参加できてうれしいです。

年度の始めだけじゃなく、途中参加も大歓迎なので行きやすいことも魅力です。

また、各団体や学校によっては他校の生徒も参加自由なところもあります。

主にイベントやパネルセッションの時がほとんどですが、他校の生徒とも交流できますよ。

「大学にはイベントはたくさんあるけど、学校以外のイベントにも参加したいな~」と考えている人にオススメなのが、Meetup というサイトです。

こちらは自分の興味のあるイベントを探せるサイトで、アプリもあります。

「今日は特にやることないな~」といった日に、サクッとMeetupでその日開催されているイベントが検索できるものです。

自由に参加できるイベントばかりを集めたサイトになります。

meetup

ボストンの中でもたくさんのグループもありますし、いろんな体験ができちゃいます。

実際サイトを見てみると、どこどこの地元の人用のサッカー会があったり、仕事終わりに飲みに行こうぜみたいなグループだったり、ジャンルに問わないイベントやグループがありました。

またもうひとつ、Boston Japanese & English Language Club といって日本語と英語を教えあうグループもありました。

留学生なら興味があるイベントなのではないでしょうか。

小さくて団結したコミュニティが多くあるボストン

ボストン留学について調べると、「学術都市」「大学がたくさんある」と紹介されていることが多く、なんとなく学生の街であることがわかるかと思います。

だからといって、学生からしたらこれにはどういうメリットとデメリットがあるのかあまりピンときませんよね?

わたしも当初あまりピンとはこなかったのですが、印象に残ったことは大学が一つの地域に集まっているから、団結したコミュニティがあることでした。

メリットはすぐに友達の輪が広がること

ボストンでの留学を始めた頃、ひとり気の合う友達ができると、その友達にさらに新しい友達を紹介してもらう、その友達からまた他の友達を紹介される、という不思議な連鎖が起きました。

こうしてみんな、お互いに気が合いそうな人を紹介する傾向にあります。

わたしの親友も、友達の紹介を通して知り合いました。

ここで感じたメリットは、ボストンに留学して友達を作るとみんなものすごく面倒見がいいということ。

これはアメリカ人の性格からという理由が大きいかもしれませんが、もうひとつの理由はボストン周辺の大学生同士、お互いに繋がりたいんだと思います。

なぜなら、その友達関係が続けば将来の仕事につながったりするからです。

また、このような考えはなくても、割とフランクに仕事やバイトの紹介をしてくれますし、勉強などのアドバイスもしてくれます。

クラブのグループチャットとかでよく、「〇〇のバイト興味がある人は連絡ください!」というふうに活動に関係のないお知らせが来たりして、気軽に情報交換しています。

つまり、お互いライバルでもあるけど、支え合って大学生活を送っていることが魅力です。

この他にも、教授と仲良くなって生徒が勉強熱心だと感じてくれると、イベントに招待してくれたり、インターン・長期の仕事も紹介してもらえることもあります。

いわゆるコネがすごいんです。

もちろん紹介といってもその場ですぐ採用とはなりませんが、貴重なチャンスはたくさんもらえます。

デメリットは、しつこいと思ってしまう連絡の頻度

面倒見のいい友達や先生というのを裏を返せば、しつこいと感じてしまうことがあります。

たとえばわたしの場合、日本とボストンを行き来するのでよく友達の家を泊めてもらうことがあり、友達の家族とも仲良よくなるのですが、友達のご両親の中にはマメでよく連絡をしてくれる人もいます。

友達もその両親も、日本人の女の子がひとりで留学しているとあって、心配なのだと思います。

でも忙しいときに連絡がたくさん入ってくると、めんどくさいと思ってしまいがち…。

頻繁に連絡をくれることを、人によってはデメリットに捉えてしまうかもしれません。

しかし、やはり長く関係を続けたい場合はマメに連絡を取ることが大切です。

忙しい時期がわかると「この期間の間はあまり連絡できません」と素直に言うと理解してもらえますよ!

教授が相手だとしても、これは変わりません。

コミュニケーションはとても重要視されます。

この一言だけでも言うと、このデメリットは解消されるのではないでしょうか。

ボストンの気候は北海道みたい!夏はカラッと冬は極寒、服の調節に注意

ボストンは札幌市と似たような緯度にあります。

そのため気候も同じように夏はカラッとしていて、冬には雪が降ります。

ボストン市内と札幌市内の雪景色

夏は快適!カラッとした暑さが特徴のボストン

ボストンの夏は、日本みたいに湿っぽくなくて快適です。

雨量も少ないので、外で活動をたくさんすることができることがメリットになります。

観光するところもたくさんあるから、うれしいですよね。

わたしが体験した限りでは、冬からすぐに夏に季節がかわったので、夏の時期が長いなという印象です。

やはり寒さは敵!上着は夏でも持ち歩くべし

しかし、デメリットは冬の寒さです。

北海道と同じ緯度であることから、雪も降ります。

また、夏場も服装にも困ってしまいます。

なんたって気候がよく変動するんです…。

こちらは2018年、冬が終わり、春をすっ飛ばして夏に季節変わりしたボストンの写真になります。

初夏のボストン

4/26/18 iphone 撮影

5度だった気温が突然、週があけると20度と夏のような暖かさになり、何を着るか迷ってしまう毎日でした。

そのため、わたしはいつでも上着を持ち歩いています。

不安定な気温も理由ですが、とくに中心部ではビル風がよく吹くので涼しい風が吹くからです。

また、建物内は冷房で冷えているので日本の湿った夏を想像して短パンを履くと寒い思いをするかもれません。

個人的には短パンはほぼ履くことがなくて、半袖・ノースリーブに通気性のいい長ズボン・ロングスカートが多いです。

たとえ短パンを履いたとしても、上着にパーカーなどを着て過ごしています。

アリス

長年ボストンに住んでいる人でさえ服の調節がなかなか難しいそうです。

ボストンでの一年間の学生寮を終えて感じた寮生活のメリットとデメリット

寮生活は、アメリカでは大学生になったことの証。

ほとんどの大学は少なくとも1年目の寮生活を勧めていることが多いです。

もちろん寮は友達を作るのに最適な環境でもありますし、大学に住んでいることでいつでも施設が使用できるメリットがあります。

しかし実際住んでみないとわからないデメリットもいくつかありました。

いつでも人がいるから、寮は心強い

まずひとつ目のメリットは、寮に住むとひとりぼっちにはならないという点です。

これについてはメリットとデメリットとして成り立ちますが、まずメリットである理由から説明していきます。

セキュリティがしっかりしている所も、寮のメリットです。

学校のキャンパスには24時間体制で警備員がいますし、寮の受付にも駐在していることがほとんど。

海外に住んだことがない人にも安心です。

また、同じ学年なら同じ寮にいることが多々あるので、友達と一緒に住むことになります。

いつでも会えますし、簡単に部屋へ行き来できます。

遅くまでワイワイしゃべったり、一緒に勉強したりと、最高の環境です。

また、スケジュールも合わせるのが簡単になので、ちょっとした買い物にくだけでも一緒に外出できて楽しいです。

勉強に集中できる環境が整っている

寮生活のもう一つのメリットは勉強の環境です。

寮は大学の近くにあるので、遅くまで大学の施設が利用可能。

大学によってルールが少し違ってきますが、わたしの大学では図書館が平日だと夜中の2時まで空いています。

部屋にいるルームメイトに迷惑をかけたくない人、テスト勉強や課題に集中したい人は、寮のすぐ側にある図書館で勉強できるので、とてもいい環境です。

資料を広げられる大きな机、充電のためのプラグもあります。

長時間の滞在がわかっている時はブランケットやご飯を持ち込む時もありますよ。

寮生活をすると、絶対1回は図書室にお世話になります。

また、警備が24時間体制ということもあって、図書室に空いてる場所がなくても教室が夜中まで解放されているので、プレゼンの練習だってできます。

寮はプライバシーゼロというデメリットがある

しかしそんな寮にはデメリットもあります。

それは、どうしてもひとりの時間が減るということです。

先ほども言ったように、1年目は寮に住むことが条件の大学がほとんどです。

そのため一人でも多く収容するために、一部屋に2人、もしくは3人とルームメイトと住むことになります。

ひとりっ子でひとり部屋で育ってきたわたしには、つらいなと思うこともありました。

なぜなら、ひとりの時間が好きだったからです。

ルームメイトが嫌いというわけでは決してないのですが、ひとりの時間がどれだけ贅沢だったのかを思い知らされました。

けれど、そう思ったのもはじめの方だけで、お互い日中は授業があるので忙しい分、慣れてしまえば苦思うことは少なくなりました。

このことを気にしていた頃は、授業あとにひとりで街に出てカフェを探したり、散歩したりと一人の時間を自分から作って過ごしていました。

また、寮生活はルームメイトだけと住んでいるわけではありません。

隣の部屋の人、同じ階に住んでいる人ももちろんいます。

そこで感じたのはパーティ文化のすごさ。

楽しいのは共感できますが、毎週パーティに行く人もいるので週末は騒がしいです。

とくにパーティが行われるの金曜日は、みんな夜遅くまで活動しています。

そのこともあって、明け方にはパーティ帰りの酔いつぶれた生徒がいるので注意しましょう。

このデメリットを回避するためには、ルームメイトを申し込むときに自分の要望を細かく記載すること。

お酒を飲まず、早寝早起きをする人を要望したり、書いておけばその記述に添えるようにしてくれる学校も多いので試してみましょう。

ボストン留学を仕事に活かす!就職に関するメリット・デメリット

ボストンに留学される学生にとって嬉しいのはボストンキャリアフォーラムという就職フェアがあるという点です。

このキャリアフォーラムとは、バイリンガル(2ヶ国語を使いこなす)な学生と企業の出会いの場になります。

つまり海外大学進学者や留学経験者のための就活フェアということです。

日本の就職フェアでは英語を使った仕事のチャンスが少なかったり、今までやってきた経験を認識されなかったりするのですが、このジレンマが起こることが少ないです。

なせなら、就職フェアには日本のみならず世界各国の企業が参加していて、実際に人材担当者とイベント期間中にじっくり話せるから。

また、日本以外での就職を得られるチャンスの場として、学生にはいい条件の揃った就活フェアになっているのです。

ボストンキャリアフォーラムの特徴

ボストンキャリアフォーラムのひとつの特徴は、フェア開催中の3日のなかで内定が獲得できてしまうところ。

しかも、フェア自体は参加無料なので余計な出費をせずに留学先で就職活動が可能となります。

参加無料ということもあり、毎年行っても損はなく、企業を知るよい機会になるのでオススメです。

また、「自分を売る・売り込む」練習にもなります。

自分を宣伝することが基本のフェアなので、企業の人との関係が密になるのもポイント。

注目している企業を勉強したり、毎年顔を出すことでスタッフは覚えてくれます。

つまり、自分の成長を見せることになり、関係を作りながらも企業にアピールすることが可能になるということです。

2つ目の特徴は、インターンの機会も得られるところです。

これは大きなメリットで、就職の段階にいなくても、今後の就職につながる大企業でのインターンも獲得できてしまいます。

就職の幅を広げるチャンスとなるので、インターン探しの場として行ってみる価値があると思います。

アリス

わたしも2018年度のボスキャリに参加予定なので、またの機会に詳細が書けたらなと思います。

就職フェアのデメリットは決まった人しか参加できないこと

しかし、この就活に有利というのは決まった条件を満たしている人だけになります。

というのも、ボストンキャリアフォーラムは「日英バイリンガルのための就活・転職」をサポートしている場だからです。

参加するには、最低1年以上の留学経験がなくてはなりません。

開催地もボストンと海外ですから、4年生大学に在籍している学生も多いはずです。

そのため1年しか留学していない人は4年間留学している学生と競争しなければなりません。

留学期間が短い人にとっては、大きなメリットにならないと考えられます。

留学生はインターンもできないことが多い

また、ビザの問題で就活に有利なインターンができないという問題も生じるかもしれません。

「ボストンキャリアフォーラムでインターンのチャンスがある」と紹介しましたが、これは日本国内でのインターンを行っている会社でなければなりません。

なぜなら、学生ビザだとインターンや就労できない条件があるからです。
※インターンをする場合は特定のJ1インターンシップビザが必要です。

つまり、学生ビザではアメリカ国内で仕事の経験を積めないことになります。

就職自体に有利なものがなく、有利になることは語学を学んだということだけ、なんてことも起こり得ます。

インターンの条件について質問する際は、インターンの場所やビザの条件を尋ねることが非常に重要です。

ボストン留学のメリットとデメリットのまとめ

いかがでしたか?

ボストン留学は学業ももちろんですが、自分を多方面で成長させるのに重要な場所がたくさんあって、魅力的です。

また、他の州と比較しても、留学をしながらも文武両道な生活ができる環境が整っていることが最大のメリットだと言えます。

デメリットに思える部分も確かにありますが、メリットに変換できる点もたくさんあることは事実です。

そのデメリットをどうメリットに変えていけるか、どう捉えられるかも自分次第だと思います。

実際にボストンで過ごしてみると、学ぶ環境としては刺激的で、視野の広がる留学場所なのではないかと考えます。

アリス

わたしはボストン留学のメリットもデメリットも楽しみながら、留学生活を満喫しています!